映画三昧記
                             
*2008年~ *2010年~ *2012年~  *2014年~  *2018年~  *2019年~ 
 *2020年~ 

映画三昧記2021年11月12日
●僕もほうとうを食べます。

「恋する寄生虫」を見た。

潔癖症の孤独な青年と視線恐怖症の不登校女子高生の二人が
生きづらい現実にさいなまれながら、恋のゆくえは・・・。そして二人の秘密とは・・・。
しかし、全編、抽象的な映像と会話に終始し、アホな話に付き合わされる過酷さ。
小松奈菜だから、奈菜だから、見たんだよ。あ~、つらい・・・。

「Mr.ノーバディ」を見た。

断然、面白いぞ!
冴えない中年男がある事件をきっかけに豹変する?いや、自が出る。
とことんキレまくる、殺しまくる、凄腕の男の正体は?
「ジョンウィック」の脚本家、「ハードコア」の監督、有名なスタントマンチームが見せる
昇天するほどの小気味いいアクション、炸裂しまくり。いいぞ!

「ブラック&ブルー」を見た。

麻薬に関わる汚職刑事たちの殺人を目撃した同僚女警察官。
同僚から追われ、また、ギャングにも狙われる八方塞がりの正義の戦いを描く。
よくあるパターンだが、これがテンポ、脚本といい、これまた面白い。
*上記の二作とも、ユニバーサル、ソニーのメジャー映画だから、はずさない!

ドイツ映画「ガーディアン」を見た。

ドイツ映画だが、ワーナーブラザース配給ということは、本国で大当たり、
これで世界配給にもうなづける、ガンアクションのスタイリッシュさに見応えあり。
2012年作、早く見ておけば良かった。でも見れて幸せ。レンタル店に大穴ありか。

「インヘリタンス」を見た。

富豪の父の急死。残されたものは父が30年もの森の地下室に監禁していた謎の男。
このシチュエーションだけで引っ張るには少々つらい。

「マザー」を見た。

長澤まさみが熱演で評判とのことだが・・・。
話は実話ベースの育児放棄の展開。とことんクズ親ぷりに、もう生理的に、
この手は受け付けない。見たくもない。監督は「さよなら渓谷」の大森立嗣。
このお方の映像は、長回しの演技でやってくださいが・・・、どうも鼻につく。もういい。

「キラーハント」を見た。
ガンアクションが売りで見たが、そうではなかった。

映画三昧記2021年11月2日
●僕は老害です。

消極的に「老後の資金がありません」を見た。

読めていた、ドダバタ喜劇と。見る気もなかったけど、映画の虫が確認作業に走る。
はい、案の定、テレビドラマのノリです。あ~眠気が襲う・・・。つい寝る。
年配者対象の映画、これでもいいでしょうが、まだ、「終わった人」の方が好きです。

映画三昧記2021年10月30日
●僕は恥じる、懺悔する。

フランス映画「私は確信する」を見た。

フランスで実際に起こった未解決事件を題材にした法廷サスペンス。
妻が失踪し、夫が殺人容疑者として裁判10年。冤罪か有罪か?
法廷劇は下手をすると退屈極回りないことに陥るが、
編集の上手さとテンポよい脚本にグイグイ引き込まれる。
素晴らしい。

映画三昧記2021年10月29日
●僕は吐き気する。

「そして、バトンは渡された」を見た。

何度も映画館で、この予告編を見せられてきた。
予想しない展開、泣ける!のアオリ方に、つい見た。
人の命を繋いでいくシリアスものと思ったら大間違い。
身勝手な女が娘の為と、3人の男を翻弄する、とんでもない空虚なバカ話。
登場人物、ほぼアホなのかと疑いたくなる。その上、後半、泣かせてやる、
泣け、泣けのシーンに、腹が立つばかり・・・。
ここまで苛立った映画、製作陣の神経がわからない。嘔吐したくなるよ。
でも、結構、レビュー評価が高い。それが今の日本人か・・・。

映画三昧記2021年10月26日
●僕は圧倒される。

「最後の決闘裁判」を見た。

リドリー・スコット監督、やっぱ、やってくれる!まさに傑作です!
1386年のフランスが舞台。友に妻を強姦されたと訴えた決闘裁判を描く史実の歴史大作。
脚本、構成の巧みさに2時間33分の長尺に及ぶが飽きさせない。
リドリーならではの映像のこだわりは、ここでも最大限に生かされている。
また、マッド・デイモン始め俳優陣の演技もいい。
個人的には好きな題材ではないから、この映画はDVDでもいいと思ったが
”絶対、見なさい!”の不思議な心の後押し、直感も正解。
本当に素晴らしい!大満足です。映画の醍醐味は映画館で見るべしです。シアワセ。

「めまい 窓越しの想い」を見た。

人生に疲れた30過ぎの契約社員OLを窓越しに想う高層ビル清掃員の物語の予備知識に
甘いラブストリーと思いきや、閉塞感に満ちた日々を独特の世界観、描き方は異質。
見ている側も不安に陥れられる。少々、ベタな逸話にウンザリするが、
予想を裏切る展開に、この監督の感性に、最後はハマってしまった。

映画三昧記2021年10月22日
●僕は城壁は登らない。

早速、待望の「G.I.ジョー 漆黒のスネークアイズ」を見た。

パラマウント、MGMのハリウッド映画が本格的に日本ロケの忍者モノ。
アクション監督は、あの「るろうに剣心」の谷垣健治の実績で白羽の矢か・・・。
相当、私は首を長くして待っていたが・・・、
冒頭で「モータルコンバット」の匂いがプンプンのイヤな予感にさいなまれていく・・・。
内容は、製作費ふんだんにアクションを繰り返すがトキメキはない、
よくある羅列に終始。はっきり言って面白くない。谷垣健治らしくもない。
ただ出演者に快作「ザ・レイド」のお方が出てるのにビックリ、また唯一、良かったのは、
日本側から石田えりが城主のドンを張って見事にアクションもこなしている。
いい役ももらっているところが、私には最大の見せ場でした。

怒涛のはしごで、「CUBEキューブ」を見た。

謎の立方体続きに閉じ込められた男女6人の脱出劇、
1997年、映画ファンを驚愕させたカナダ映画「CUBEキューブ」のリメイクとは・・・、
大丈夫かいな?この最高傑作をどう扱うのか?ハードルは高い。
本家には到底敵わないと見たが前半まずまず、後半どんどんジリ貧、案の定、脚色しすぎ。
エンド曲は星野源、更に映画の世界観をぶっ壊す酷い出来が、この映画にダメ押し。
もう、伝説映画のリメイクに、簡単に手を出さないことです。邦画が泣く。

映画三昧記2021年10月20日
●僕と口吸い。

「燃えよ剣」を見た。

ハリウッド仕込みのカット割りを多用する原田眞人監督らしく、いつものように
冒頭から驚くほどの細かいカット数を重ねる、どのシーンも、俯瞰の長尺ワンカットもない。
見ている方は疲れる、疲れる・・・。この原田監督の悪い癖ににウンザリする。
ただ後半の新撰組の池田屋襲撃事件の描き方から、大作にふさわしい重量感と、
製作陣の時代劇に賭ける意気込みは充分、伝わってきたので、良しとします。

「ミッドナイトスワン」を見た。

2021年度日本アカデミー賞の作品賞に輝いた。待望のDVD化。
いいこといいが、でも期待ほどでもなかった。期待値が高いからではない。
全体的に覆う、どこかドラマの浅さと、微妙にベタな演出に少し興醒めする。
そこを救うのは、草薙、共演の女の子の頑張りが賞に導いたような気もする。

「ヨコクソン」を見た。

韓国ホラー。そら、こんなしょぼいホラー、お蔵入りでいい。
2018年作なのに今更に最新作DVDか。コロナ禍の映画新作不足の悪い影響。

「大コメ騒動」を見た。

映画にすることもない。井上真央も大変です。

映画三昧記2021年10月18日
●僕は銃弾の雨あられに見舞われる。

「キャッシュトラック」を見た。

ガイ・リッチー監督とジェイソン・ステイサムが久々にタッグ。
突っ込みどころはあるが、手放しで面白いのだ!
現金輸送車強奪をめぐるネタのありきたりさに危惧を抱いたが、
そこは簡単にすまない。クールにハードに。レビュー評価は普通だが
私には、はまった。ラストの銃撃戦の半端なく脳天をつらぬく音響、
特にハリウッド独特の音楽は厚みがある。

台湾映画「引火点」を見た。

公害問題を機軸に殺人事件の謎を解く検視医師のサスペンス。
いろいろな謎解きをほどこすが、こうひねったら着地点でしょう感で浅い。
ただ退屈はしない。台湾映画も頑張っているのは伺える。

「ファーザー」を見た。

アンソニー・ホプキンスがアカデミー主演男優賞に輝いた、
認知症をテーマの父娘の葛藤話。これはいいでしょうと思ったら、
あまりにも認知症の描き方が醜い。認知症を身近に見てきた私にとって、
そんなアホな~の連続に無性に腹が立ってくるばかり・・・。
製作者のいやらしい意図にも更にむかつく。

「ゾッキ」を見た。

竹中直人、斉藤工、山田孝之の三人の監督で描くパッワークな
監督が自己満足映画。どうでしょう、映画してます、冒険してます、
ハイ、ウザイだけです。趣味ならいいが、金取るな!

遅ればせながら、「ディストラクション・ベイビーズ」を見た。

柳楽優弥の暴力映画ということでずっと避けていたが、あるTV番組で菅田将蹕が
アドリブかましたら、殺気を感じたほど怖かったと口ちゃべっていたので。
まあ、それにしても、よくも、これだけ全編、暴力ばかりにウンザリする。
この映画に協賛する企業もロケ地も配給会社も、よく作ったものだ。そこに感心する。

「アサイラム」を見た。

山深い精神病院を研修のため訪れた医学生。ただ、その院長は
その病院をのっとった精神病患者だったという・・・、このモチーフだけで面白いから
つい、見てしまう。監督の腕もいい、製作もメル・ギブソン、丁寧な作りで私は好き。

映画三昧記2021年10月11日
●僕は泡を吹くほど。

「プリーズナーズ・オブ・ゴーストランド」を見た。

「ヒミズ」、「冷たい熱帯魚」、「恋の罪」の園子温監督がハリウッドデビュー。
主演がニコラス・ケイジとくるから、期待したが、当て外れどころではない、
アホを通り越して、ぶん殴りたくなるモノ。
ゴーストタウンを舞台に意味不明な狂人の闘いが繰り返されるが、
カルト満載、自己満足、好き放題、気恥ずかしいほどの古臭い前衛映画の極み。
この映画を作る神経がわからない。お客を舐めきってる。

映画三昧記2021年10月4日
●僕は知っている、お役所事情。

「護られなかった者たちへ」を見た。

「64」、「友罪」、「楽園」、の瀬々敬久監督の作風は、大上段に問題定義をかざすが
総じて演出にチープさが感じられ、私的には、あまり胸に迫らない。気乗り薄だが・・・
それだけで見ないことには論じられない。
で、本作は、東北震災時の状況、被災者の苦境、弱者への生活保護の役所の対応などを
殺人事件をからませてサスペンスタッチで描かれる。
俳優陣の頑張りが、映画に引き込ますし、倍賞美津子のこの年の取り方でいいの覚悟もいいし(年相応に演技で見せる女優魂の腹の括りかたが素敵)、また、私の好きな清原果那の
堂々の演技も素晴らしい。だから、あまりケチはつけたくはないが、
その安易な犯人(説得力もない)の危惧が案の定で、それが故にこの映画の持つ意味を台無しにしてしまった・・・。原作は未読だが、脚色されてるそうだ。そら、そうだろう。
だから、この監督の作風が好きになれない。
でも、今回は清原果那に免じて、テーマの問題定義も含めて、今回は良しとするか・・・。

映画三昧記2021年10月1日
●僕は呆れる。

公開延期続きの待ちに待った
「007 ノー・タイム・トゥ・ダイ」を見た。

上映時間2時間44分。こうこれだけ、でめまいがする。
冒頭から、これはダメだと、よぎる。
監督がアクション映画の実績がないから、なおさら。
全体的に、アクションは刺身のツマ程度。
銃撃戦はほぼ占めて、後はカーアクションなで目新しいものはない。凡庸。
ただただ屁理屈の会話ばかり。中盤には20分ほど俳優だけが酔いしれてる会話に、
これ、007なの?マクベスなの?
ション・コネリーのボンド時代から全作見ているが、これほどつまらない007とは。
コロナ禍、公開延期続きで、待ちに待った公開だったのに・・・。
これなら、オクラ入りして欲しかった。

「シャン・チー テン・リングスの伝説」を見た。

マーベル映画が中国人を主人公に、中国市場を狙った商魂映画か?
これが、とんでもなく首をひねるお話な上、
主役がどこかの普通のおじさん顔です、唖然とするぐらい。
最後は、もうCGばかりのお子様映画?あのファルコンみたいな?
マーベル作品では、1番、最悪です。

映画三昧記2021年9月28日
●僕の犠牲者は多いか?

「空白」を見た。

また、ひとつ、素晴らしい作品に出会えたことに感謝。
気の荒い無骨な漁師の娘がスーパーで万引きを疑われ、店主に追われた末、不足の事故死、モンスター化した父の怒りを起点に、物語は幾つかの視点で人間模様が交差する。
それも現代を象徴するかのように、いびつで残酷で無慈悲で偽善に満ちた世界を浮き彫りにする。全編、息を呑む展開は、見る者を圧倒する。
脚本、監督は、「なま夏」、「机のなかみ」、「麦子さんと」、「ヒメアノール」など多くの傑作を
生む吉田恵輔の真髄、極まる。この映画、必見です!

「マイ・ダディ」を見た。

ムロ・ツヨシ初主演映画です。
牧師役のムロ・ツヨシと先立たれた妻との娘が白血病に・・・。
ドナー検査で実子と違う事が判明・・・。もう、みなさん、おわかりでしょう・・・。
たぶん、ストーリーが読めますよネ。
そうです、テレビドラマを見てるようなものです。
レビューは高評価ですが、私は受け付けませんでした。
後ろの席のおばさんが号泣していました。私はしらけていました。冷たい男ですか?

「ドアマン」を見た。

過去、世界に轟いた自主製作アクション映画「VERSUS」で名を挙げた北村龍平は
今、ハリウッドに身を置いているが、まだこれといった作品もなく成功を収めてはいない。
だから、久々にアクション映画のチャンスに期待したが・・・
内容は、元・女性海兵隊がしょぼいアパートビルを舞台にテロリストと戦うもの・・・。
何じゃないな、これ、お恥ずかしい、”タイハード・古ぼけたアパート”版でっせ。
よくあるシーンの羅列、ほんまに切れ味が無くなった。
ちなみに、驚くなかれ、あのジャン・レノも出てるよ~、名前が泣く。

「ホワッツ・イン・ザ・ジェッド」を見た。

自宅の納屋に潜むモンスターホラーに立ち向かうアホを通り越したバカ話。
製作陣の能天気の呆れるストーリーにドン引き。目が点になる・・・。
こんな、こけおどし映画、作るな!ひどい、ひど過ぎる。

1985年作品、久々に3回目、
大好きな「ヒッチャー」を見た。

や~、唸ります。
36年前の作品なれど、色あせない。いや、斬新です。
得体の知れない人物に追い回されるテーマは今や手垢がついているが、
どれもこれも、本作には、とても敵わない。あらためて傑作中の傑作です。
サイコものなのに、全体を芸術性にあふれているのも新発見。
さらにエンドロールの絵はお見事!素晴らしい。

*話は変わって、テレビバラエティ番組で、
この風景写真でわかる映画のタイトルは?のクイズに、
とっさに頭に浮んだのは、何故か、”ノッティングヒルの恋人”と。
でも、恥ずかしながら、この映画、見逃し、そのまま見ずに今日に。
でも、それがそれが、な、なんと、正解なのです。摩訶不思議?いうことは、神のお告げか?
早速、レンタル店に直行。しかし近くのTHUTAYAに無く、違うお店で見っけ。
今更に、映画ファンから怒られそうですが・・・、さあ、1999年作品、「ノッティングヒルの恋人」を見ました。遅ればせながら・・・。

おみそれしました。
脚本が上手すぎる。イギリスのノッティングヒルを舞台にハリウッド有名女優と
しがない冴えない本屋の経営者とのラブコメディ。
映画好きにはたまらにジョークの連発に笑い、軽快な展開、四季の移り変わりをワンテイク風映像と、製作陣の心意気が心地いい。そしてラストはローマの休日風な憎い演出は泣かせる。あの時代のラブストーリーは、やはりいい、この映画、好きです。
あ~、見て良かった・・・。テレビのお告げに感謝。
後、ジュリア・ロバーツの若い頃を見て、
あの時代、メグ・ライアン、デミ・ムーア、ニコール・キッドマンなど、華やかな彩があったが、最近は、強いてあげれば、スカレット・ヨハンソン、エマ、ストーン、アン・ハサウェイ、エマ・ワトソン・・・、どこか弱い。まあ、時代ですか。淋しい。

映画三昧記2021年9月24日
●僕と公害意識。

当然、「MINAMATA ミナマタ」を見た。

あの水俣問題当時、私も10代、この水俣、他にイタイイタイ病はニュースで知っていた・・・、
身近な事では、出身の地元のいなべ市ではセメント工場のカドミ汚染問題も取り上げられたこともあり、人事ではないと。ただし、その問題は地元も企業に気兼ねしてか大きな告発に進展しなかったのを強く覚えている。その後、20代で四日市市に身を置き、私も”四日市公害”によるものなのかわからないが、軽度の喘息に10年以上も苦しくみまわれたことも、
この公害問題には私には根深いものがる。だから、この映画製作には感慨深い。

本作は、当時、アメリカ写真家が世界に訴えた事実に基づく物語。
ロケ地も日本ではないし、かなり脚色しているのが目立つが、
ただ、そこに焦点を当てたくはない。
この映画の持つ意味に大きな意義がある。
日本人があらためて知る必要がる。特に環境問題が世界的に問われる中、

この映画から見て取れるのは、
まだ、水俣問題は終わってはいないのだ・・・。

臭いものにフタをし、営利だけを求め、人をないがしろにする企業、
取り巻く人間の非情さには、この現代でも、悲しいかな引き継がれている・・・。
この映画を製作したジョニー・デップをはじめ製作陣に敬意を払いたい。
(本来、日本が作るべし!)
とにかく、このような映画には賛否はあろうが、全国民が見るべし。
ラスト、止めどくなく涙があふれた。


今更に、2001年作品「バーバー」を見た。

「ファーゴ」で世界を唸らせたコーエン兄弟作品。たまたまレンタル店で発見。
寡黙な理髪師が、新たな商売に色気を出したばかりに、
二転三転の泥沼にはまり込むサスペンス、それで終わらないのがコーエン兄弟。
映像のモノクロ、ワンカットのすべてがアートしてる。脚本も上手い。
ブラボー!な、才気あふれる芸術映画に堪能する。凄いです!天才です。

「AVAエヴァ」を見た。

「ゼロ・ザ・ダーク・サーティ」、「女神の見えざる手」のジェシカ・ジャスティン扮する
女暗殺者が組織に反逆する物語。よくあるネタだが、つい見てしまう。
ただし、女優に華がないから、そう心躍らない。

「いざなぎ暮れた」を見た。

島根の町おこし映画で当初は15分の短編予定が地元の後押しもあり長編に。
訳ありカップルが借金の苦慮で片田舎の町でお金を求めて奔走する姿を描く。
チープなテーマだが、脚本の妙、監督の演出の上手さで予想外に面白い。
低予算で短期間だが、アイデア勝ちですネ。

「プロジェクトV」を見た。
ジャッキー・チェンの最新作。昔のようなジャッキーの手作り感、体張る感はない、
あの「プロジェクトA」の片鱗など一切皆無し、ジャッキーの出番も少ない。その上、多くの海外ロケふんだんの膨大な製作費を投じながら、中国への忠誠心の愛国映画の極み。
目玉のアクションシーンも、ほぼ早回しばかりで迫真性はない。やれやれ・・・。

「ジッパー」を見た。
エリート検事が議員になる欲にかられつつ、妻の目を盗んで、
高級コールガールに溺れていく様をサスペンスタッチに描かれる。
結構、見ちゃうが、後は尻すぼみ。オチが弱い。

「わるいやつら」を見た。
往年の松本清張シリーズ作品の中、見逃した作品ひとつ。
なるほど、見逃すハズ。あのシリーズの中では薄っぺらい。

「木屋町DARUMA」を見た。
遠藤憲一のヤクザが抗争のカタで手足をとられ、身障者なり、取立て屋としてのえぐい話。
全編、えげつないシーンにウンザリする。生理的に受け付けない。

映画三昧記2021年9月17日
●僕は人として?

ベルギー・フランス・レバノン合作映画「シリアにて」見た。

シリア内戦、緊迫状況のマンションの一室を舞台に一般市民の置かれた立場を描く。
いかに、戦争の恐ろしさが焦点かと思いきや、それだけではない、
この映画の強いメッセージは、この状況下の深層心理、人としてのありかを問いかける、
胸が痛くなる、心をえぐられる、深い問題作だった。
なかなか、このような映画には出会わない。是非、見て欲しい。
素晴らしい作品だ!


「マスカレードナイト」を見た。

まだ、1作目の「マスカレードホテル」には、なるほどネの明快さはあった。
ただ本作は、役柄の名前多数を入れきれるほど、頭が良くない私には、???
動機も???、オチも、それはないわな!です。
この手のジャンルには野暮なことは言いたくないとわかりつつ、
もう、雰囲気だけで押しきられるのみか・・・。

映画三昧記2021年9月10日
●僕の人生は、映画館。

待ちに待った、「浜の朝日の嘘つきどもと」を見た。

「赤い文化住宅の初子」、「百万円と苦虫女」、「ロマンスドール」など、
多くの名編を生みだす、私の大好きなタナダユキ監督の最新作。
福島の解体寸前のさびれた映画館を存続するために奔走する女性がテーマということで。
もう、これだけで何が何でも初日に見るべしと、このコロナ禍なれど重装備で
遠くのミッドランドシネマ名古屋空港まで足を運んだ。片道1時間か・・・。
物語は、映画館のお話はベースにあるものの、あまり深くは描かれず、
3.11後の福島の実情、日本での外国人就労者の扱い、コロナ禍の現状、家族に対する人々の幻想、人が思う理想と現実の捉え方などをユーモアを交えての展開、焦点がぼやけ過ぎたのか、欲を出しすぎたのか、少々、捉えどころがないのが惜しい。
ただし、タナダユキの脚本は一味も二味も違う、そこは感心して見てしまう。(天才ですネ。)
しかし、映画館に身を置いた者としては、もっと、映画館に特化して欲しかった・・・、
それが、個人的には物足りないのかもしれない・・・。
それでも、いい映画であることは間違いない。

映画三昧記2021年9月8日
●僕の反骨心。

「孤狼の血 LEVEL2」を見た。

またもや、東映さん、やってくれました!
1作目では、白石監督、役所広司始め俳優人たちも、あの東映の懐かしきお家芸、ヤクザ映画シリーズを意識して望んだ覚悟は伝わってきた。だが、文太もいない、梅宮もいない、松方も、金子信雄も・・・、そう深作監督もいない、そのないなにづくしで、コンプラのうるさい、時代が時代の中、よくやったと思う。東映の意気込みは痛いほど、熱いほど胸を打った。
さあ、2作目の本作はどうする?と、いぶかったが・・・
それを難なく凌駕してきたのだ。無理スジはどうでもいい、この手は怒涛の勢いで押していくのが一番である。まだまだ当時の俳優陣たちには見劣りはするが、やりきるぞ!の渾身の俳優たち、白石監督の力技に見事にねじ伏せられた。まさに力作。東映さんには頭が下がる。
よくぞ、製作したことに拍手を送りたいと思います。やっぱ、映画人の映画愛、魂はいい!

「ミナリ」を見た。

レーガン政権時代、移民政策による韓国人のある家族の開拓困難を描いたもの。
アカデミー賞ノミネート作品というだけに期待したが、そう深くはなかった。

「トラップガール 美しき獲物」を見た。

よくある監禁された女のリベンジもの。前半は飽きずに見たが、
後半は何じゃこれです。また、とんでもないラストに、そんなアホな~!です。

「人肉村」を見た。

本作、何を血迷ったのか、映画館で見てしまった・・・。この手は嫌いなのに・・・。
伝説の「悪魔のいけにえ」も好きじゃないが、これもえぐい監禁もの。
あまりにもテンポが悪い。その上、”映画してます風”をかますからタチが悪い。

イラン映画「ジャスト6・5 闘いの証」を見た。

イラン映画「ウォーデン」が素晴らしかったので、期待する。
でも、あまり、そうではなかった。麻薬vs警察の戦い、くどい、長過ぎる。

映画三昧記2021年9月3日
●僕はやっぱりか。

「科捜研の女 劇場版」を見た。

20年近く続くテレビドラマ「科捜研の女」は、数回見た程度で興味はないが、
劇場版ということだが、そう、期待もない。
失礼ながら、学芸会をたらたら見せられるのみ・・・、
テレビのスペシャル版なら、それでいいが、映画は入場料がいるからハードルは高い。
ありえない展開を科学的な治験をくどくど、もうどうでもいいよ。映画の醍醐味は一切なし。
ドラマではあまり意識しなかったが、沢口靖子の大根ぶりは目に余る。これが映画の怖さ。

映画三昧記2021年8月30日
●僕の激怒。

「鳩の撃退法」を見た。

小説家が書く物語はフィクションか、リアルか?のお話を
全編、こねくりまわした上、それがどうした伏線回収にあきれ返るばかり・・・。
肩透かしもいいとこ。評価に値しない、ろくでもない映画です。
この映画、電通がからんでいる。五輪の開会式といい、何をやっているのやら・・・。

映画三昧記2021年8月28日
●僕は唸る、拍手する。

イラン映画「ウオーデン消えた死刑囚」を見た。

解体寸前の刑務所から、消えた死刑囚。どこに隠れているのか?
このコンセプトが、安っぽい上、イラン映画?にもどうかな?と懸念しつつ
それがそれが、とんだ映画を見てしまった。
ビックリする位、手放しで脚本が上手すぎる。
刑務所内だけで、ここまで引き込ませてしまう見事さ、そして、予想に反して、
唸るほどの感動が、どんと待っている。いや~、イラン映画、凄いです。
主演俳優もいいが、女優さんがとても魅力的です。是非、見て欲しい。
本当に素晴らしい!

フィンランド・中国合作映画「世界で1番、しあわせな食堂」を見た。

フィンランドの片田舎の食堂で旅人の中国人コックがひょんなことから、
お店を切り盛りし、地元の人たちをしあわせに導く料理を通じたハートフル物語。
ここで中国映画のしたたかさが何故か透けて見えるのは、このコロナ禍か?
まあ、素直に見れば、誰もがほのぼする定石通りの展開。(マナーに外れた行為には怒り)
しばし、人生に疲れた人にはいいかもしれない。
映画三昧記2021年8月27日
●僕は傾倒しない。

「OLDオールド」を見た。

画期的なアイデア勝負の「シックセンス」で世界的脚光を浴びたシャマラン監督、
その後の作品は、ワンヒント頼みで、引っ張るだけ引っ張って、そのオチ?みたいな
残尿感には、ヘキヘキしていましたが、本作も、案の定です。こちらも期待値も高くはなく、
確認作業で見ただけですから、怒りもありません。
お話は、あるビーチの場所で人々が1日が一生の速さに翻弄される展開、
落としどころが勝負でしたが・・・・、シャマラン、またもやのB級ぶり。

「あなたにふさわしい」を見た。

インディーズ映画の極み。
二組の夫婦が、ひとつの別荘で繰りなす愛憎劇。ほぼ4人の舞台劇で、少々鼻持ちならぬ演出、無名俳優の演技合戦もくどいが、この映画に取り組む姿勢は感心です。
陽の目も見ないとわかりつつ、チャレンジ精神に拍手。

「悪のクロニクル」を見た。

とても面白い。サスペンス映画のお手本の極み。
一人の刑事が出世のために、正当防衛だが自分の事故的殺人を封印したばかりに
どんどん得体の知れない男たちに追い詰められていく・・・。
韓国映画のお家芸は、ここでも光る。全編、飽きさせない展開、予想外な犯人、
よく出来ています。

「おもいで写真」を見た。

祖母の死をきっかけに都会から地元に逃げ帰った女性が
団地の人々の遺影写真を撮ることを通じて、心の交流を描く。
岩井俊二監督の一門、「ニライカライからの手紙」の熊澤尚人監督ということで期待大、
それが、とんだ、脚本もスカスカの映画。これほど安っぽい映画を作るとは・・・。
腹が立った。どうした熊澤監督!

見逃した「消されたヘッドライン」を見た。
ユニバーサル映画のサスペンスだけに、手堅いミステリーに仕上がっている。
そこは、やはり、メジャーたる由縁。

映画三昧記2021年8月20日
●僕は高級フランス料理のフルコースを味合うような映画に出会う。

早速「ドライブ・マイ・カー」を見た。

とてもいい!上質な映画。
妻を亡くし、喪失感の演出家が舞台演出を通して再生と心の機微を描く。
上映時間3時間。品にあふれた会話劇に堪能する。
「寝ても覚めても」の監督らしい作風は、本作では上手く昇華している。
カンヌ映画祭脚本賞に輝いただけあって、切れ味もいい。
素晴らしい作品である。

「クライシス」を見た。

製薬会社の陰謀をメインに治験調査の研究者への口封じ、麻薬の潜入捜査官、薬で命を落とした母親、立場の異なる三人の戦いを描く。事実に基づく話だけあって興味深い映画。
人の命よりも利権をむさぼるアメリカ製薬会社の闇。昨今のこのワクチン開発にも疑念を抱いてしまう。必見。

1964年作品「乱れる」を見た。

名匠、成瀬己喜男監督ならではの男女の描き方は絶品。
本作は巨匠、松山善三脚本でのコンビに唸ってしまう。
間、セリフ、展開、隙のない映画作り、色あせるどころか、
昭和映画の真髄がここにある。
ラストの高峰秀子の演技にすべてが集約されている。いいです!

「十二単衣を着た悪魔」を見た。
凝りもせず、黒木瞳が監督した愚作に、めまいがする。
早く、才能がないことに気付いて欲しい。周りも止めて欲しい。

映画三昧記2021年8月12日
●僕にとって終戦とは・・・。

「太陽の子」を見た。

太平洋戦争敗戦間近における、日本での原子爆弾開発研究たちの苦悩、葛藤、
そして主人公の家族との思いを綴る。
8月15日終戦を考える意味で意義ある映画だと思うし、出演者みな、
一生懸命、演技しているのもわかる。製作スタッフの意欲も買う。でも、どこか弱いのは・・・。
ネタばれになるが、ラストのおにぎり食べる長いシーンのこざかしい演出と恋愛をからめたあざとさはいらない。ただただ、戦争を生きた人たちの心情だけで良かったのでは・・・。
それでも、このような映画を是非、見て欲しいものだ。あの時代を風化させてはいけない。

映画三昧記2021年8月10日
●僕の映画道。

「キネマの神様」を見た。

映画好きは避けて通れない映画。
ただし、本作の山田洋次監督、あえてか、そうなってしまったのか・・・
どこかクサく、古びたセリフにのれないし、ベタな王道スートリーも鼻につく。
でも、山田洋次は山田洋次、助監督に脚本も兼ねる名コンビ朝倉雄三の
お決まり、お泣かせ定番コースで締めくくる。(CGは山崎貴でっせ。)
年配層にはいいだろうが・・。もっと攻めて欲しかった。

映画三昧記2021年8月9日
●僕はゲシる。

「空に住む」を見た。

「ユリイカ」で名をはせた青山真二監督の最新作が多部未華子主演だから見た。
叔父の好意でタワマンに住む女性編集者の心模様。前半は心地よかったが、後半につれ、どんどん理屈ぽい会話にサジを投げたくなる。世界観は好きなのだが、製作がエクザイルの会社だけに、エンド曲に三代目ジェイソル・・・が流れると興醒めしてしまった。

「劇場」を見た。

又吉の原作は未読ながら、ストーリー、セリフともども、恋愛経験の浅いお方が書きそう。
売れず演劇を目指す、どうしょうもないクズ男と一途に惚れるネジの外れた女の恋愛劇は
薄ら寒く、何の共感を呼ぶ訳もなく苛立つばかり。
あの「ひまわり」、「GO」で才気を放った行定勲監督の切れ味は感じられない。

「剣客」を見た。

殺陣が早回しもワイヤーもほぼ使わない正統派ソードアクションには評価したいが
物語が典型的で弾まない。

映画三昧記2021年8月7日
●僕の半鐘。

最新作「ワイルド・スピード ジェットブレイク」を見た。

どんどん話が007的、ミッションイン・・・なノリが頭に入ってこない。
そう、カーアクション見たいだけもあるが・・・。
もうアクロバチックでCG多用で派手さはシリーズをかさねる事に現実度を超えている。
過去、空を飛んだり、超高層ビルのダイブ、氷上の大爆破、本作はやれやれ宇宙まで・・・
原点回帰、リアルなカーアクションを見たいものだ。

映画三昧記2021年7月29日
●僕の逆チキータ。

「SEBOK ソボク」を見た。

クローン人間を護衛する諜報員のSFサスペンス。
二人の生と死の会話が全編を貫く。それもタラタラ・・・。
「建築学概論」をヒットさせた監督のあまりにもチープなお話、演出にウンザリ。

「ハッピー・デス・ディ」を見た。

とても、面白い!
主人公が誕生日に殺された日を何度もタイムループする展開(ありがちなテーマ)に、
「恋はデジャブ」のネタを上手くいかして、予想を遥かに超える二転三転ストーリーに唸ってしまう。傑作「ゲットアウト」の製作会社だけにアイデアがとてもいい。ホラーあり、笑いあり、感動あり、拾いの物を映画にビックリ!アメリカでは大ヒットしたのもうなづけける。

と、いうわけで上記のPART2作品「ハッピー・デス・デイ2U」を見た。

これが、1作目の伏線を回収した上で、さらに話がヒートアップしていき、お笑いにあふれた、もうひとひねりを加えた脚本のセンスには脱帽。ただ残念なのがラスト15分ほどのシーンはいらない、そこがくどい、小気味良くスパッと終わらせれば、満点だったのに・・・。
でも、いい!やはり、ハリウッド!

「ブレイブ 群青戦記」を見た。

戦国時代にタイムスリップした学園の生徒たちが戦いに挑む人気コミックの映画化。
「踊る大走査線」の本広克行監督がどうするか?と期待したが、
どうも腕が錆びてしまったようだ。これほどまでに下手になったのかと唖然。

「2:22」を見た。

午後2時22分の出来事が時空をさまよう、これまた時間軸ネタを4作連続とは・・・。
結局、どんどんジリ貧ミステリーに、B級映画のこけおどしムービーですネ。

「タイトル、拒絶」を見た。

売れっ子、伊藤沙莉と女性監督の風俗ネタ、やりたい放題自己満足ムービーに
ついていけません。うるさい、疲れる~。

映画三昧記2021年7月26日
●僕は予選から手を抜くほど余裕はない。

「ゴジラvsコング」を見た。

本作はキングコングのためにゴジラが引き立て役に回り、そしてメカゴジラも
しょうがないか、アメリカのコングに花をもたせてあげるのも・・・。
それにしても、やはり、CGの派手さは半端ない。音楽もいい。
ただ、小栗旬、かわいそうな位、しょぼい役、出る意味はなかったネ。

映画三昧記2021年7月20日
●僕は、あっぱれ!をあげたい。

「ブラック・ウィドウ」を見た。

マーベル映画では、本作が1番好き!
全編に散りばめられたアクションの数々は小気良くいい、そして家族愛と
申し分のないエンターティメントに仕上がっている。
スカーレット・ヨハンソンの最後の勇士をとくと味わって欲しい。
群を抜く面白さ!これぞハリウッドです!

映画三昧記2021年7月16日
●僕は余人?

「竜とそばかすの姫」を見た。

細田守監督、「時をかける少女」は傑作中の傑作だった。
続く「サマーウォーズ」も良かった。ただ、その後の作品は東宝配給になり、
ウケ狙いに走るようになっていき、トドメに「未来のミライ」では、わが子可愛やの
自己満足のていたらくに評価は散々だった。
そこで本作は汚名挽回作なのだが、一体、何を描きたいのやら・・・
とにかく、たらたら続き、やっとこさ、ラスト近くの仮想空間の映像と音楽だけは秀逸(まあ、ここだけ見ればいいかも)だったが、最後はなんと空虚な中身のない、とってつけたような(泣かせてやる)、安っぽい話で締めくくる。細田さん、才能あるんだから、もうメジャーと組まない方がいいよ。

「リトル・シングス」を見た。

デンゼル・ワシントンが出るだけあって、一筋縄ではいかない心理サスペンス。
前半はいいのだが、後は監督の嗜好的脚本に、ウザさを覚えた。

「KCIA南山の部長たち」を見た。

2020年度、韓国の興行成績No.1作。
1979年、韓国の朴大統領が中央情報局のTOPに暗殺された実話に基づく。
さかのぼれば「シルミド」もNo.1になったが、やはり、この手の作品の上質さは、
韓国映画の凄味を感じる。イ・ビョンホンがいい。

「チャンシルさんには福が多いね」を見た。

名匠ホン・サンス監督の女性プロデユーサーの監督作品だから、とてもシュール。
映画会社をクビになった女性を取り巻く、まったりとした交流物語。
このジャンル、高尚映画好きにはたまらい作風。ファーストクレジットから日本の小津映画のオマージュとくるから憎い。嫌いじゃないが、もうひとつ。

映画三昧記2021年7月12日
●僕のエナジー。

フランス映画「燃ゆる女の肖像」を見た。

素晴らしい。あ~素晴らしい。
ヨーロッパ映画の真髄に酔いしれる。
18世紀、フランス。望まぬ結婚を控える貴族の娘と、
彼女の肖像画を依頼された女性画家との心の綾を切り取る。
淡々とした展開の中、ワンシーンワンシーンが絶妙な間、セリフ、映像美、音楽、
どれをとっても唸ってしまう。惚れ惚れする映画に出会ったしまった。

イギリス映画「オフィシャル・シークレット」を見た。

イラク戦争を意図して引き起こしたアメリカ・イギリスの陰謀映画は、
アメリカ映画「記者たち」、「バイス」でも描かれたが、
本作はイギリスで、この陰謀を内部リークした諜報員の実話映画である。
国、私欲の為なら、戦争で失われる命などおかまいなしの愚行に真っ向から立ち向かった
女性の勇気ある行動に、この実話に驚愕する。是非、見て欲しい作品!

「おろかもの」を見た。

婚約者がいる兄と、その愛人、そして兄の妹との奇妙な関係を描く。
インディーズ映画なれど、才気がほとばしる。ちょいラストが甘いが、
この映画界には隠れた才能がまだまだいるのが伺われる。
この監督には、再度、チャンスをあげて欲しい。

「夏、至るころ」を見た。

女優、池田エライザの初監督作品。進路に惑う高校生の自己と向き合う青春がテーマ。
池田エライザの監督だから見たが、前半は映画を勉強したのは垣間見るが、
どんどん、よくある演出(映画好きの典型パターン)が、随所に見受けられ
きついようですが、才能は???ですネ。ごめんね。

今さらに、今さらに名作、1942年「カサブランカ」を初めて見た。お恥ずかしい。

なるほど。やはり凄いですネ。テーマが重苦しいので、そう一般ウケではないが、
ちゃんと、メッセージ性とラストの甘口の良さは、ハリウッドの栄光の歴史を飾ります。

映画三昧記2021年7月9日
●僕にはヤンキー魂はない。

早速、「東京リベンジャーズ」を見た。

ヤンキー映画でしょう?と、ひと括りには出来ないぞ!
これが、とても、面白いんじゃ!!!
10年前にタイムリープし、弱きヤンキー時代に戻るが、
運命を変えるため、彼女を守るため、現代と過去を繰り返し、リベンジを果たすお話、
理屈も、無理筋の突っ込みもどうでもいい、アクション、友情、恋愛、感動てんこ盛り娯楽作。
「ヒロイン失格」の英勉監督、起死回生の傑作!
出演者みな、気合が入っているのもいいが、
特に、あの山田祐貴が15センチの上げ底靴を履き、大きく見せて挑む
この映画に賭ける並々ならぬ気迫の演技には胸迫るものがる。
とにかく、面白いぞ!!!

映画三昧記2021年7月7日
●僕の七夕に降る雨。

韓国映画「藁にもすがる獣たち」を見た。

ロッカーの忘れ物の大金をめぐって群がる人間の欲望の様をサスペンスフルに描く。
逸話が巧妙に重なり合っていく展開はなかなかもの。結構、面白い。

韓国映画「男と女」を、またもや見た、3回目。

イ・ユンギ監督はやはり、上手いな~・・・。不倫映画なれど、切ない、あ~切ない。
見るたびに、あ~たまらない。大好きです、この作品。
主演女優のチョン・ドヨンもいいです。

「名も無き世界のエンドロール」を見た。

パッケージに派手なコピーが踊るが、そう驚くこともありません。

今さらに、1944年作、「ガス燈」を見た。

77年前の作品なれど、やはり、語り継がれるだけの作品ではある。
犯罪を隠蔽するため妻を洗脳していく、モラハラ炸裂(ちょい長い)のミステリー。
イングリッド・バーグマンの美しさが一際目立つ。いい時代。

「ATM」を見た。
ATMの一室を舞台に殺人鬼に狙われるワンシチュエーション映画。
この手は、計算されつくしてないと、アホ臭さが、アラが目立ちます。

映画三昧記2021年7月1日
●僕に肉薄。

「クワイエット・プレイス PARTⅡ」を見た。

前作の”音を立てたら即死”のコンセプトで予想外の大ヒットはいいが、
2作目は?と危惧したが、やはり案の定。
冒頭にはワクワクするが、どんどんジリ貧・・・。所詮、クリチャー映画です。

さんま企画の「漁港の肉子ちゃん」を見た。

本来は、絶対見ない。さんまのプロデュースということで熱意を見るため。
で、話はフラフラしたドラマ性ないのに終始。
これは、いただきません。さんまの自己満の極み。

映画三昧記2021年6月25日
●僕は絶句する。

清原果那見たさに、「夏への扉」を見た。

原作未読ながら、本作のSFな展開に口あんぐり。
アホ臭いとしか言いようがない。
清原果那が出てるから見たが、冒頭、ラストのみの出番。宝の持ち腐れ。
「ソラニン」などの恋愛映画の旗出の三木孝浩監督、何故、引き受けたのか・・・。

映画三昧記2021年6月21日
●僕は人生でテレビゲームなどしたことがない。

でも、「モータルコンバット」を見た。

格闘ゲームの映画化だから、全然興味もない。
ただただ、真田広之のアクション見たさだけで・・・。彼は今でも現役、その上、
本作はワーナーブラザース配給、製作も「ソウ」のジェームズ・ワンとくるから恐れ入る。
いやはや今でも番を張れるだけでも立派なもの。パチパチパチ・・・・(拍手!)
でも、話はとんでもなくアホ臭く、面白くもない。怒りもない。そうとわかっているから・・・
真田広之、全盛期には及ばないが、冒頭とラストだけの出番アクションシーンは
最大の見せ場であることは間違いない。一番に際立ち、カッコイイ!

「日本独立」を見た。

第二次世界大戦敗戦直後のアメリカ支配下の元、
吉田茂、白洲次郎などの憲法作りの奮闘ぶりを描く。
これがロケハン含め、舞台設定など、よく作りこんでいる。脚本もいいし、
特に吉田茂役の小林薫のメイクと演技は、一体、誰?見間違うほど適役。
とにかく、御年84歳、伊藤俊也監督含め、このような映画作りの製作陣に頭が下がる。
邦画界も捨てたもんじゃない。

「滑走路」を見た。

いじめ、非正規、社会に蔓延する問題を3つのエピソードが最後には点になる。
内容はとてもダークに満ち溢れているので、見ているとつらくなるが、
あえて、この世相に製作する意図は尊い。ただし、ラストがちょい甘いかな・・・。
ちなみに、インディーズ映画「キュプロクス」で高いレベルの映画に仕上げ監督の才気は
これで十分にわかる。たぶん、チャンスはまた来るだろう。

映画三昧記2021年6月19日
●僕は追尾しない。

第2弾!「ザ・ファブル殺さない殺し屋」を見た。

1作目は切り口もよく頑張っていた、岡田准一の当たり役でもある。
さあ、本作はコロナの影響で遅れ遅れの公開で満を持して・・・、
いざ、冒頭からカーアクションでド派手に突っ走るが、そこからドラマが延々と、
古臭いコメディの小ネタにはウンザリしながら低空飛行が続く。
アクションのペース配分が悪過ぎる。後半にやっと最大の見せ場、
足場舞台のアクションはハリウッド級には褒め称えたいが、
ラストは邦画アクションのよくある情緒シーンにどんどん冷めていく・・・。
もっとスカッ!と終えて欲しいものだ。

アメリカ・フランス合作映画「Swallowスワロウ」を見た。

豪邸に住む恵まれた若い主婦。ところが夫への秘密は、
異物(ガラス玉や押しピンなど多種)を飲むことで、心の矛先を抑えていく。
止めたくても欲望は日増しにつのる。そのコンセプトに出だしには、
はまり込んだが異物ネタを大半に費やす展開が長過ぎる。
くどいな~と興醒めしてきたが、最後の最後に、その答えの確信を持ってきた。
ここはとてもいい。合作映画だから、やはり、そこはヨーロッパ映画特有さで締めてきた。
好き嫌いは別れるだろう。私は、タイプの女性だから見ちゃいました。

「ベター・ウォッチ・アウト」を見た。

12歳の少年とベビーシッターの一夜に謎の侵入者、やがてサイコパスな一夜の幕開け。
ありきたりな出だしから一転するアイデアは買うが、どうも弾まない。

「小説の神様」を見た。

高校生の小説家としての葛藤話だから、好きなジャンル。
ファーストシーンのカメラワークの世界観がすこぶるいいいから期待したのもつかの間、
どんどん、ミュージックビデオの羅列となる。原作をいかしきれていないのだろう。
結局、安ぽかった。

韓国映画「君の誕生日」を見た。

韓国のセゥオル号沈没事件の被害者家族の悲しみを綴る。
監督がその遺族とボランティアとして向き合ってきただけあって
忠実に再現したのだろう。国民性の感情の違いに少し距離感を感じるが、
ラストはつい、涙、涙です。

映画三昧記2021年6月11日
●僕は嘔吐したくなる。

早々に「キャラクター」を見た。

漫画家デビューを目指すアシスタントが取材で、一家惨殺の犯人を目撃するが
警察には犯人を見てないと嘘をつき、そのキャラクターを使い、売れっ子漫画になる。
だが、セカオワのFukase扮するサイコパス(想像通り適役)に追い詰められていく・・・。
本作、ここ最近では珍しいオリジナル脚本には好感。
ただ、ラストあたりにパンチが欲しかった。ちょい「セブン」の匂いがする。
この映画で1番驚いたのは、Fukaseの初めて見る、髪の毛のあげた顔の中年おじさん顔にはビックリですよ。とにかく、退屈はしないが、グロ過ぎる。
それにしても、このテーマでR指定作品ではない。このゆるさが、子供の頃からのコミックやゲームなどの影響からか、現実にサイコパスな事件が多いのも一因でもある。

映画三昧記2021年6月10日
●僕はしてやられる。

「フロッグ」を見た。

お見事!
前半45分はホラーな様相、そこから急転直下、新たな局面に変貌する。
いやはや、まだまだ、この手があったかの脚本の上手さに舌を巻く。
この極上ミステリー、見るべし。拾い物の傑作です。

アメリカ映画「フェアウェル」を見た。

アメリカに移住した中国人家族が、中国にいる余命わずかな祖母のため帰郷、
親戚一同が会するコメディかつ人間讃歌。単館4館からのクチコミによるスマッシュヒット。
中国生まれアメリカ育ちの女性監督の実話を自ら描く、心憎い演出、セリフ、展開、
見事にうまくまとめている。素晴らしい。映画はやはり、こうでなくちゃ。

「さんかく窓の外側は夜」を見た。

心霊探偵ネタ。奇をてらった話になびかい、何も面白くもない。呆れる。
元・欅坂の平手も出てるが、賞味期限が切れてきたか・・・。

韓国映画「潔白」を見た。

母の農薬殺人事件の冤罪を晴らすため、弁護士の娘が奔走するサスペンス。
素っ頓狂な逸話を重ねるたび、アホ臭いな~・・・と、ため息。
トドメに最後には泣かせてやるぞのラストに、またまた、大ため息・・・。

「461個のおべんとう」を見た。

篠原涼子の「今日も嫌がらせ弁当」もあったが、もたもか・・・
あるバンドの父親と息子とのお弁当実話でも食傷気味。
それにV6のイノッチが父親役だが、なんかウザイ。うるさい。話もリアル感も感じない。

ウクライナ映画「ブラック・リッジ」を見た。

山岳ホラー、やはり全世界でも作る発想は同じか・・・、
よくある展開に、もういいよ・・・・、言いたくなる。
一生懸命製作しているのは責めないが・・・。

ドイツ映画「ビューティフル・カップル」を見た。

バカンスの夜、侵入者たちに妻をレイプされた男の復讐劇。
前半はとてもいいが、後半はもたつく心理戦。やはり芸術し過ぎ。

映画三昧記2021年6月4日
●僕の愛はどこにる。

早速、シリーズ最終作「るろうに剣心 最終章 The Beginning」を見た。

遂に最終作。期待感もそれほどなかったが、それがそれが・・・
上記のコピー通り、”シリーズ最高傑作”の謳い文句に違わぬ出来栄えには驚いた!
やはり前半はう~ん・・・だったが・・・、そのまったり感が伏線で
後半は、まさに佐藤健、有村架純との切ないラブストーリーが繰り広げられる。
二人ともシリアスな演技は少々心もとないが、悲しみはヒシヒシ伝わってくる。
るろ剣のイメージはアクションだったが、最終作にドラマとして最高の結実を迎えた。
ラストにちゃんと1作目につがっている展開。上手いじゃないか!
今まで大友監督のシリアス演出は買ってなかったが、本作は群を抜いていい。素晴らしい。
もちろん、有村架純の可憐さ、可愛さも際立つ。
本当にシーリーズの最高傑作であることは間違いない。
今までの命を張った殺陣、アクションときたが、主演者、スタッフが報われるエンディングである。このシリーズで邦画アクションを変えた製作陣に最大の敬意を払いたい。ありがとう。

映画三昧記2021年5月28日
●僕は昨日、トラックにあおられた。

久々に映画館へ「アオラレ」を見た。

あなどるなかれ、想像以上に面白い。
この手のジャンルは、スピルバーグの「激突!」から始まり、似たような作品は数あれど
お見事な脚本(ただ車でアオルシーンばかりでない)、演出、音楽が巧妙。90分間ほぼ緊張感で突っ走る。効果音も、たとえばタンクローリーの激突シーンなどでは、その音響が私の背もたれにまでズズ~ン!と響いてきて4Dシアターな感覚に驚き、
また主演のラッセル・クロウの狂気な演技がさらに恐怖に輪をかける。
ここ最近の娯楽作では、「21ブリッジ」同様、ダントツ!
ハリウッド映画の凄さを垣間見る。いいぞ!

「ジオラマボーイ パノラマガール」を見た。

岡崎京子原作の映画に、はまらない私、でも見た。
お話は、高校を突然辞めた男の子に片思いの女の子のちょい尖がった心模様。
やはり、受け付けない、ラストだけはいい終わり方。

「ウィッチサマー」を見た。

このホラー映画のパッケージにサム・ライミ監督初め、各批評が絶賛している。
でも騙されました、マイナー配給そのもの。1時間あまりに及ぶどうでもいいような逸話を
ちょいちょいはさんでくるから、テンポもなくイライラする。しょうもない。

「さくら」を見た。

北村拓海、小松菜奈、吉沢亮などを揃えての家族再生物語。
これが、とんでもないカルトな展開に、えっ、こんな映画、何?みたいな怒り。
やれやれ、ドン引きしました。

1972年作「激怒」を見た。
化学兵器で息子を殺された男の復讐劇。所々に芸術性を感じる映像に唸る。
だから未だレンタル店に置いてあるのか。

「ザ・スナイパー」を見た。
森や崖などの追跡劇映画。悪評だが、私は意外に面白かった。

映画三昧記2021年5月9日
●僕にお気遣いはいらない。

韓国映画「はちどり」を見た。

これは、傑作である!
凄い才能に出会ってしまった!
1994年、思春期の14歳の少女の揺れ動く、家族、友達、先生との触れ合いを描く。
娯楽作ではない。一般人が見たら、退屈極まりないことだろうが・・・、
逸話、ワンシーンごとに想像を超える巧みな映像をたたみ掛けてくる。
本作が、長編デビュー作と思えない女性監督の成熟した感性に驚嘆するばかり。
ただただ、韓国映画の隠れた才能に打ちのめされる。完全に邦画は負けている。

「ようこそ映画音響の世界へ」を見た。

ハリウッドは過去、効果音など軽く考えていたが、今では、映画を支える土台になっている。
さらに、音楽などは映画の良し悪しを左右するものだ。
本作は、過去の作品から現代のヒット作を、どのように”音”が色付けしていく過程を
ルーカス、スピルバーグなどの大御所や職人達がインタビュー形式で事細かく語る。
もう、映画マニアとして随喜の涙と共に、このドキュメントに酔いしれる。最高!!!

「ホテルローヤル」を見た。

直木賞に輝く桜木紫乃の自叙伝小説の映画化。
北海道の釧路湿原を背に立つ小さなラブホテルを舞台に、
経営者の娘が小さい時から”ラブホの娘”と呼ばれながらもたくましく生きつつ、
そこで垣間見る家族の在り方、お客の人間模様などが描かれる。
悪くはないが、どこか散漫な内容に期待したほどではない。
ただし、丁寧な作風と豪華なキャストの好演はいい。

韓国映画「食われる家族」を見た。

小さい時に行方不明になった妹が25年目にして突然、現れ、父母は喜び同居するが、
兄だけは違和感を覚え、真実を究明しようとするが、やがて家族はパラサイトされていく。
これだけで前半は面白かったが、後半は、ここ最近の韓国流行のカルト映画に変貌には
少々、面白さ半滅。でも韓国映画の貪欲な製作意欲は買う。

「甘いお酒でうがい」を見た。

シソンヌのじろうが脚本だけあって、いい味わい醸し出している。
40歳代独身女性の日々の悲哀を日記風に綴られ、松雪泰子、黒木華が生き生きと演じている。拾い物の一作と言えよう。

「10万分の1」を見た。

難病モノのラブストーリー。あまりにもベタ感にヘキヘキするが、
平祐奈(一生懸命、演じている)だから、見てしまった。

映画三昧記2021年4月30日
●僕は肩透かし。

本年度アカデミー賞最優秀作品賞受賞の「ノマドランド」を見た。

ノマド(遊牧民)と呼ばれる車上生活者の女性を描いたドキュメント風ロードムービー。
金融危機で家を失い、大陸を車で転々とし行く先々でバイトもし放浪の旅を続ける。
そこで何を感じ、どう生きるのか、答えはない。ただ旅を続ける・・・。
見ていて、予定調和の展開に賞に輝くほどの驚きもときめきもない。悪くはないが、
何で、これが最優秀なのか?不思議なほど世界的にも総じて批評は高いのが???
このご時世、こんなのどうですか?自分を見つめてみませんかな・・・?
何か、私には、ウザイ映画でした。すみません。

「おとなの事情」を見た。

世界18カ国でリメイクされたイタリア映画のリメイク日本版。
3組の夫婦、1人の独身男性が1年に1度の訳ありの恒例パーティ。
一人の発案で、スマホをテーブルにオン(メールも電話もすべてオープン)にしてのやっかいなパーティの幕明け。それぞれに送られていくる不穏なスマホのやりとりに一同は修羅場と化していくコメディに切り口は面白いから、ついつい見ちゃうが、もうちょっと旬の役者を使ったら、一層、面白くなったと思う。まあ、GWに見るにはおあつらいかも。
このスマホを見せ、一度、カップルで試して下さい。別れは確実です。お~怖いよ~・・・。

「zoomズーム」を見た。

コロナ禍製作のオンラインで見せるホラー。
前半は案の定、長話で引っ張りが退屈、後半は意外にも見せてくれる。
安物映画とタカを括っていたら、頑張って作ってるのには好感。
でも、やはり、オンラインだけでは弱いな。

映画三昧記2021年4月23日
●僕に力水。

コロナ禍なれど、早速「るろうに剣心 最終章The Final」を見た。

確かに製作費はどんどん膨れ上がっているのはわかる。
エンドロールに半端ないほどのスタッフが裏付ける。
お話自体はそう、面白くはないけど、ウリの殺陣は、相変わらずド派手になっている、
ただ、物破壊を取り入れすぎて、くどいのが難。
ラストに今までのメンバー総動員の見せ場には熱いものを感じるのでケチはつけたくないが
2時間15分の長尺は、出演者に罪はないが、監督の大衆演劇的演出にはゲンナリする。
後、ネタばれになるが、佐藤健と有村架純とのいきさつが、あまり描かれていないので、
泣かしてやるぞのシーンに感情移入が出来ない。
そうそう、真剣佑のセリフに”姉さん、姉さん・・・”、異常なほどの数が気になる。
なんやかんや、文句垂れましたが、この映画の殺陣の意気込み(アクション監督・谷垣健治のお力)には、拍手を送りたい。

映画三昧記2021年4月19日
●僕の正義!

「21ブリッジ」を見た。

批評家が、「ダーティハリー」のドン・シーゲル監督の感じがすると評判いいから見た。
まさに、その通り、音楽といい、ドン・シーゲル匂いぷんぷん、だから面白い。
内容は、逃走犯を追ってマッハンタン封鎖、21のブリッジを閉鎖する。
超問題刑事(ダーティハリーっぽい)は、鋭い脳力をいかし追い詰めるが、問題は身内にあったという、ありがちな話なれど、後半のマンハッタンでのアクションは見応えあり。
「アベンジャーズ」製作チームゆえの迫力満載。久々にポリスアクションの真髄を見た!
面白いぞ!!!!!

「バイプレイヤーズ」を見た。

映画好きにはたまらいシチェーション。と、思いきや、
ちんたらちんたら、つまらない逸話に終始・・・、何も面白くない。
我慢の限界、1時間で途中頓挫。あ~疲れた。

「フローズン・ストーム」を見た。

極寒の雪の車中に閉じ込められ二週間あまりの限界密室劇。
ほぼ全編車中なので、見ている方が息がつまるし、イヤになる。閉所恐怖症には無理かも。実話を脚色してるが、イライラする会話ばかり、勘弁してネ。

「喜劇 愛妻物語」を見た。

売れない脚本家の夫・濱田岳、嫌気をさしてる妻・水川あさみの
ネタ探しの香川県ロードムービー。「百円の恋」の脚本家が監督もしてるが、
浮ついた会話にはうんざり。ついていけいない。

今さらに1939年名作「嵐が丘」を見た。すみません。
いや~、あの時代の映画には気品がありますネ。
名作が持つ力強さ、安心です。

映画三昧記2021年4月9日
●僕は履物を揃えて脱ぐよ。

「砕けて散るところを見せてあげる」を見た。

「弾丸ライナー」、「疾走」のSABU監督作品、期待する。
凄まじいイジメに合う女子高生を二つ上の男子高生が何かとかばう。
それは恋心だった・・・。やがて予想外の展開が待ち受ける退廃的な男女の悲劇。
全編通じて会話が続く。睡魔も襲う、単調に会話が延々・・・・、ウンザリもするが、
でも、見ていたい不思議さ、”攻めた映画”を感じる。
さあ、ここから話はサイコパス映画に変貌する・・・。面白い映画でもない、
でも、病み付きな映像は見る側を圧迫してくる。映画通にはいいかも。

映画三昧記2021年4月2日
●僕はうかつかな?

劇場版「シグナル 長期未解決事件捜査班」を見た。

テレビドラマで、はまらなかったが、あえて見ました。
あ~、案の定。「SP」、「アンフェア」の延長線上のジャンルだが、
ほとんどがタラタラした、どうでもいいような会話劇。
やっとラストにアクションのワンパターンに付き合うが、
ここから、邦画あるある情感の展開に、もう、飽きたよ。くどいですヨ。
もっと、先を見据えた冒険的な映画見せてよ。置きに行った映画の悪例。

お口直しに、韓国映画「82年生まれ、キム・ジヨン」を見た。

韓国のベストセラー小説の映画化。
韓国に置ける子育て世代の女性の実情(日本も似てる)を描く。
思うように仕事も出来ず、義母との関係(儒教の国だけにうるさい)にも翻弄され、
協力的に見えるが、女心がわかっていないダンナ。心が壊れていく・・・。
少々、重苦しいが、世界観は好き。

映画三昧記2021年3月26日
●僕は高枕で寝られない。

「騙し絵の牙」を見た。

騙し合いバトルが謳い文句、
原作が、大泉洋にあて書きというふれこみに期待した、
また、奇才、吉田大八監督というのも後押し、それがそれが、
曲がり角の出版界を舞台に、浮世離れの展開にウンザリする。
とうとう、最後まで凡庸なお話に終始。本当につまらないものを見た。あ~時間のムダ。
大泉洋、「新解釈 三國志」に続き、しょうもない映画が連鎖する。

映画三昧記2021年3月23日
●僕に睡魔。

「奥様は取り扱い注意」を見た。

テレビドラマは結構、面白かった。で、映画化と聞いてイヤな予感。
案の定でした。古臭いというより、
今時、こんなベタな脚本、いや、アホ臭いと唖然。
全然、面白くない。睡魔が襲う。寝る。かけぶとんが欲しい。
ラストにやっと、アクション。これもありきたり。くどい。
ただ、綾瀬はるかの運動神経、アクション感は定評だから、綾瀬に何の罪はない。
こんなバカげた映画、作るな!

映画三昧記2021年3月19日
●僕の恋の遍歴には問題ありですか?はい、そうです。

早速、「まともじゃないのは君も一緒」を見た。

お気に入り「婚前特急」の前田弘二監督と、
私イチオシしの清原果那ですから、
とりあえず、「奥様は取り扱い注意」を押しのけての鑑賞。
恋愛下手、コミニケーション下手な数学好きな塾講師と、
恋愛経験がないくせに恋の指南をする教え子が繰り出す恋の方程式とは・・・。
映画のテーマは、今の生活って何?そして”普通”って何?現代に一石を投じてる。
雰囲気だけで持っていく展開、成田凌と清原果那の組み合わせ、掛け合い、
マッチして面白い。やっぱ、前田監督の世界観、素晴らしい。傑作です!
清原果那、やっぱ、可愛い。

スペイン・フランス合作映画「おもかげ」を見た。

行方不明の幼い息子を10年の月日を経ても探しあぐね、
心がさまよう女性の行き着く先は・・・。
映像、テンポ、アートの世界である。

「ストリート・オブ・マイライフ」を見た。

名作「若草物語」を新たな着想で。
恥ずかしながら「若草物語」を読んでないと、あれこの場面は???
時間軸がコロコロ変わるので、ついていけいないと思いつつ・・・
そして、その答えは、ラストでわかる。
ここで、やられた、上手いね~!です。そうか、この手で来るかです。

「生きちゃった」を見た。
「町田くんの世界」の石井裕也監督作品なれど、どうしたの?と言いたくなる出来。
お話は、婚約者がいたが、別の女性との出来ちゃった婚のツケを親友を巻き込んで
男の悲しい性を描く。あ~、ダメダメ・・・、取り止めもなく。駄作です。

「ビューティフルドリーマー」を見た。
押井学脚本、「躍る大走査線」の本広監督が故・大林宣彦監督に捧げる名目で、
学生・映画研究部の映画製作の模様を描く。興味ある内容に魅かれたが、
もう、大した中身もない。元より、話がいきなり映画を作ろうと言い出しはいいが、
とても高価な機材がいきなり揃ってるので興醒め。リアルじゃない。

中国映画「インビジブル・スパイ」を見た。
中国映画の大作は、冒頭の配給会社テロップが一社ではなく、くどい位、何社も。
まあ、リスク対策ですネ。内容はアクションに尽きるが、各国の贅沢なロケに、中国映画の力を思い知る。そこだけで、後は、感情引っ張りのやぼったさは中国映画の真骨頂?

遅ればせながら、「「イン・ザ・カット」を見た。
メグ・ライアンの中年のヌードだけで、芸術してるサスペンス仕立てにヘキヘキ。

映画三昧記2021年3月9日
●僕の火加減。

初日に行ったが満員の密、だから今日に「シン・エヴァンゲリオン劇場版」を見た。

話の展開は、もう、どうでもい。
ただただ庵野秀明の世界に誇る映像世界に酔いしれる。
そう面白いわけでもない、娯楽作でもない。圧倒的な熱量の映像がいいのだ!

映画三昧記2021年3月7日
●僕は驚愕。

イギリス映画「レディ・マクベス」を見た。

この映画にのけぞる。虜になる。
19世紀後半のイギリス。裕福な商家に嫁いだ17歳の女性が毒婦に変貌していく。
主演のフローレンス・ピユーの堂々たる演技の魅了される。(好きなタイプ)
インディーズ映画の限られた予算の中、心をわしづかみされる。
この映画、大好き。

「星の子」を見た。

「さよななら渓谷」、「マザー」のの大森立嗣監督が芦田愛菜を主演に
怪しい宗教にのめり込む両親の間で苦悩する姿を描く。
テーマがテーマだけに、かなり攻めた映画でもあるが、映画してるだろうが鼻につく。
あ~長い、長い、苦痛の映画。

「曇天街」と、「僕の好きな女の子」を見た。

二本とも、どう、映画してます!をやっている。
このような映画に付き合うのも大変。
「曇天街」は、監督の世界観、凄いでしょうを、「僕の好きな・・・」は、又吉直樹の原作、
男に思わせぶりな行動する女に純情男が振り回される。アホな女、どん臭い男、
あ~、しんどい。いらつく。

「フラッシュバック」を見た。
出だしだけがいいだけで、後は、何なんソレ?です。B級映画の典型。
レンタル店、どんどん、お蔵入りを出してくる。
まさに、DVD発売元の会社、ハリウッド映画がないので、全世界の映画を漁ってくるので、
ハズレが多い。いやほとんど。レンタル店には罪はないが、コロナ禍、末期です。

中国映画「ボルケーノパーク」を見た。
アクション映画の名匠サイモン・ウェスト監督を迎えて、中国火山パニック映画。
お金にモノを言わせて、CGは派手してるが、ワクワク感もない。
ラスト、唖然のオチ(火砕流からの逃れ方)に腹をかかえて笑ってしまった。それはないわ!

「ブリッツ」を今さらに見た。
アクション界のジェイソン・ステイサムのアクションだがイギリス映画だから一筋縄でない。
カットしてもいいような逸話を入れ過ぎ。だから弾まない。

映画三昧記2021年3月5日
●僕はえづく。

「太陽は動かない」を見た。

「海猿」の羽住英一郎監督はアクションには定評。
まさに冒頭だけはハリウッド並みの迫力で見せるが、
後は、とんでもなく意味不明なドラマをたらたらと見せられる・・・。
全然、面白くもない。本当に無駄な時間でした。

映画三昧記2021年2月26日
●僕には最高の一日。

早速、「あのこは貴族」を見た。

もう、素晴らしいの一語に尽きる。
東京。良家のお嬢様と極普通の女性、互いの人生の歯車は、
生い立ちの環境、価値観にまみれていく様を描く。
話に大きなドラマはない、ただ、セリフ、間、そして門脇麦初め俳優陣の演技、
この映画に酔いしれる。生きていくためのやさしさがここある。
泣かせるような映画ではないが、胸迫るものがる。
ラストの締め方、エンドロール・・・、何故か目頭が熱くなった。
ここ最近では、私にとって、最高傑作です。
再度、素晴らしい!

映画三昧記2021年2月24日
●僕の空き時間。

「いつかのふたり」を見た。

黒沢清監督などの助監督を務めた長尾元監督デビユー作。
レザークラフトに熱心な母と不登校の娘の心のつながりを描く。
これが、淡々としているが、脚本の出来栄えが素晴らしく上手い展開。
間の取り方も絶妙で、引き込まれて見入ってしまった。ただ、ラストあたりの描き方が
安直すぎたか・・・、惜しい。でも、この監督のセンスは一味違う。拾い物です。

イギリス映画「エーディ、83歳はじめての山登り」を見た。

人生83歳、ただただ我慢の暮らしから、長年の夢だった無謀な山登りを実践する。
見ていて、それは無茶すぎるし、あり得ない展開に感情移入は乏しくなるが、
いつまでも夢を諦めたら、はい、ソレまでよ!ですネ。それを教えてくれる意味ではいい。
映像は、根気をこめて取り組んでいる、たまらなく美しい。丁寧。そこは見所。

「君が世界のはじまり」を見た。

松本香穂が、auのCMのような雰囲気がいいから見た。たぶん、つまらいと思いつつ。
やはり、高校生活のノリを、さも私は才能ありますぶる女性監督が芸術してるでしょう、私って凄いでしょうな映像を延々とマスタベーションを見せられる。
アホらしい。才能ある監督は、こんな、ざ~とらしい演出などしない。
何も面白くもない。腹が立ってくるだけ。

「13月の女の子」を見た。
これまた学園モノだが、陳腐なストーリー、人狼ゲームあり、時をかける少女風あり、
腹が立ってくる・・・。隠れた傑作「名前」の監督とは思えない出来です。

フランス映画「ウィツシュ・ルーム」を見た。
「007慰めの報酬」の大好きなオルガ・キュリレンコだから見た。
引っ越したボロ家の隠れ部屋は、願えば何でもモノが手に入れ、翻弄される二人はエスカレートしていく話。もう、いいいです、このパターン。

フランス、イギリス等合作映画「デビルズソナタ」を見た。
焼身自殺した天才作曲家が残した謎のソナタ曲、疎遠だった娘が、その曲の謎を解いていく。それは悪魔に捧げる曲だった。あ~やれやれ、何もにも怖くもない。
まあ、のびりした恐怖映画。

「パーフェクトガイ」を見た。
最高に思えた交際相手がサイコパスのストーカーだった・・・。
このテーマはありきたりだから、弾まないが、メジャー映画ならではの丁寧な作りです。

今さらに又吉の小説の映画化「火花」を見た。
当時、本も買ったが、25ページで諦めた。で、映画も遠のいていた。
映画全体に覆うテンション、会話も、監督の板尾創路も脚本兼ねている割には、
漫才師の低度が低い。こんなやりとりしないと興醒めするが、興味ある世界だから完走。

今さらに「ブレイブ・ワン」を見た。
ジョディ・フォスターの復讐劇。「狼よさらば」の女版。メジャー、ワーナーブラザース配給ならではの安心感のある丁寧な作りは、やはりハリウッドだ。昨今、コロナ禍、ハリウッド映画の新作がほぼない、それ以外の国々からの作品ばかりが、レンタル店の新作メインに並ぶ。モンゴルのアクション映画まで現れる。総じて、ハズレが多すぎる。パッケージの派手さだけは一人前。

1954年作「インカ王国の秘宝」を見た。
チャールトン・ヘストン主演。本作は、その後の「インディ・ジョーンズ」のモデルにもなった。
私が1番行きたい場所、マチュピチュが舞台の冒険活劇。先住民を尊重して作り上げたので、娯楽性は薄れているから、ちょい退屈。でもマチュピチュファンにはたまらない。

映画三昧記2021年2月17日
●僕は苛立つ。

危惧していた「哀愁しんでれら」を見た。

隠れた傑作「かしこい狗は、吠えずに笑う」の渡部亮平監督、久々の作品。
開業医とのシンデラストーリーが狂気の世界に導かれていくサイコパスムービー。
この監督の試みも理解出来るが、前半の出だしに比べ、どんどん話が陳腐になる。
心が変異する過程が描かれていないのが弱い。
ただ、土屋太鳳が3度も出演依頼を断ったほどのキレた役どころはいい。
「ファーストラヴ」といい、この映画といい、製作陣、脚本段階でGOサイン出したこと、
制作途中で、これはいかんネと気付かないほど、今の邦画は劣化しているのかな・・・。
そんな状況にめげず、映画館通いも、「すばらしき世界」、「花束みたいな恋をした」、
素晴らしい作品に出逢えるからやめられない。

映画三昧記2021年2月15日
●僕は怪訝。

「ファーストラヴ」を見た。

「トリック」でおなじみの堤幸彦監督だが、前作の「望み」の演出が安すぎたので、
どうせ、つまらないでしょうと、思いつつ見たが案の定。
お話は、女性心理師と弁護士が、父親殺しの娘の事件に立ち向かう、
隠された性虐待の事実に翻弄されていくが・・・。
重いテーマが、安い扱いのとんでもない脚本に腹が立ってくる。
まあ、「すばらしき世界」を見た後だけに、監督の差は歴然だ。

映画三昧記2021年2月12日
●僕は映画の凄味を堪能。

「すばらしき世界」を見た。

是枝監督の愛弟子、「ゆれる」の西川美和監督作品。
殺人の刑期を終え、出所後に現実に苦悩する姿を役所広司が演じる。
西川監督の才気が全編に散りばまられている。見事な演出、映像、展開、
手放しで素晴らしい!

映画三昧記2021年2月6日
●僕とイ・ヨンエ。

イ・ヨンエが14年ぶりの映画、「ブリング・ミー・ホーム 尋ね人」を見た。

話は、行方不明のわが子を探し出すため奔走する母親の過酷な運命。
ファーストシーン、老けたな~・・・、イ・ヨンエ。と、思ったが、
話が進むに連れ、女優魂、この映画に取り組む姿勢に胸が熱くなる。
素晴らしい。

「mellow メロウ」を見た。

「パンとバスと2度目のハツコイ」、「愛はなんだ」の今泉力哉監督。
花屋を通して、それぞれの片思いが描かれる。
ほぼ長回しの会話劇だから、好き嫌いはわかれるだろう、
でも、この監督の脚本がすばぬけて上手い。唸ってしまう。絶賛!

「ソワレ」を見た。

豊原、小泉今日子たちの初プロデュース作品。
殺人事件を起こした女と共に男との逃避行ロードムービー。
映画通好みのよくある映像を積み重ねるだけで、弾まない。

「ヒットマン エージェント・ジュン」を見た。
一時代を築いたクォン・サンウ主演のコメディアクション。
前半はいい調子だが、後半、尻すぼみというより、展開がくどい。
クォン・サンウのキレキレアクションは見モノ。

映画三昧記2021年2月5日
●僕は、立て続けにホラー3作!

凝りもせず、早速、「樹海村」を見た。

「呪怨」の清水崇、昨年の「犬鳴村」がヒットしたので、調子こいちゃって、本作。
あちゃ~!また、しょうもないのを見せられた。
冒頭のシーンだけがマシで、後は、取り止めもなく脈絡もなく、だらだらと・・・。
もう怒りが止まらない。早く終われ、早く終われ念ずれば、まだまだ苦痛が続く・・・。
場内はお客が他に2人、途中で一人が帰る。
この有様が、怖すぎる。

これまた「呪怨」のハリウッドリメイク作、第4弾、
監督は清水崇ではないが・・・、
「ザ・グラッジ 死霊の棲む屋敷」を見た。

これも、ひどい!
話をごちゃごちゃし過ぎも苛立つが、怖さなど何もない。
あきれ返るぐらい。作るな!

「レフ ト 恐怖物件」を見た。

「ゲットアウト」の製作陣、ユニバーサル映画配給だから、
まだマシだろうと見たら・・・、いや~・・・
とにかく、全編、前フリのオンパレードであくびが出る。
オチも、よくあるネタ。よくメジャーなのに製作したよね。

韓国映画「最も普通の恋愛」を見た。

タラタラ、とぼけた恋愛を見せられても我慢できたのは
「ドアロック」の女優がちょいタイプだから・・・。

「ブラッド・ショット」を見た。
「ワイルドスピード」のヴィン・ディーゼル主演のアメコミアクション。
目新しさなどない。よくあるアクション。
ただ、DVD特典メイキングが面白い。ハリウッドならではの社内試写評価で
再度、アクションシーンを作り直すという荒業、予算と、贅沢の極み。
でも、アメリカではオオコケでした。

映画三昧記2021年2月2日
●僕は節分の豆が好き。

「ヤクザと家族 The Family」を見た。

私の今、一押し監督、
「新聞記者」で昨年の日本アカデミー賞を席巻した藤井道人監督作品、脚本も兼ねる。
チンピラからヤクザの世界へ、抗争から、そして14年後の出所。
綾野剛が、荒くれ時代から、現代のヤクザ状況に翻弄される物語を演じる。
藤井監督の腕で話は引っ張るが、どこか出来レース展開に、期待値が高いとあって
心はざわつかない。
ただし、上手くまとめているので飽きはしない、レベルも高い。
総じてレビュー評価も高いのもうなづける。
でも、個人的には、う~ん・・・、か。

映画三昧記2021年1月29日
●僕の過去の恋に思いをはせる。

やはり、早速、「花束みたいな恋をした」見た。

この主演、お二人で、
東宝配給ではなく、ミニシアター配給会社だから期待した。
物語の前半の会話がとてもいい。
好きな本、映画、音楽、尽きないやりとりの世界観が心地いい。
だが、後半になると、予定調和の展開、彼の変化の心描写の安易過ぎるし、
えっ、そう、簡単に変わるみたいな・・・。
ここから、どんどん話は安くなるが・・・、でも、見ていて、やはり、心地いい。
過去の自分の恋に振り返って見たからか・・・。
久々のリアル恋愛映画。大好きです。この映画。

映画三昧記2021年1月27日
●僕が気になる斎藤京子って。

「青くて痛くて脆い」を見た。

「キミスイ」の住野よる原作の映画化。
人一倍、傷つくのを恐れる男と、理想を闇雲に追いかける空気の読めない女の関係の脆さ、男女の行き方のアプローチを通じて描く。
しかしながら、深いようなテーマに見えて、残念ながら薄ぺらくてまどろこっしくて消化不良。
ただコンセプトは嫌いでないし、映画自体は興味深い。
そう、総じて、みんな、”青くて痛くて脆い”から・・・。

映画三昧記2021年1月23日
●僕もこれから不織布マスク。

「今日から俺は!劇場版」を見た。

「新解釈 三國志」でタダスベリだった福田監督、
これも、やっぱ、またかのパターンで、笑えない。
ただ、ストーリー展開とアクションで何とかまとめている。

「ミッドウェイ」を見た。

「インデメンデンス・ディ」のローランド・エメリッヒ監督が描くミッドウェイ海戦。
CG処理は巧みだが、内容が大味過ぎる。

「ストーカー 3日間の逆襲」を見た。

得体のしれない男に車で追われるパターンは何作も・・・。
これは、じわじわ真綿で首をしめるようなジワジワ恐怖あおり。
あ~、くどいな・・・。それにしても、鈍感な女の逃げ方ですネ。

カナダ映画「サスペクト 薄表の狂気」を見た。
サイコパスと刑事の戦いの丁々発止の終止符は、
とんでもないアホなオチにのけぞる。何じゃコレ!

「顔のないスパイ」を見た。
リチャード・ギアのスパイ映画。
大物スパイは誰か?意外にも展開が面白い。落としどころもいい。拾い物。

映画三昧記2021年1月16日
●僕はいけないと思いつつ・・・。

映画館で、香港映画「燃えよデブゴン 東京ミッション」を見た。

あえて、コロナ禍、この手の映画で映画館にわざわざ足を運ぶ理由は・・・
それは、主演のドニー・イェンの愛弟子、谷垣健治が初監督ということで、このお方、
「るろうに剣心」のアクション監督で名を馳せたが、もう一人の愛弟子、下村勇二(「キングダム」等のアクション監督)は監督デビューしてるためか?いざ、挑戦か?
このお二人のアクション映画は全チェックしてるので、見にいくことに・・・。(終活は思い立ったら即行動)、で、場内は私のみ一人、貸切り、映画館スタッフ、ごめんネ。
内容は、東京舞台(ほとんど香港でセット)でのドタバタ・アクションコメディ。
ドニーのアクションの切れ味はいいが、何も面白くもない。大昔の香港コメディ炸裂。
ただ、ラストの東京タワーでのアクション(これもセット)は、うまいことCGをはめ込んでいるのはお見事だが、結局、つまらかった。エンドロールのメイキングをもっと見たかった。

お口直しに、「イップ・マン 完結」を見た。

シリーズ最終作ながら、うまくまとめている。
ただし、ことさらアメリカが悪としての扱いは、中国だからか・・・。
とにかく、今、アジアのアクション王に君臨するドニー・イェンの真骨頂。

「ホーンテット 世界一怖いお化け屋敷」を見た。

ヒットした「クワイエット・プレイス」の脚本家コンビの監督作。
新しいことはない、ただ殺されていくだけ・・・。やれやれ。

<余談>
映画館で見た「テネット」を、冒頭のアクションシーンが良かったので
DVD化で、ここだけ見る。それが、それが、全然、迫力がない。えっ、こんなもの?
やはり、映画館で見る大画面、効果音、音楽のなせる業、やはり映画館の醍醐味を
あらためて思い知る。

映画三昧記2021年1月9日
●僕の手には何故か羽子板。

不要不急でも、つい、映画館で「スタントウーマン」を見た。

映画製作の裏側に魅かれて。
スタントという男社会で、信念を持って挑む名だたるスタントウーマンの歴史を
映画の映像をまじえて語る。興味深いが、映画会社の協力があまり得られなかったのか、
紹介する映画が少ないのが残念ではあった。ただ、スタントウーマンとしての心意気、誇り、
素晴らしいの一語である。

遅ればせながら、「スターウォーズ・スカイウォーカーの夜明け」を見た。

ここでも何度も書いたが、1977年第1弾から「スターウォーズ」は好きではない。
でも、全作見ているのは、この映画の製作陣の熱量を見るため・・・。
本作は、初期のダークさは薄れ、これも、本家のルーカスがディズニーに権利を
手放しては、こうなるでしょう、ファミリー向けです。
そう、「アベンジャーズ」なノリで大味な味付け。
そして、2時間40分の上映時間。とても長い、その上、くどい、何でもあれか。
うん、最後、悪のセリフ、矛盾してるヨ。
でも、エンタティメントとしては、よくまとめていると思う。あ~疲れた。

「カウントダウン」を見た。

スマホの余命宣告アプリによる追い詰められる姉妹の恐怖を描く。
「リング」のパターン。B級だが、作りの丁寧さには好感が持てる。

「一度も撃っていません」を見た。

阪本順一監督と一時代を築いたベテラン名脚本家、丸山昇一(野獣死すべし、探偵物語など)のタッグで、映画の妙を楽しませてくれる。
名立たる俳優と脇を有名俳優が意気で集まったのが伺わえる。憎いネ。

「真犯人」を見た。

ミステリーの時間軸がごちゃごちゃだから見にくいが、
オチはこうきたか!ここは新鮮。
ただ、全編、出演者たちが大声をあげてばかりでうるさい。

「権力に告ぐ」を見た。

実話に基づく検察官の孤軍奮闘、権力社会に立ち向かう姿を描く。
重いテーマに見えて、何故か軽い。デフォルメし過ぎだからでしょう。

キム・キドク監督の「The NET 網に囚われた男」を見た。

北から韓国へ、漁師が事故でたどり着く。
男が両国の思惑に翻弄され、さいなでいく理不尽な運命とは・・・。
韓国の名匠キム・キドク、あまり毒性はない。

「狂武蔵」を見た。

77分、ワンシーン、ワンカットな長回しの殺陣が売り。
主役の坂口拓の意地だけで作ったのだが、観客は置いてきぼりですネ。

「酔うと化け物になる父がつらい」を見た。

松本穂香主演だから見る。
やっぱ、酔っ払い映画はウンザリです。

中国映画「クライマーズ」を見た。
ツイ・ハーク、チャン・ツィイー、ジャッキー・チェンが絡んでいるが、
国家掲揚な匂い、ぷんぷん・・・。

「エキストロ」を見た。
エキストラの現状をドキュメント風にしたのはいいが、
ありえないこと、多過ぎ。

映画三昧記2021年1月5日
●僕は裏切られる。

「新感染半島ファイナルステージ」を見た。

前作「新感染 ファイナルエキスプレス」は、最高に面白かった。
まざまざと韓国映画のエンターティメントの底力をかいま見た。
それがそれが、本作は、ダラダラした展開に睡魔が襲う。
前作同様の監督の作品とは思えない不出来。
あの「マッドマックス怒りのデスロード」を意識したという売り物の
カーアクションは、CG丸出し。
極め付けにラストは、とても安いドラマを長々と魅せられて唖然。
新年、1発目の映画館鑑賞、アホな映画に寒気がする。

映画三昧記2021年1月2日
●僕は、新春、すがすがしい映画に出会う。

「アルプススタンドのはしの方」を見た。

新年早々、初映画鑑賞から、傑作に出会ってしまった。
シ・ア・ワ・セ。
高校演劇大会の最優秀に輝いた原作の映画化。
高校野球のアルプスタンドのはしの方で観戦する少女たちの思いを描く。
ラスト15分までは、完全な前フリ。ここから怒涛の展開となる。
監督は、映画好きにはたまらない知る人ぞ知る城定秀夫の腕が唸る。
いい年の始まり。気持ちいい。

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制作:chuei.jp
四日市中映シネマックス

STAFF: Setuo Watanabe  Namiko Tati  Tiaki Kobayasi  Mika Tutui
THANKS: Yasuo Itou  Yosiyuki Oota  Hiromitu Ootuka  Turukiti Suzuki  Tosimizu  Miki Nakamura