映画三昧記
                                
*2008年〜 *2010年〜 *2012年〜  *2014年〜  *2018年〜 
映画三昧記2019年9月18日
●僕は、消費税すべて10%にすればいいと思う。

「マギー・プラン幸せのあとしまつ」を見た。

略奪婚したが、自分を省みない夫に嫌気さし、身勝手ながら
元家族に戻そうと、元妻と画策するが、結果、しっちゃかめっちゃか・・・
さてさて、どうなる・・・
アメリカンな行動だが、どこそこかに親近感。個人的には、評価はさておき、好きな映画。

スウェーデン映画「幸せなひとりぼっち」を見た。」を見た。

妻に先立たれ、60歳手前でリストラされた頑固爺。
住宅街では、何かと口うるさく煙たがれる、やっかいもの扱い。自殺を何度も試みるが
隣に引っ越してきた家族との交流から、いろんな事項が頻発し、あらためて、
自分のありかに気付くハートフルな物語。
さりげない中にも、差別、生き方を熱く問いかける心に響く必見作品。

邦画「くも漫。」を見た。

風俗で、くも膜下出血で倒れ緊急搬入された男の実話。
小粒ながらも、ベタなコメディさも気にならない。
これは拾い物の傑作である。

アイスランド映画「殺意の誓約」を見た。
医師の娘の彼氏はヤクの売人。それを引き裂くために画策するが、
最後は、医師の信条を問われるサスペンス。
退屈はしないが、話に無理がある。

イギリス映画「キューブ・ホワイト」を見た。
あの伝説の「キューブ」の最新版かと思いきや、何の関係もないタイトル詐欺。
これが、最近DVDに多い、売るがための、発売元の良心の無さ。恥を知れ!

ドイツ映画「ブルース・オブ・イエスタディ」を見た。

ホロコーストに関わったナチの故祖父の孫と、ホロコーストで命を失った祖母のユダヤ人孫が、ホロコーストをテーマとした会議に参加した男と女、
女性は嫌悪感むき出しの関係性が、やがて愛に変わる、感情乱交気流展開。
ドイツでは大ヒット、アカデミー賞外国語賞にもノミネートと大評判だが、
いかんせん、主人公達が身勝手で、何も心が動かない。
何で、評判いいのかわからない。

邦画「光」を見た。
「さよなら渓谷」で名を挙げた監督作品なれど、映画してます風で、やりたい放題、
見る側そっちのけの自己満足映画。やれやれ・・・。

45年ぶりに「ダーティハリー2」を再度見た。
当時は授業サボって映画館で見た。期待はずれしかなかったが、
過去を振り返る意味で確認作業で見る。
やはり、派手さはないが、練られている脚本があのマイケル・チミノとは・・・
内容よりも、クリント・イーストウッドの存在感、「ダーティハリー」は不滅のキャラを
あらためて再認識させられる。もう、このようなキャラは出てこないだろう。
やっぱ、ダーティハリー、タイトルといい、かっこいい!!!

映画三昧記2019年9月13日
●僕には内縁の妻はいない。

「ヴィクトリア女王・最期の秘密」を見た。

1887年、英国女王とインドから派遣された召使との差別なき交流を描いた史実に基づく物語。
この事実は2010年、この召使の日記が発見されてのこと。
これは、ある意味、老いた女王とのラブストーリーのように描かれる。
心寄せていく模様が、権力と嫉妬が渦巻くさなか、初々しく、淡々と、時に激しく、
さりげない感動に包まれている
実際の宮殿を舞台に、美術、衣装等、スタッフの気概を感じる良作の1本である。

映画三昧記2019年9月11日
●僕と、ハウメニュータイム。

韓国映画「「Be With You 〜いま、会いにゆきます」を見た。

邦画「いま、会いにゆきます」の韓国リメイク版。
まさに、恋愛のノリは、韓国映画味付け過ぎて、前半、ベタベタ感満載と不必要な逸話も
多すぎるのにウンザリ、もう途中で頓挫しかけたが・・・、ここは見届けるかと・・・我慢。
最後は、おなじみの韓国ワールドの締め方、何とか、良しとするか。

*で、すぐさに、あらためて、あらためて、15年ぶりに、もう一度、本家本元を。
この映画がきっかけで、結ばれ、結局離婚した主演お二人だが、
まあ、それはさて置き、
日本の「いま、会いにゆきます」を、じっくり見た。

や〜、もう唸るしかない。見事としか言いようがない。
監督、脚本と、秀逸の出来栄え。
画力が半端ない。まさにラブストーリーの頂上を極める。
当時も感動したが、さらに15年経っても新鮮、なおさらの感動に酔いしれる。
号泣です。本当に素晴らしい。皆さん、再度、見て下さい。必見です!


またまた、邦画の韓国リメイク版「リトル・フォレスト春夏秋冬」を見た。

邦画では、橋本愛が主演。夏秋編と、冬春編の2部作。
特に好きなのは夏秋編。都会生活から不便な片田舎の実家でのひとり暮らし。
丁寧に四季折々の片田舎の風情と暮らしの中、四季の食べ物をおいしく頂く事に焦点を。
その様を根気良くドキュメント風に撮られ手間隙かけた作風に好感を持った作品。
さあ、これを韓国バージョンにすると、どうなる?興味津々・・・。
邦画に比べれば、1部作なので四季の小まめさはないが、通欲的ドラマにはなりえて
飽きさせないし、離れ離れの母子との感情を上手く取り入れている。
映画という意味では、こちらの方が、見やすいかな。
どちらにしても、日本も韓国も、四季も風情も食べ物も工夫は変われど、さほど変わらない。
こころの在り方も変わらない。
しみじみ、この映画を見てて、感じたのは、
ひとり自然と向き合えば、大きないさかいにもならない。
ただし、社会の面子、利害と向き合えば、行き付く所、邪念が生まれる。
原点回帰、何もない、何も求めない、自然の摂理に従えば、おのずと答えは見つかるのに。
欲にまみれる、煩悩に向き合わない。だから、世界の戦いは終わらない、悲しいかな。

映画三昧記2019年9月9日
●僕と中村ゆり。

映画館、客5人。でも、中村ゆり見たさに「影に抱かれて眠れ」を見た。

アウトロー映画。Vシネマのよう。見たくないジャンル。
でも、中村ゆりが出てるから・・・。苦痛の上映時間。
中村ゆり、やはり美しい。
(二階堂ふみさん、松本穂香さん、すみません。)

映画三昧記2019年9月8日
●僕白書。

イギリス映画「マイ・ブック・ショップ」を見た。

1959年、イギリスの小さな町。
未亡人が念願の本屋を開店しようとするが、町の女権力者が、その建物で
芸術センターを作りたいが為に、何かと陰湿ないやがらせで閉店に追い込もうとする・・・
この映画は、ただ単に、本を愛してやまないストーリーにとどまらず、崇高な心の勇気、
人間の醜い残酷さを描かれている。
ただし、気高く、気品にあふれた堂々の作品である。制作陣に拍手を送りたい。


ついつい、見逃していた「ペンタゴン・ペーパーズ」をやっと見た。

1971年、ベトナム戦争激化のさなか、政府の最高機密文書が世の中にあぶりだされた。
負け戦をわかりつつ、ベトナム戦争泥沼化に直進した実態が・・・
政府と新聞社との壮絶な駆け引きの戦いを描く。
この作品は、他の映画に没頭していたスピルバーグが、この脚本を見るやいやな、
時間がない中、最高のスタッフを総動員して、作り上げた傑作である。
こんなに遅ればせながらの感想は、つらいが、これぞスピルバーグ!
45年前、スピルバーグ初監督作品「続・激突!カージャック」
(なんと、おぞましいタイトルか、世間は「激突!」が初と思っているが、これはテレビドラマで、あまりの評判の良さに日本では劇場公開した経緯もあり、この無様タイトル、原題は、「シュガーランド・エキスプレス」です。いいですネ〜・・・、当時公開され、劇場で何度も見て、何度も感動し、スピルバーグにぞっこん、その後、「ジョーズ」で、「ET」でと躍進著しかったが、「AI」あたりから、なんか雲行きが怪しくなり、見てはいたが、気持ちは、ずっと疎遠なような感じだったが・・・、この作品を見て、あらためて、初心に思った感慨さが蘇ってきた。スピルバーグ、やっぱ、あなたは、こうでなくちゃ!)
と、いうことで、特典映像でも、時代再現のため、美術等が半端ない、音楽もジョン・ウィリアムスとくるから、映画好きには、たまらない渾身の1作であります。いいぞ!

映画三昧記2019年9月6日
●僕の郷愁。

「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド」を見た。

梶芽衣子、千葉真一、邦画にも傾倒する映画大好きタランティーノ。
今度は、とことん、1969年から、ハリウッドの再現がしたいがために、
ウェスタンもやりたい、テレビドラマもやりたい、撮影所裏話描きたい、
映画館描きたい、街中描きたい、世相描きたい、まさに、
懐古的な映画を、タランティーノのマスターベーション炸裂か!
当時再現に、まあ、撮影地、車、ネオン、セット等の計り知れぬ努力は、
ひしひし伝わってくるが・・・。
その世代、映画通まみれに捧げる、そして、自己満足にひたる様相。
あ〜長い、長い、2時間40分近く・・・
タランティーノ、根っからの映画好きの極みそのものの映画です。

フランス映画「午後8時の訪問者」を見た。

診療所の定刻過ぎたベルに応対しなかっため、その後、その少女が
身元不明の死体で発見された。罪悪感にとらわれた女性医師は、
未来を約束された病院の医師の依頼も断り、必死に、手がかりを探ろうとする・・・。
展開は、さしたるドラマもなく平坦だが、彼女の心模様が、さりげなく、やさしく
映画を通じて伝わってくる。見せるところは見せる、切るとこは切る、
カンヌ映画祭の常連監督だけあって、上手さと表現方法がいい。
また、この主演女優に、ついつい、心寄せてしまうほどの魅力に満ちている。
好きな作品です。

映画三昧記2019年9月2日
●僕の内なる覚悟。

「ライ麦畑の反逆児」を見た。

1951年出版された伝説の世界的ベストセラー小説「ライ麦畑でつかまえて」の
著者J・D・サリンジャーの半生を描いた伝記ドラマ。
この本を書き上げる経緯を、青年の苦悩、葛藤、そして、その行動が
平凡な家庭生活もままらならぬ、ただひたすら自問自答の作家のある意味、狂気が
物書きという対場にむしばわれていく様を淡々と描いている。
大きなドラマもないから、退屈な面もあるが、あえて、創作する者は、
どこか、浮世離れではなければいけないのも事実である。興味深い。

「否定と肯定」を見た。

ホロコーストを否定論者と、ホロコーストの真実を書いたベストセラー作家との
イギリスでの裁判を描く事実に基づく物語。
この映画は、ただ単に、ホロコーストの実態に焦点に当てただけでなく、
いかに、裁判の戦い方にスポットを。
弁護士団の膨大な調査を駆使して、緻密で、駆け引きあふれた
見事なまでの論破に驚かされる。裁判は、あいまいな手法ではダメで、自ら現地を視察、
その問題に、どう取り組むか、そして志が、勝負を分けるのであると映画は語る。
このテーマを、難しくしない作風に感心した。
ちなみに、あのケビン・コスナー主演大ヒット作の「ボディガード」の監督、
ツボは心得ている。恐れ入ります。

「犬猿」を遅ればせながら見た。

「机のなかみ」、「麦子さんと」、「ヒメアノール」等と実績ある吉田恵輔監督だから手堅いが。
話は犯罪歴のある兄、生真面目な弟。ブスでもてないが勤勉な姉、可愛さだけでバカな妹、
二組それぞれの兄弟のいさかいが、リンクしながらどんどんエスカレート、その様を延々と
見せられる。前半はいい。特にニッチェの江上の演技は役柄もあるが際立つ。
しかしながら後半は失速。前半の良さをいかしきれなかった。


映画三昧記2019年8月30日
●僕は感服。

「ハンターキラー 潜行せよ」を見た。

荒唐無稽といえばそれまで。
娯楽大作の極み、文句なしの面白さ。
潜水艦アクションということで、冷めた目で見てたが、
それがそれが、海中にとどまらず、地上戦も取り入れ飽きさせない。
やりきる、振り切る、感動叩き込む、ちょいアラを探せばきりがないが・・・
思う存分、映画の醍醐味、ここにあり!
拍手!!!!!!


「天才作家の真実 40年目の真実」を見た。

ノーベル文学賞に輝く夫の秘密は、すべてが妻のゴーストライーターによるものだった・・・。
展開は、そこそこには練られているが、どこかしこに安い。
そこを監督の演出と、グレン・グローズの演技に支えられている。

イラン映画「セールスマン」を遅ればせながら見た。

妻が侵入者に傷を負った。
犯人探しに躍起になった夫と妻に待ち受ける結末とは・・・。
娯楽作ではない、話もとんとんとはいかない、だから退屈かもしれない、
しかし、人の心につけこむギリギリの心理戦のように迫ってくるものがある。
巧みな脚本と演出、出演者の演技とも、芸術の域。
お見事である。

「青の帰り道」を見た。いや、40分で頓挫した。

青春ど真ん中をリアリティあふれた作風が売りだが・・・
いささか、オーバー。すみません、途中頓挫。

フランス映画「ザ・ミスト」を見た。

ハリウッド映画の「ミスト」ではなく、どちらもパニック風であるが、
出来は、上記の方が上回るが、
本作は、全編が前説で我慢、ラストだけで、やるじゃないか!と唸る。
ファーストシーンに意味があったのかと・・・また唸る。
これは、アメリカ、ヨーロッパ、文化の違いが出た。


なんやかんやで、韓国映画「君の結婚式」を見た。

高校時代の交際から、およそ10年近く・・・。
山アリ谷アリの男女の複雑な関係をコメディ風に、プラトニックに・・・
邦画のコミック的ではないので、等身大な恋愛感は好感がもてる。

今だから、韓国映画「復讐のトリック」を見た。
戦後のお話だから、舞台設定上、制作費もかかる。
タイトルどおりのトリックには、???、そこまですることか?と
展開も???、でも努力は買う。

またも、韓国映画「あいつだ」を見た。
お得意のサスペンス映画なのだが、これはいただけない。
殺された妹の犯人探し、オカルトも取り入れ、
何でもごちゃまぜ、受ければいいの安易さが伺われる。
今年は、韓国映画サスペンス映画のオススメは「死体の消えた夜」、是非、見てネ。

アイルランド映画「デッド・ノート」を見た。
「デスノート」ではない、紛らわしいが・・・
警察署に留置した正体不明の男が次々と署内の人たちに死の宣告を・・・
面白そうにはならず、チープさだけ漂うだけ。

映画三昧記2019年8月26日
●僕にとって、”愛こそすべて”。

インド映画「バジュランギおじさんと、小さな迷子」を見た。

インドで迷子になったパキスタンの少女を家族の元に送り届けるハートフルムービー。
昨今、何かと、インド、パキスタン両国の不穏な関係だが、
本作は、熱いメッセージが込められている。
されど、
話が長い、くどい、ベタ、展開のメガてんこ盛り、これでもかと泣かせて、泣かせて・・・
でも、野暮は言わない!理屈はいらない!
国と国との仲たがい、宗教の相違、すべてを超えて、
人間は、”愛”があれば乗り越えられる。それが、絵空事といえば、それまで。
この映画こそ、映画の真髄である!
絶賛!拍手!!!

映画三昧記2019年8月21日
●僕と世論。

「ビリーブ」を見た。

男女差別が激しかった1970年代アメリカ。少数だったある女性弁護士が、
女性の権利を訴え続けた実話に基づく物語。
内容は、かなり専門的な会話が続くが、並々ならぬ力説が見る側の心を揺さぶる。
この映画は、ただ単に自由を求めた映画ではなく、
利己的に走るこの世に、警鐘を鳴らす映画である。
素晴らしい。

映画三昧記2019年8月20日
●僕は腹が煮えくりわたる。

「カメラを止めるな」の上田慎一郎、パクリ疑惑で人騒動もあったが、
その後の書き下ろし作品「イソップの思うツボ」を見た。観客、私を含み二人で・・・。

三人の監督名で連れているが・・・
あの「カメラを止めるな!」の上田慎一郎監督そのものの映画であろう。
さほど、前作を私は評価はしてないが、インディーズとしては頑張ったものはあった。
自主制作映画の志も伝わってきたが・・・
しかしながら本作は、やっぱしか!の監督の腕の無さが、モロに出ている・・・。
「カメ止め」の世界観、ベタ感は相変わらずで、
そこに、さあ、予想外のひねりはどうですか?を連発するが・・・
「運命じゃいない人」、「アフタースクール」、「鍵泥棒のメソッド」の
内田けんじ監督には到底及ばない、まあ、内田監督と比べるのも失礼か。
まあ、ネタが安い、おお安売り、学祭のノリ、B級というより
映画館で上映できるレベルではない!ご本人のこの自覚のなさが、情けない。

映画三昧記2019年8月16日
●僕はヘイトしない。

「ダンスウィズミー」を見た。

ひょんなことから詐欺催眠術で、音楽が流れればミュージカルと化す状態にされるOL。
会議でも、レストランでも、音楽で歌い踊りだす、それを解きたくて・・・
逃避した男を探し出すロードムービー。
まあ、見る前から、変な予感はしたが、それを超える空前の最悪さ。
「ウォターボーイズ」、「スウィングガールズ」等の矢口監督、何を血迷ったのか??????
「ラ・ラ・ランド」に刺激を受けたのか????まあ、それはないか・・・
ピンチをチャンスに変える、共感を得る、それを踊りと歌で
難を逃れる大事なシーンなのに、そうケチはつけたくはないが、
あまりにも、新人といえど、キレも上手さもない、努力も感じない。
脚本はまとまりなし、行き当たりばったり、不自然なシーンの羅列。
音楽のチョイスは、監督の好みと感じるが・・・ときめきも、何もない。
とんでもない学芸会を延々と見せられる。矢口監督の、これが終焉なのか・・・・?

映画三昧記2019年8月15日
●僕に問う。

「修道士は沈黙する」を見た。

世界の経済を左右する財務大臣会議を前に場違いなある修道士が呼ばれる。
その夜、大物フィクサーが変死を遂げるが、最後に共にした修道士に嫌疑がかかる・・・
しかし、修道士は沈黙を続けるのみ・・・。
その展開はミステリーなれど、そうではない。
人の本質を問いかける道徳に満ちたメッセージ映画である。
この作品をどう捉えるかは、リトマス試験紙のように試される。
経済のみに翻弄される資本主義に警鐘を鳴らす、素晴らしい作品。
たぶん、見たら??????の方が多数だろう・・・。それが、世界の現実。


「鈴木家の嘘」を見た。

引きこもりの兄の自殺による家族それぞれの受けとめをコミカルさも入れつつ
シリアスかつ、まったり感を持つ野心作。
間延び間と、この展開やり過ぎシーンも気になるが、残された者のさいなむ感情を
この作風で撮り上げたのには賞賛に値する。
頑張った賞。

「マイル22」を見た。
護送する男を守るため、狙う集団とのドンパチ映画。
会話は言葉遊びが多いのがうざい、しかし、「ザ・レイド」での主演俳優が脇を固めただけに
アクションは手馴れ感はあるが興奮はない、よくあるパターンというのもあるが、
守る側サイドの司令部が緻密な指示(どこそこかにカメラモニターが不思議)と裏腹に
現場側は手薄な上、行き当たりばったりで動いていく。
そんなアホな〜!ですかな。

フランス映画「ジュリアン」を見た。
調停離婚後の元妻子を執拗に追い詰めていくDV男の話。
予告編はいい、触れ込みは評価95点、ヴィネチア映画祭監督賞、世界が絶賛と・・・
それが、それが、上記の話を、自己満足な長回しシーンと、えっ、それオチ?
どこが面白い、どこがいい?延々とDV見るだけのつらい映画ですネ。

「ナチス第三の男」を見た。
一連のナチスものだが、本作のスポットはヒトラーから3番目の幹部。
前半は、とことんナチスの残虐さを描き、後半はアクション映画と化す。
丁寧な画作りも好感、だが、焦点が搾りきれていない。
それでも、ナチスのテーマで幾年も何作も製作する意義は感心する。

映画三昧記2019年8月10日
●僕ゆえの結。

フランス映画「天国でまた会おう」を見た。

1910年代、戦争による裏切り、喪失を、詐欺による仕返しを
娯楽作でありながらも芸術的に描く。
丁寧な画作り、心模様、作風。文化のヨーロッパ映画の堂々の作品。
絶対、邦画では無理な世界観。

韓国映画「バーニング」を見た。

「ペパーミント・キャンディー」の監督が村上春樹の原作で描く。
前半は、映画通でないと頓挫する展開だが、後半になると一気に独特の世界観が
炸裂する。物語は平坦だが、こころをキリキリ刻むかのような芸術性には頭が下がる。
キム・キドクといい、ホン・サンスといい、このイ・チャンドン然り、映画への信念が違う。

映画三昧記2019年8月8日
●僕の妹、桃子。

「ファウンダー・ハンバーガー帝国のヒミツ」を見た。

マクドナルドの軌跡を描く実話なれど、ビックリする内容。
マクドナルドを誕生させた実直な兄弟と、それを手玉にとって横取りした男の実態が
あからさまに描かれる。契約は破る、平気で裏切る、それで成功した者勝ちか・・・。
こんにちのグローバール企業マクドナルド誕生の裏に愕然とする。
必見。

フランス映画「おとなの恋の測り方」を見た。

美人弁護士と136センチの小男との恋の行方は・・・。
この組み合わせに好奇な視線と差別。コメディタッチにして、メッセージを込めた恋バナ。
ラストがやり過ぎ、興醒めだが、見る価値あり。

「空の色」を見た。
韓国映画の底力、伝説の「猟奇的な彼女」の監督の日本を舞台の合作映画。
目が点になるどころではない、あの監督とは思えない不出来さにクラクラする。
話はしっちゃめっちゃか、自己満足、これで、自ら最高傑作とのたまう。
「猟奇的な彼女」に完全に泥を塗る大失敗作!

「ドント・リサーチ」を見た。
ドント・・・何々・・・が多いが・・・
これは、夫の浮気疑惑で尾行したら、どんでもない事実を見るハメに・・・
まあ、スローな展開で、ヒタヒタ感でねばりまくる・・・ねばり過ぎ。

「セリーナ炎の女」を見た。
「ハンガーゲーム」の女優が見せる狂った恋の情念。
商業主義に走ってないところは買うが、動機が短絡過ぎる。

「キリング・フィールズ失踪地帯」を見た。
「キックアス」のヒットガールで一躍人気者になったクロエ・グレース・モレッツ2011年作。
女性失踪事件がテーマ。実話というが、最後は、えっ、それって、おかしいラストに
ただただ呆気にとられる。

映画三昧記2019年8月2日
●僕の我慢。

シリーズ最新作「ワイルドスピード・スパーコンボ」を見た。

このシリーズ、
初期の作品はカーアクションのアナログさが売りだったが、
予想を超える大ヒットで、どんどん制作費もふんだんとなると、
カーアクションも、カー・スカイダイビング、高層ビルからビルへのカー・ダイビング、
氷上のカー大爆破等々・・・CG頼みのカー・サーカスに変貌していく。
もう、見ててハラハラ感などない。SF映画の様相。
振り返れば、カーアクションの原点、スティーヴ、マックイーン主演の「ブリット」をきっかけに、ウイリアム・フリードキン監督の「フレンチ・コネクション」で、電車高架下カーアクションが俄然、注目され、それをうけて、「セブンアップス」では、20分連続カーチェイスとなる。
そして、1974年、遂にカーアクションの金字塔、
伝説の「バニシングin60」が生まれた。
カースタントのHB・ハリッキーが自ら製作・監督・脚本し、ほぼカーアクションに特化し、低予算ながら大ヒットした。公道を黄色いマスタングが突っ走る、幾台ものパトカーが追いかける。これぞ、カーアクション映画。今、見ても、色あせない。
もちろんCGなどない、体を張ったカーアクションがそこにある。
本題に戻ろう。
「ワイルドスピード」よ、いったい、どこへ向かうのか。
本作は、長たらしい漫才の掛け合いを見せられ、殴り合い、また掛け合い会話、また殴り合い、銃撃戦、後半は、大掛かりな大爆破、またまた漫才、そしてクライマックの怒涛のCG多様のカーバトル、飽きてくる。もう、早く終われよ!何にも面白くない。
膨大な制作費を湯水のごとく使いました。
どうですか?ハデでしょう!満腹でしょう!ですか?
最後に、言いたい!”ワイルドスピードよ、原点に帰れ!”

映画三昧記2019年7月30日
●僕が見抜けない恋の罠。

「バニー・レークは行方不明」を見た。

蒼井優の「の「アズミハルコは行方不明」は見たが・・・関係はない。
この作品は、アメリカ映画、1966年作品。
話は、子供が行方不明・・・警察と共に捜索するが手がかりなし・・・
疑いは、鼻から子供は存在してなのではないかと母親への疑惑へと・・・
ラストは「サイコ」を彷彿させられる展開・・・
とにかく、冒頭のキャステイングクレジットが、斬新なアイデアに超ビックリ!
1966年です。もう、ここだけで、見る価値あり。
話も、ワンシチューエーションに徹底し、わかりやすいし、
最後のブランコシーンは、芸術的。
何度もレンタル店で気にはしてたが、ヒッチコック作品ではないのでパスしてが、
いや〜!早く、見とけば良かった!
昨今の作品の何重ものどんでん返しパターンにあきれ返っていたが、
こんな原点に掘り出し物がある。いい!

「サムライマラソン」を見た。

佐藤健はじめ豪華なキャスティングなれど、物語がしょぼい。
日本のマラソンの発祥と言われる江戸時代の遠足(マラソン)を軸に
幕府の陰謀と隠密、武士たちの戦いを描く。
何で、そうなる?訳のわからない筋に引き込まれることはない。
ただし、小松菜奈が意外にも可愛い。

「あの頃、君を追いかけた」を見た。

乃木坂の斉藤飛鳥見たさではなく、松本穂香が出てるから・・・
高校時代から片思い
を描く、今時、珍しいピュアなテーマ。
話も弾まない、退屈なのだが、ついつい見ちゃう。
だって、よくあるコミック風ではなく、素朴感が初々しい。
昭和世代にはいいかも。

「世界でいちばん長い写真」を見た。
これも松本穂香見たさに・・・
1台の360度パノラマ写真機を通じて、写真仲間の青春劇。
まとめ方はいいが、そこまでがのらない。
答えがわかっているだけに・・・

「きらきら眼鏡」を見た。

高校時代、彼女を亡くして、喪失感の男性と
余命を宣告された彼氏を持つ女性との交流の果てには・・・
池脇千鶴は相変わらず演技はいいが、高まるものはない。
それよりも驚いたのは、特典映像のカットシーン集、
主演だけのカットならわかるが、取り巻きの関係者シーンをバッサリ全部、
たぶん、二人だけに焦点を絞った方が最良と判断したのだろうが、
そこだけに出てる出演者には酷なこと、脚本段階で気付けよ!
贅肉をとったつもりだろうが、私から見たらカットシーン全部入れても良かった思う。
メイキングではロケ地のボランティアが食事を含めて持ち出しの全面協力。
当地の方は、残念無念であろう。そう意味でも罪な映画。

フランス映画「二重螺旋の恋人」を見た。

私の好きな、フランソワ・オゾン監督作品なのに、
妄想女と双子男性二人との迷走。
こりゃ、ダメだわ。自己満足のみ。がっくり!

「アリスのままで」を遅ればせながら見た。

認知症をテーマに、アカデミー賞に輝くジュリアン・ムーアの演技は迫真ものだが、
テーマの訴えるものは弱い。

「シークレットアイズ」を見た。

未解決殺人事件に元刑事と、かっての同僚との協力を得て奔走するが、
結末は、予想だにしない展開・・・
確かに飽きさせない、ニコール・キッドマンとジュリア・ロバーツも出てる豪華さ、
見て損はない。

ノルウェー映画「ヒットラーに屈しなかった国王」を見た。

実話に基づくだけに、迫力はある。
もう少し、予算をかければ、凄さは倍増しただろう。

ベルギー映画「アノンウン・ボディーズ」を見た。

サイコパスムービー。
途中で犯人はバレバレ・・・
他の容疑者たちを、これでもかこれでもか、犯人にと思わせぶり
くどい位、仕掛けてくる。それが、??????
で、クライマックス、サスペンスではなく、逃走アクション、カーアクションと
やたらとサービス(前半にSEXシーン2回)もありで、何じゃ、これです。
結局、犯人の動機も描かず、終わりは、は〜っ?です。
しっちゃかめっちゃか、話をどんどん盛れば観客は喜ぶと思ったらいいものではない。

「キャプテンマーベル」を最速で見た。
どこが、面白いの?

映画三昧記2019年7月26日
●僕の大和魂?

「アルキメデスの大戦」を見た。

今までの”大和”映画は好戦的に描かれていたが、
フィクションなれど、この視点は、お見事である。
当時の軍部にも冷静さを持った方はいただろう・・・
ただし、連戦連勝の日本の頭の中には、
必勝神話しかなく、流れに飲み込まれていく・・・。
この様な描き方は、意義ある。
内容も、冒頭から、ハリウッドさながら、いや、目を見張るCGに圧倒される。
展開は、数式の戦いのドラマに終始するので、全体的には
地味目なのだが、物語をぐいぐいと引っ張っていく。
このテーマで、ここまで、エンターティメントした山崎貴監督、
腕を上げている。

映画三昧記2019年7月19日
●僕は足早に。

「天気の子」を見た。

およそ10年以上前、映画館支配人時代、配給元のコミックスウェーブから
初めてのお電話、「新海誠監督の秒速5センメートル」の上映依頼、
新海監督作品は見た事もなかったが、そのタイトルに魅かれ即決。
送られてきた予告編をすぐさに見たら、かってない映像表現に唖然、
何だ、この世界観。当然、本編は予想以上の素晴らしさ。
新海ワールドに魅了された・・・。
そして、さかのぼった新海作品を見た上、その後の新海作品は注視していた。
そして、「言の葉の庭」あたりから東宝がからみ、
置きにいった感は否めないが、まだ、新海ワールドの魂は売っていない。
で、遂に、「君の名は。」は、ヒットメーカーの川村元気がからみ(嫌な予感)
またしても東宝配給の夏公開。東宝自体も期待感はさほどでもなかったが、
それがそれが大バケの超超大ヒット!
映画自体は、よくある予定調和取り入れた脚本で、
完全に狙いにいったウケ狙いは見え見えながらも、映像表現は変わらなかった。
ただし、世間が唸るほど、個人的にははまらなかった。
ただ、映画館時代の経緯もあり、親のような心境で、
”新海誠監督、ようやく花が開いて良かったネ!”の感慨深いものが・・・。

さあ、今度はどうする?
本日、初日鑑賞。もう少し、原点に立ち返るかと思いきや、
「君の名は。」を、後半、さらに超えるウケ狙いのまたしても定番羅列。
音楽のラッドウィンプスは、これは見事な職人芸、
ピッタシ、画にはまっている。さすがである。
でも、いかんせん、稚拙なストーリー展開にウンザリ!
一般的には、受けるでしょう。隣で泣いている人もいたし・・。
何故か、寂しい・・・。
あなたの世界観、言葉過多にならず、映像で見せる心の淵の描き方、
一般ウケはしなでしょうが・・・あなたには、本当は、その世界観がしたいはずだ。
心優しいあなたは、まだ、周りに、恩を返したいだよね。
きっと、そうだよね。まあ、それでも、いいや。次回作に期待しています。


映画三昧記2019年7月14日
●僕に誕生日メールをよこす優しい人。

「名前」を見た。

いくつもの偽名を使って生きる男。
その男の窮地を、「お父さん。」と呼んで助ける女子高生。
そして互いの秘密を抱えて、不思議な関係が始まる・・・。
人の有り様の深み、浅瀬、収拾のつかない心の着地点、人は模索する。
答えは、自分でしか計れない。これを見て、退屈する方もいるだろう・・・。
でも、この映画は、傑作である。
主演、津田寛治、駒井蓮、目を見張る演技、監督に拍手を贈りたい。素晴らしい。


「空のレストラン」を見た。
大泉洋の北海道舞台の3部作目か。
ハッキリ言って、とんでもないストーリー。
酪農、農業、漁業、チーズ作り・・・、食物のこだわり、仲間との友情を
学芸会を見るような浅い逸話が、これでもか、これでもかと・・・続く。
あまりの安ぽさに演じるほうも、異論を唱えなかったのか、不思議なくらい。
エンディングが皆の食材で念願の「空のレストラン」オープン、
お客様をおもてなすのではなく、各自の食材自慢合戦のうえ、客無視で
いきなり踊り歌いだす。
製作陣マスターベーション映画、再度、とんでもない映画にあきれ返る。最悪!

「がっこうぐらし」を見た。
ゾンビによって、学校に閉じ込められた女子高生達が教師と共に
学校での合宿みたいな日々を描く。
ひとこと、アホらしい。

「二つの昨日と僕の未来」を見た。
ご当地映画なのに、パラレルワールドで勝負に出てきたのは買う。
なれど、この手に難癖は言いたくないが、ちょい、「君の名は。」のてィストを放り込んで
あまりにも無理がある、子供だましのストーリーで娯楽作に、で、それでいいの?

「スピードスティール」を」見た。
パッケージの裏面に、最強のカーアクションとうたっているが、
どこにもレース場でのドリフトはあるが、他はどこにもカーアクションがないという、
凄まじい詐欺映画。発売元は、恥ずかしくないのか?

今更に遅ればせながら「海賊と呼ばれた男」を見た。
避けてきた・・・。百田原作なれど、「永遠のゼロ」は見たけど、このジャンルは・・・
結果、見てよかった。石油会社の出光のヒストリーの実話に基づくものだが、
このような地味なテーマで、あの時代を丁寧に描く製作陣の心意気は素晴らしい。
男の志、熱い魂の映画。いい。

「フリーダムランド」を見た。
子供を誘拐された警察に駆け込む白人女性。不信を抱く黒人刑事。
起きた場所が黒人の団地ゆえに起こる差別と偏見。
結局、二人の主人公の演技合戦を延々、見せられるのみ。

「幸せの行方」を見た。
実際に起きた女性失踪事件。疑惑の夫。
映画では、夫だよねの意味深で終わるが・・・
映画公開後、裁判途中のトイレでピンマイクを付けていたのを忘れ、
「俺がみんな殺したんだ。」とつぶやいたのが致命傷。結果、有罪。

ご時世、いろいろあるが、ここは映画好きとして、立て続けに韓国映画4連発。
まずは、「パズル」を見た。
パズルというタイトルは名ばかりで、
オチのヒントが早々に出ているから、後は想像がつく。どうもな。

「目撃者」を見た。
念願で手に入れたマンションから、殺人事件を目撃する。
その日から、警察にもひた隠し、犯人は執拗におどしをかける・・・
それはないはの展開だが、どんどこスケールアップする破壊力あるサスペンスは
韓国映画のお家芸。ラストは、言いたかったテーマで締めくくる。そこは買う。

「名もなき復讐」を見た。
レイプされた女性が警察に訴えたが、真剣に取り合ってくれない。
自ら、復讐の手段に出る。この映画、公開時、韓国の手ぬるいレイプ問題を
このような表現で映画化され、衝撃的な作品と話題になったもの。
オーバーながら、引き込まれるタッチは、さすがである。

「善悪の刀」を見た。
タクシー運転手殺害事件で、悪徳刑事に犯人に仕立てられた実話も基に、
刑期を終えて、冤罪を訴えた弁護士と当人の戦いを描く。
これを見ていると、一部かもしれないが韓国の警察、恐ろしさを感じる。


映画三昧記2019年7月13日
●僕の内面は?

「家へ帰ろう」をみた。

アルゼンチンに住むユダヤ人の88歳の仕立て屋。
娘達にも見離され老人ホームが待っていたが、70年前に交わした友人の約束を
果たすため、ポーランドに家出のように旅立つ。
それは、ホロコーストから逃れ、窮地を救ってれた命の恩人でもある友人との再会に
望みを託すロードムービー。
この過程が、決め細やかな演出、脚本で見事なまでのエンディングを迎える。
ラスト、涙なくしては見られない。必見です。

映画三昧記2019年7月11日
●僕は打ち水。

「ファントム・スレッド」を見た。

1950年代のロンドン。衣装デザイナーで気難しい男の仕事へのこだわり、
いずれ伴侶となる女性との暮らしの中の異常な敏感さの日々を描かれるのみだが、
丁寧な画作りは目を見張るものがある。娯楽作ではない、芸術の域。

「ある女流作家の罪と罰」を見た。

本作もアカデミー賞にノミネートだけに、力強い作品。
売れなくなった女流作家が、手を染めたのは文才をいかした犯罪。
作家の苦悩、犯罪の経過、取り巻く人間関係、実話に基づくだけあって、
大きなドラマもなく淡々と描かれる。
でも、見応えが十分。私は好き。

映画三昧記2019年7月8日
●僕はクソ爺、乃木坂、見て、何か問題でも?

「いつのまにか、ここにいる Documentary of 乃木坂46」を見た。

このようなドキュメンタリー映画を見ると、ロリコン親父とか、揶揄される・・・。
実際、観客はほぼ若い。だから、ちょい気恥ずかしい。
でも見たいものは見る。
前作、「悲しみの忘れ方」も見た。
本作は、だから、乃木坂って、やっぱいい、答えがこのドキュメントにあるような気がする。
どこかしこに、”品”を感じる。
みな、この若さで、苦悩、葛藤、情熱、密度の濃い経験をする。
歌もパフォーマンスも、みな集合体のモノづくりなのだ。
だから、共鳴したくなる。いいものいい。再度、何か、問題でも?

映画三昧記2019年7月5日
●僕は風のマドリガル。

「ダイナー」を見た。

個人的に蜷川実花の映画は、好きではない。
でも、色使い、美的センスはミュージックビデオではいかんなく発揮されているが・・・
こと、映画になると、いかんせん、親子同様、監督センスはない。
本作も、冒頭から、10分、舞台も取り入れ、どうですか芸術してるでしょう?
私、親にも負けないほどのアートしてるでしょう。
これはある程度、予想しているから我慢して・・・さあ、ここから、本筋がはじまる。
映画しての力量が問われる。だが、ワクワク感、物語性も弱い。
やたらと不要な細かいカット割で、さも私、映画してるでしょうで攻めまくる。
(余談:この作風、大御所では原田眞人も他用する)、
まあ、総じて、細かいカット割りをすると、映画している感が出るためか・・・
世界に轟く、黒澤、小津監督は、そうではない。無意味な不要なカット割はしない。だから、その安定感がワンカットワンカットの丁寧な画力が心に響くのである・・・
横道、それました。とにかく、蜷川実花色鮮やにしながらも、ダークな世界に導き、
料理に特化して、不気味な世界観で終わらせてくれれば、
好きな人は、好きで終わったものを・・・
最後にはよくある、怒涛の銃撃戦ドンパチ!チャンバラ、爆発、アクションてんこ盛り、(蜷川実花、結局、これがしたかったのだ!が、伺える。)
で、極めつけは、ベタなラブストーリーで締めくくる。
冒頭の意味も含め、腹をくくったアート感など、どこにいったのやら?
ほとほとあきれ返ってしまった。救いは、玉城ティナだけ、光っただけ。


映画三昧記2019年7月1日
●僕は足元が救われないようにご用心だが、世の中はたやすくない。

「新聞記者」を見た。

とかく、このテーマになると、やれ、左的とかの意見が出るが、
ここ2年間の起こった国と官僚等の事例、リアクションを見ていると、
フィクションなれど、ノンフィクションに近い、的を得た映画である。
いささか、ラストあたりの動きはオーバー気味であるが、
製作に、イオンがからみ、KADOKAWA、そして東京新聞、
そして、製作スタッフ、俳優陣、リスクをもって取り組んだ志に
拍手を贈りたい。
若干?、いや腐り切った?日本政府状態ではるが、
この映画にも、馬耳東風ではあることは間違いない。
今日鑑賞の観客も総じて、年配者ばかりだが(結構、席が埋まっている)、
たぶん、今の日本に憂いを感じて見に来たものだろう。

映画三昧記2019年6月28日
●僕の路地裏には迷い込まない。

「今日も嫌がらせ弁当」を見た。

このネタは、よくあるパターンになること目にめいているから
実話に基づいた話なれど、気楽に見るのにこしたことはない。
篠原涼子の持ち味はいかされ、芳根京子もそれに応えている。
コメディのノリで、さあ、落としどころは、最後の嫌がらせ弁当へ・・・
そこには、期待以上の答えが待っている。
このジャンル、簡単に悪評になるのをわかりつつ、
物語の定石を守りながら、見事に娯楽作に持ち込んだ監督の腕と脚本に拍手を贈りたい。

映画三昧記2019年6月27日
●僕とハイタッチ。

「ごっこ」を見た。

引きこもりの男が、アパートの目の前の家で、虐待されているような女の子をかくまう。
すぐ、パパのようになつく五歳の女の子、そしてふたりの家族”ごっこ”が始まる・・・。
突っ込みどころ満載だけど、もう野暮は言わない。
これは、底流にある確かなテーマで押し切った映画である。
熱量にあふれる千原ジュニア、子役(NHKドラマ”悦ちゃん”の女の子)と、
当時、清水富美加の演技が光る。
「ニライカナイからの手紙」で評価を上げた熊澤尚人監督の
ちょっと荒々しい演出も、千原ジュニアワールドに応えてか・・・
とにかく、このような映画がお蔵入りではなく、公開されて良かった。

映画三昧記2019年6月25日
●僕は手早く自動レジ。

見逃していた「運び屋」を見た。

クリント・イーストウッドが主演監督。90歳の運び屋の実話をフィクションしたものだが、
やっぱ、上手いな〜!隙のない演出、展開、
生粋の職人芸である。
もう、このように数々の主演で名をなし、監督でもアカデミー賞受賞と、両輪、
そして興行的の成功を収めるお方は二度と、現れないだろう。
イーストウッドはハリウッドで永遠に語り継がれるレジエンドである。

その興奮で見逃していた「グラン・トリノ」を見た。
過去の戦争のつらい思いを引きづる偏屈な老人と東洋人家族との平坦な物語を
最後には、ちゃんと締めくくる技量。
やはり、唸るな〜!凄いでは言い表せない。

「サイバーミッション」を見た。
山下智久が中国映画のアクション出演、それもワル役。
山下はそれに応えているが、話自体がスマホひとつでのサイバー合戦でアクションを繰り広げるが、何の現実もない。ここまでくるとアホくさい。アクションの切れ味もない。

「サニー:強い気持ち強い愛」を見た。
韓国映画の「サニー永遠の仲間たち」のリメイク。
本家の映画は、当時、2012年に用事の合間をぬって東京の名劇場シネスイッチ銀座で
リアルタイムに見た。ソフィー・マルソーの”ラ・ブーム”のテーマ曲や「ガールズ」の曲と、
懐かしく,情感あふれる、やさしい映画に仕上がっていた。
だから、この日本版は見たくなかった。アムラー全盛のルーズソックス女子高生がメインの上、主人公の篠原涼子の若い時代を広瀬すずとは、なおさら違和感、
でも、一応、見とくかで、案の定、ま〜コギャルのうるさい!うるさい!凄まじいうるささ、
音楽も小室哲哉、肝心のメイン曲がなおさらオザケンではのらない、
「モテキ」の監督なれど、韓国映画には程遠い出来。

「映画:刀剣乱舞」を見た。
舞台同様の俳優がメインだから顔なじみがない。
一生懸命は伝わるがどうしても若干、学芸会的は否めない。
頑張り度に拍手!

「ALONE」を見た。
砂漠でひとり地雷を踏んでしまったサバイバル・ワンシチュエーションもの。
このネタでどう展開するか難しい。落としどころは結局、
幻想と思想を取り混ぜて混乱世界に終始。飽きるな〜、
でも、唯一のラストのひざまづきは好き。

「追憶の森」を見た。
日本の樹海を舞台に、マシュー・マコノヒーと渡辺謙との死を問うテーマ。
オチは想像はつくから、とても長く感じる。

「ハミングバード」を見た。
ジェイソン・ステイサム主演、アクションに趣を置かず、シリアス風ドラマ。
たまには、このパターンもありか。

映画三昧記2019年6月21日
●僕は天草が気になる?

「ザ・ファブル」を見た。

出だしから、逸話のオンパレード。
それを1時間以上積み重ね、引っ張る本筋がないから、ワクワク感は乏しい。
ラストの銃撃戦てんこ盛りの努力は買うが、屋内ばかりだから飽きてくる。
まだ、やっているよ、そう、弾切れ無しの不思議さ、まあ、細かいことは言うのは野暮だが、
もっと、気になったのが、向井理を初め、安田顕など、無理なヤクザ役は痛い痛しい。慣れていないからネ。東映映画のヤクザものもない時代だから・・・、しょうがないか。
結局、弾まない映画。岡田准一のアクションはSPで実証済みだから・・・いいとして、

映画三昧記2019年6月20日
●僕には予想外の映画に出会う。

「サクらんぼの恋」を見た。

このパッケージにときめきもなかったが、つい、レンタル店で手にとった。
期待もなかった。タカをくくっていた。
話は、うだつのあがらないファミレス店長の45歳の童貞男と、
ひよんなことから好きなAV女優との交流が始まる。
果たして、この恋は実るのか・・・・?、それがそれが物語がすすむうち、
脚本の出来がいい、展開と会話のやりとりに唸ってしまった!
こちらの想像を超える展開、もう見事の一語!
これほどまでの作品が、世に埋もれているのが不思議だ!予想だにしない傑作である。

映画三昧記2019年6月18日
●僕にもハンドクリームを。

「エリカ38」を見た。

このテーマ性は難しい、実話のよくある詐欺ものだから。
テレビドラマならいいが、とかく映画にすると、悪評になるのが一般、
しかしながら、丁寧に撮っている。
浅田美代子も、樹木希林の彼女の為の主演映画プレゼントに応えて、
(樹木も、それもあの元松竹の奥山和由詩に企画を持ち込むところと
それに応じた奥山の男意気を感じる)
それがそれが、女優として、立派に務め上げている。
期待感はほぼゼロ?に近かったというのは失礼だが、
あのミヨちゃんが、屋根の上で「赤い風船」を歌う浅田美代子ちゃんが、
年月を経て、妹のように、子供のように、可愛がった樹木希林の
最後の大きな贈り物、それにちゃんと応えた美代子。。
もうそれだけで、感慨深いものある。「ミヨちゃん、よくやったよ!」


「順平、考え直せ」を見た。

面白いよ〜!
ヤクザの下っ端が手柄を挙げるため鉄砲玉に。三日間の猶予はシャバで豪遊。
その間に知り合った女との言動、行動がSNSで拡散されていく・・・。
この手は、目くじら立てて見るものじゃない。
単純に見る。それでいいのだ。だから、面白い!
こうさせたのも、女優が、柳ゆり菜とういう、めちゃタイプだからもあるが・・・
あ〜可愛い。

映画三昧記2019年6月17日
●僕の枕詞。

「さよならくちびる」を見た。

塩田明彦監督作品。
「月光の囁き」ではまり、宮崎あおい主演の「害虫」等で名を挙げ、東宝メジャーデビューの
「黄泉がえり」が大ヒット、そこから東宝2作品続いたが、メジャー作品はそこまでで、それからは、ロマンポルノ含め塩田監督らしい作品を淡々と続けてきたが・・・
本作は、小松菜奈と門脇麦は売れないインディーズのデユオ。
二人をサポートする成田凌の三人が、最後の解散ライブで全国を回るロードムービー。
仲たがいをしながら、しぶしぶの旅、互いの心はぶつけない、素直になれない、
2時間を、このテーマでどう持っていくかは、監督の腕の見せ所。
間が上手い、言葉過多にしない、映像でみせる、たぶん、面白くない意見が多いだろうが、
ぶこつな三人の空気感は、風に漂う、この世界観、私は好きだ。
二人とも、歌とともにギターと練習をつんだ成果はプロ根性、さすが。

映画三昧記2019年6月15日
●僕の抜き打ち検査はやめて。

「メアリーの総て」を見た。

「フラケンシュタイン」の著者が、18歳の女性だったとは・・・。
その真実の過程を、1818年当時、女性作家蔑視の時代にあがらい
その生き様を描く。話自体に大きなドラマ性はないので、面白みはないが、
史実としてみるにはいい。

「ギャングース」を見た。

「サイタマラッパー」で男を挙げた入江悠監督作品。
漫画原作の実写化。半グレたちの犯罪の裏社会がデフォルメだろうが、面白い。
ワルはワルの中で蠢く様は、凄まじい。
しかし、ちょいちょいはさんでくる小芝居がかったるい。
テンポがよどむ。それがなければ意外な拾い物の快作。
出演の加藤諒が、バラエティでは想像出来ない演技を見せてくれる。上手い。

「蜘蛛の巣を払う女」を」見た。

「ドラゴンタトゥーの女」シリーズの最新作。
前作の監督、「セブン」のデヴィット・フィンチャーではないが、
前半はすこぶるいい。後半はまどろこっしいというか、切れ味が悪い。惜しい。

「TAXI:ダイヤモンドミッション」を見た。
このシリーズ、どんどん、コメディ色に。
笑えない掛け合い会話シーン満載、カーアクションはファーストとラストぐらい。
もう、飽きた。

「アイスマン・宇宙最速の戦士」を見た。
ドニー・イェンのシリーズ2作目。時空をさまよい戦う。ネタが尽きてきたかも。

「PET・檻の中の乙女」を見た。
監禁モノながら、展開は予期せぬ方へ・・・。好きモノにはいいかも。

ついでに「コレクター:2013年版」を見た。
絶対、やってはいけいないどんでん返しを見せられる。いかんな〜!

ここから韓国映画4本攻めで、「殺戮にいたる山岳」を見た。
山岳の金脈を狙う集団と、老人猟師との山の中の攻防。
単純明快の話だから、驚くようなことはない。

「隠された時間」を見た。
パラレルワールドファンタジーか。どこが、面白いのか?退屈。

「少女は悪魔を待ちわびて」を見た。
父親が殺され、15年後、少女は大人になって犯人への復讐劇。
もう、突っ込みどころ、いや???なのだが、韓国サスペンスパワー炸裂で押し切る
破壊力で見せてはくれる。あの手、この手でくるから、そこは素晴らしい。

「奴隷の島、消えた人々」を見た。
実話に基づいた話を、ドキュメンタリーに味付けして、最後は?オチは野暮だから書かないが、これも、韓国サスペンス、実話をこうこねくり回して映画にする・・・。
常にアイデアですネ。

ならば、中国映画「戦狼・ウルフオブウォー」を飛ばし飛ばしで見た。
最後の戦車数台バトルは、まあ、ようやるわ〜!のひとこと。
この映画、アジアでは超大ヒットを記録。制作費半端ない!
主演の男優は、ジャッキー・チェンが認める逸材とか。
体を張ったアクションは凄いが、どうも華がないので、カッコ良さが滲み出ない。

映画三昧記2019年6月10日
●僕は最高密度の傑作を見る。

「町田くんの世界」を見た。


石井裕也監督、出世作「川の底からこんにちわ」、「船を編む」、そして、
「映画 夜空はいつでも最高密度の青空だ」等々と、コメディ問わず、どのジャンルにも、独特の世界観は、唸るばかり。
この作品も、石井ワールドに引き込む。
”この世界は、悪意に満ちている・・・・”、人間は、やっかいな生き物・・・。
だから、町田くんが、必要だ!
この映画を理屈で見るな!世の中に、警鐘を鳴らすファンタジーワールド、
存分に、堪能させてくれました。泣くような映画ではないが、頬を涙が伝いました・・・。
これぞ映画!
傑作である!!!!!!

映画三昧記2019年6月7日
●僕は何げに、蒼井優ロス。
記者会見は良かった。結婚指輪はいらないも良かった。それが蒼井優。だからロス。

「長いお別れ」を見た。

蒼井優が出てるだけではない、監督が中野量太だから。
2012年の「チチを撮りに」に感服、そして「沈まない三つの家」、
世に出たのは、中野監督ワールドの集大成「湯を沸かすほどの熱い愛」、
家族の描き方の感性が素晴らしい。大好きな監督のひとり。
だが、この映画は、見るには足が重かった。
認知症がテーマだから・・・。
個人的なことですが、僕の母は認知症を患っておよそ6年ほど。
兄家族が面倒、見てるから、つぶさには見ていない、だから簡単に苦労は語れない。
ただ、週6回デイサービス行くから、そこには定期的に会いにいく・・・
ここ半年前から、僕のことも理解出来なくなってきたが、それでも足を運ぶ。
顔を見ればいいからと、でも、寂しさはいつも付きまとっていた。
でも、目に見えないものが底流に母と僕にはあるものだと信じて・・・会いに行く。
それが、ここ一月間の三度の訪問では、”僕”をわかるように、僕の名を呼ぶようになった。
ブラックジョークで、「私のお母さんは、いつも”我が子のように可愛がってくれます”」と、
周りのスタッフにジョークを飛ばすと、母は、大笑いしている。これが、いつもの母をまた見れるとは・・・。神様がくれたプレゼント。
そう、諦めたらダメなんだ、母の方が、もっと、長いつらい戦いに生きているのだから・・・。
そんな心境の中、この映画を見るには、やはり心も重い。
案の定、ストーリー展開が、感情移入出来ない。
何かしら、”軽い”という言葉は適切かどうか、
この映画は原作小説ありだから、監督も体験者ではない。
だから、少し空々しいのかもしれない。
監督の腕は充分、確かなのはわかるが・・・。
この映画の主題は、タイトルが意味する、
”認知症は、記憶が徐々に欠けていくことで、親子との”長いお別れ”であると締めくくる。
なんか、府に落ちない。そうでもあるが、ちょっと違う気もする。だから気が重い。
ただ、この映画を見て思うことは、母には感謝と、尊敬している。ありがとう。
(母の逸話1・人の悪口を一切言わない。その2:一度も”勉強しなさい”と僕は言われた事が無い。その3:大学受験で受験料をお願いしても、”どこの大学?”とも聞かない。その4:仕事の内容も聞いてきた事もない。と、挙げればキリがないほどの母の芯?
そんな母が大好きです。再度、「ありがとう!」)

映画三昧記2019年6月6日
●僕は吐き気。

どうせ、アカンと思いつつ「パラレルワールド・ラブストーリー」を見た。

東野圭吾原作、未読ながら、
よくまあ、こんな映画を製作したものだ。
小さなワクで、あ〜だ、こうだ、脳の記憶改ざん、何が、面白い!
時間軸もごちゃごちゃ、アホ臭さを通り越して、ある意味、カルト!
松竹さん、何をしてる!稀に見る最低な映画!

「アイ・フィールプリティ!」を見た。
ポッチャリさんな女子が、ダイエットの為、フィットネスジムで頭を打ってから
自分が、スリムで飛び切りの美人と思い込んでしまう。鏡を見ても・・・
それからは臆病から、自信満々、イヤな女に成り下がっていく・・・
反して、会社では、堂々の行動に回りは戸惑うが、それが評価に変わっていく・・・。
目が覚めたとき、彼女はどうする?
勘違いの行動の前半はとても面白いが、だんだんくどくなって嫌気がさしてくる。
やはり、ラストは、お得意の演説で感動に持っていくこの手のパターンです。

「リバースダイアリー」を見た。
監督の腕はなかなかのもの。練った脚本なれど、
動機が薄い、弱い。後半は安いサスペンスを見せられる。
答えが出てるのに、終わり方がくどく長い。

「スリー・ビルボード」を見た。
アイデアはいい。
三つの朽ち果てた看板に、新たな看板を立てる女。
そこに書かれた内容は、その場で我が娘がレイプされ焼き殺された未解決事件に対する
警察署長への、あてつけの文面。反目しあう両者。
それだけでいい展開、なれど、後半、失速。
どちらもやりたい放題では、心は動かない。惜しい作品。

映画三昧記2019年5月31日
●僕は満足。

「ゴジラ・キングオブモンスターズ」を見た。

予想外に面白い!
そして、ハリウッドが、コジラはもちろん、モスラ、キングギドラ、ラドンと・・・
東宝作品をリスペクトして製作されている!
ゴジラのテーマ曲、モスラの曲、ここぞで使っている。
話も、本来、モンスターたちが主で、後に誕生した人間たちが細菌として地球を
壊していていく、だからモンスターをよみがさせるみたいなメッセージ性もあえていい。
CGはまさに、これぞハリウッド!存分に見せ付けてくれる!
ここまで、日本側よりの気持ちで製作したのが伝わってくるのも好感が持てる。
それが、エンドロールの音楽に現れている。これには感涙する。
必見!


「判決、ふたつの希望」を見た。

キリスト教徒のレバノン人男性とパレスチナ難民男性のささいな口論から裁判に至る、やがて、それは社会を騒然とさせていく・・・。第90回アカデミー賞外国語映画賞にノミネートされたドラマ。監督はレバノン出身で、クエンティン・タランティーノ監督作品にアシスタントカメラマンとして参加したことがあるジアド・ドゥエイリ。この監督、見事なまでの作風は驚嘆するばかり。紛争の問題定義にとどまらず、人の業を鮮烈なタッチで描く。
素晴らしいの一語である!


「女王陛下のお気に入り」を見た。

これまた、撮影、照明、衣装、そして言うまでもなく演技、演出、
丁寧な仕事ぶりである。
物語は、女王陛下の世話役を競う女の蹴落としあう大奥的な権力争い。
そう、話自体は面白くはないが、「ラ・ラ・ランド」のエマ・ストーンの美しさが際立つ作品。
監督は「聖なる鹿殺し」の御仁、だから芸術の域。

「生きているだけで、愛。」を見た。

過眠症、引きこもり、躁鬱、自分をコントロール出来ない女と、
淡々と仕事をこなすゴシップ週刊誌の記者の男のいびつな愛。
このジャンル、好きではない。主演女優、演技してます、監督、映画してます、が鼻につく。
生きているだけで疲れる。そう、みんな疲れている。でも、生きなきゃいけない。
もう、理屈は何もいらない、言葉過多は疲れるな〜・・・。

「かごの中の瞳」を見た。
角膜提供で目が見えるようになった妻が変貌していく・・・。夫はやがて・・・
サスペンスタッチで物語はゆっくり進む、イライラするほど・・・
カメラワークは、凝りに凝っている。上空からの画が多いが、どう撮ったのか?
ドローンでもないし・・・不思議な画作りはいいが、どうも盛り上がらない。
監督は、「チョコレート」、「007慰めの報酬」等のお方、幅広い才能を見せてくれる。

映画三昧記2019年5月28日
●僕は映画館連日。

「空母いぶき」を見た。

総じて、評価は悪いが、このテーマだから、こうなるか・・・
突っ込みどころはあるが決して、偏らず、ちゃんとエンターティメントにしている!
デェフォルメもあるだろうが、今の自衛隊の防衛力、戦闘力等がわかりえて、
これは着目。
途中、どうなっているんだ?アメリカ軍は?
マスコミ対策、あまりにいいかげんじゃいかと、
まあ、そこは、映画にするには目をつぶりましょう。
そうそう、よく、この映画のレビューで、コンビニシーンいらないとあるが、
あれは、食事でいえば箸休めなのです。あれがないと、
戦艦、官邸主体で、見る側が疲れるのです。
あのように意図的に挿入するのが映画の基本ですから・・・
でも、この映画、気合い入れて、頑張って作っている!私は、賛辞を贈りたい。

映画三昧記2019年5月27日
●僕の眉間にシワ。

「貞子」を見た。

1998年、あの「リング」が誕生し、ホラー界を震撼させた。
この監督の中田秀夫監督、ホラー好きなら伝説のリングの原型ともいえる「女優霊」の技を駆使し、「リング」を生んだといって過言ではない。その後「リング2」は一応合格点のレベル、「リング0」を他の監督に譲り、いろんなジャンルに手を出していたが・・・、
やっと、またホラー世界に舞い戻り「クロユリ団地」はそこそこ、「劇場霊」に至っては唖然。
その間で、「貞子」はタイトルなり、別監督でシリーズ化し、どんどん無様な映画に変形する。
「貞子」をリスペクトしない、ただのこけおどし映画は、貞子ファン、いや、中田監督貞子ファンには呆れるほかなかった。
最後には禁じ手の、これまた清水崇監督の作り上げた片方の横綱ホラーともいえる「呪怨」の伽椰子と、対決することになり、どうなるかと?それがそれが予想外に個人的には、「テケテケ」の白石晃士監督が、脚本も兼ね、うまく融合させたのはお見事であった位で、”貞子”は、もう、過去のものとなるのかと思いきや、
遂に、遂に、中田監督が三顧の礼で熱望されたのか、重い腰をあげたのかは定かではないが、産みの親が帰ってきたのだ。待ちに待った中田監督の「貞子」、初日に駆けつけたかったが、金土日と仕事で、念願の本日、初回にお客は6人。う〜ん、貞子映画神話の現実か・・・。
始まるやいなや、”あ〜、これ、アカンで〜”と心をよぎる。
だいたい始まり3分で映画の出来が決まるが、案の定、拍子抜け、いや、やっぱりか・・・
1作目「リング」のコンセプトは、”呪いのビデオを見たら1週間で死ぬ!”がベースだから、話は、どんどん引き込まれる、しかし、本作は、何も無い、強引な話のこじつけで、おどしにかかるが・・・
所詮、よくあるシーンの羅列。何とか、中田ワールドに持ち込むため、原点の逸話もはさみ
大島での展開は、1作目を訪仏させようとやっきに似たパターンを復活させたが、
必然性がないから、恐怖どころか、あれま〜とうなだれる・・・
う〜ん、ついつい、貞子ファンゆえ(私の動画でも貞子パロディ作品、3作品あり)の愛もあり
熱く書くなぐりましたが・・・
なんか、しょうがないか・・・ネタは尽きたか・・・と諦めの心境で帰路につき、
結果、こんな長文になりました。すみません。お付き合いくださいましてありがとうございます。

映画三昧記2019年5月23日
●僕の夢の追走。

「500ページの夢の束」を見た。

自閉症の女性が施設から抜け出す。その目的は「スタートレック」の脚本コンテストに
郵送では間に合わないため、自ら遠路、パラマウント映画会社に直接届けに行くロードムービー。
物語自体は、そうはずまないが、脚本がテーマだから、つい応援したくなる。
そう物づくり、心血を注いだ事に夢をはせる、行動する、
この映画、決して想像通りのラストにはさせないところが、映画の妙。
でも、とてもとてもハートフル。映画を愛する人が心を込めて製作している、そこが好き。
ネタばれになるが、後半シーンのさり気ない警察官とのやりとりは、涙もの。
好きなことがあるのはいいこと。もう、それだけでシアワセなこと。

*個人的なことで申し訳ありませんが、この映画に乗じてコメントを。
私が書く、この映画三昧記、ほとんどの映画に対し、ついつい辛口コメントが多くなるのは
やはり、見る側がお金を発生する、だからこそ責任がある、だから、あえてきつくなる。
監督の才能のない私は、趣味の範囲内でユーチューブにあげている。
決して”ユーチュバー”にもならない、お金をとるほどのないことは充分、自覚している。
でも、才能はなくても下手の横好きでも、こうして昔では考えられない発表のある現状に
感謝している。だから今も、作る。
今度の新作、無い知恵しぼり、1年間に1度だけの撮影もあり、
14分の作品に3年もかかってしまった。5年前の「山三vs花園:最終決戦」も2年近く・・・、
周りは呆れ変えっているが、スタッフは根気良く、付き合って頂ける事に感謝。
このチーム、12年前、閉館となった四日市シネマックスのスタッフ。長いお付き合い。
この場を借りて、ありがとうございます。


韓国映画「ゴールデンスランバー」を見た。
伊坂幸太郎原作、日本では2010年、堺正人主演で描かれていたが、
本作は、カンドン・ウォン主演で、もっと複雑な展開とエンターティメントに
仕上がってはいる。総じて評判はいいが、私的にはのらなかった。
話をこねくりまわしで、???が多すぎる。日本版の方が好き。

「きみの鳥はうたる」を見た。
男ふたり、女ひとりを中心に、恋愛模様と日常を描く。
意図してナチョナルな会話、演技に終始するが、生理的に主人公達の生活ぶりに
嫌悪感を覚えてイライラする。
監督は映画してます、俳優人は上手いでしょう、この演技、見て下さいか・・・
鼻持ちならない。好きではない。ただし、石橋凌と原田美枝子の娘である石橋静河は
いい味を出していた。「夜空はいつでも最高密度の青色だ」も良かったが・・・

「ヘレディタリー/継承」を見た。
TSUTAYAが宣伝で恐怖をあおりまくりについ見た方、ゲンナリか・・・。
ホラーを芸術と化して意味深。だから、TSUTAYAさん、ちょい詐欺コピー?

「トゥルースorデア 密室デスゲーム」を見た。いや途中辞めた。
真実か?挑戦か?のゲームがあるそうだが・・・
問われたら、どちらかを選び、答えるか、行動するか、それが反することなら”死”を招く。
これが、中味が薄い。辻褄が合わないストーリーに、こちらが挫折。それが真実。

「ポリスストーリー・リベンジ」を見た。
あのジャッキー・チェンの全盛期のヒット作、久々のシリーズ最新作。
なれど、まるで、戦いがSFチックでスターウォーズなノリに???
当時のアナログな激闘がジャッキー・チェンの持ち味なのにネ・・・。
まあ、新しい事も、やりたいんだね、ジャッキー。でもファンはそこじゃないよ。

「キル/オフ」を見た。
ロサンゼルス近郊の片田舎砂漠地帯の町に営業に来た男は、無人のさなか、
身に覚えのない殺人犯に仕立てられ、警察官、仮面を被った正体不明の男達が
遅いかかり殺しに来る・・・、とことん追い詰められの果て、待っていた結末は?
制作費はかけずとも、アイデア勝負がいい。
カメラワークも冴えているし、何が起こっている?のヒタヒタ感もいい。
好みの問題もあるが、これは拾い物の1作。

「ボディハント」を見た。
「ハンガーゲーム」の主演女優のサスペンス。
後半が、あまりにも定番で、何もドキドキもない。

「バタフライエフェクト・クライモリ」を見た。
前半の良さを、後半で台無し。カット割が多過ぎ。

ブルガリア映画「ザ・レッスン・女教師の返済」を見た。
ブルガリ映画、こうくるか。
話は、道徳心の高い女教師が悪徳高利貸しの無理難題に最後に出た行動とは・・・
見方次第では退屈にもなるが、演出は、芸術してる。

「SUPER TANDEM」を見た。
自主制作映画のDVD化か。
38分もの、自警団のハイテンションムービー。映画好きが高じのノリ。
自己満足そのもの極み、後半は終わった話に付け足しで、スプラッターで
これもやりたかったか?無料ならいいが、お金をとるなら責任もって出せ!


映画三昧記2019年5月18日
●僕は唸る!

ノクターナル・アニマルズ」を見た。

もう、パーフェクト!文句なし!これぞ映画!
物語は、20年前に冷酷に捨てた元夫からの自ら書いた小説が届く。
それを読むにつれ彼女は引き込まれていく。過去、現在、小説の筋書き、
三つの話がシンクロし、深い心の淵をなぞっていく・・・。
この映画は、ミステリーに満ちながら、人間の深層を突きつける。
お見事の一語!映画好きには、本当に久々の快心の作品を見た!
素晴らしい!

映画三昧記2019年5月17日
●僕にもしらすを分けてほしい。

「コンフィデンスマンJP」を見た。

テレビドラマは、まあ楽しめたが、1時間だから・・・
映画になると、そうはいかない。
舞台は、映画のために香港。(古いが、香港パラダイスという映画あったネ)
話は、5ヶ月かけた、壮大な仕掛け。何度もひっくり返る展開は
1週間設定なら、いいが、その期間、そう簡単に、トントンにはいかない・・・
映画だからいいじゃいもつらい。ご都合主義もいいとこ、こちらも、そんな物語とわかりつつ、
最後まで、はい、次のどんでん返しは?みたいに冷めて見る。
どうせ、長澤まさみチームの勝利はわかっているから・・・
唯一、見せ場はエンドロールの後のオマケシーンが最大の見せ場は間違いない!

映画三昧記2019年5月13日
●僕の感情論。

「億男」を見た。
3億円の宝クジに当たった男にお金の意味を問うサスペンス風物語。
あまりにも出会う男達が異常すぎて身につまされない、
結局、奇想天外さもない。タイトルは壮大、中身は説教タレ。ハズレ。

「ういらぶ」を見た。
桜井日奈子のために・・・。ひっくり返るほどのつまらなさ。

「バイバスト」を見た。
2万5千発銃弾、250キロ火薬のふれこみがDVDの裏パッケージ。
それにつられて・・・、何だ、スラム街だけのドンパチ、フィリピン映画。
どこがいいの?
まあ、最近、アクション映画のコピーにノンストップアクションが乱立するが、
特にメジャー作品以外は、ほぼ、騙されます。もう、この手は借りない。

「バトル・ドローン」を見た。
派手なアクション予告編につられ、結果、やっぱしょぼい。
ロボコップな相手に素手で戦ったり、会話がくどくど長い。B級映画の典型。

「スパイ・レジェンド」を見た。
歴代OO7のピアーズ・ブロスナン主演のスパイアクション。
派手でさはないが、手堅いアクション、演出、共演のオルガ・キュリレンコ、相変わらず
美しい。だから、あらためて彼女の出世作「007慰めの報酬」を再度見る、やはり美しい。

「12ラウンド」を見た。
あのレニー・ハリーン監督、「スピード」を意識した感じかな。
FOX映画だけに制作費はふんだん。とことん破壊、爆破、カーアクションと
見所はたくさんなれど、カメラワークが意図的に横揺れ、縦揺れ、細かすごるカット、
もう吐きそうになるぐらい、めまいがする。
この手の撮影方、古いし、ええかげんにしなさい!

「アイスマン」を見た。
見逃していた・・・ドニー・イェン主演のおなじみ体を張ったアクション。
今回はコメディさを入れ過ぎかな。
ラストあたりの橋の上でのアクションは香港映画ならではか。

「レッドゾーン」を見た。
これはたぶん、ドイツのテレビドラマ2話のDVD化。
シリーズで過去にも何度も見たが、本作もカーアクションがいつも売りだけに
半端なく派手!CG無しのハリウッドにはないカーアクションの作風は見応え充分。
ここだけ見るだけでいい。

韓国映画「リバイバル・妻は二度殺される」を見た。
1年前、殺された妻から、1年後の現在の夫に電話が・・・
時間軸が迷走する中、殺人を食い止めるため、また未だ不明の犯人を突き止めるため
奔走するが・・・果たして・・・やはり、韓国のサスペンスは平均点は絶対稼ぐ。
飽きない。ラストはたまらなくいい。でも、話はややこしい・・・

映画三昧記2019年5月4日
●僕もそろそろ夏物?

韓国映画「死体が消えた夜」を見た。

遺体安置室から妻の死体が消えた・・・。夫の不審な行動、刑事の執拗な疑い、
そこに待ち受けるのは、予測不可能などんでん返し。
韓国のミステリーサスペンス映画は、そう、はずさない。これも期待以上の出来栄え。
外国映画のリメイクだそうだが、これは見るべし。いい!絶対、見抜けないぞ!

今更に「トンネル・闇に鎖(とざ)された男」を見た。

手抜き工事トンネルで崩落にあった男のサバイバルムービー。
このテーマだけで、見後な脚本、監督の腕、そして『空気人形』などのペ・ドゥナの
演技は群を抜いて素晴らしい。最後は、自国に対しての毒のあるメッセージもいい。
エンターティメントとしても成立している。泣かせます。

遅ればせながら「ワイルドカード」を見た。

アクションスターの一人者、ジェイソン・ステイサム主演。
「メカニック」で凄技が冴えた監督サイモン・ウェストとのコンビくれば
鬼に金棒と思いきや、これはアクションよりもカードギャングル依存症物語。ちょい弱い。


またもやジェイソン・ステイサム主演の「セイフ」を見た。
これはアクションふんだん!バックミラーなど使ったカワメラワークアクションはお見事、
銃撃戦、カーアクション、飽きさせない。
これも評価は悪いが、私は、脚本含め、堪能しました。

「ヒットマン・エージェント47」を見た。
これもシリーズだが、アクションは見応え十分、FOX映画アクションの典型。
手間隙かけたアクション画作りは、根気と気概を感じる。
ストーリーはとやかく言うまでもない、アクションだけ見ろ!

「ワイルド・ドライバー」を見た。
ミニクーパーのカーアクションが触れ込みなのだが、大して無い。
あのスピルバーグの映画処女作「激突!カージャック」をインスパイアしたネタ、
がっかり。

映画三昧記2019年5月1日
●僕は令和元年初日、”愛”について語る。

「愛がなんだ」を見た。

令和元年早々の映画初見は、ミニシアター系作品ながら、あれま〜イオンシネマでやっている、早速9時20分の回を、チケット券売機長蛇の列でイライラ、何とか間に合う。
そう可愛いでもなくスタイルも良くない、でも不思議な魅力、岸井ゆきの。
最近主演作の「おじいちゃん死んじゃったって。」では、作品の出来も良く彼女の味が
引き出されていたが・・・本作は・・・。
物語は20代後半、結婚もちらつく女性と、身勝手な男との恋模様。
いや〜、”愛”について、愛はなんだ、こうだ、どうだと語るクソ爺が語る年でもないが、
これを見ていると、どんどん引き込まれることはなく、愛というものでもない感情の言葉遊びを、終始、とめどなく続く・・・忍耐にも限界がある。
得手勝手な私も含め、動物的な感覚で、愛がどうか定かでもなく、人間の様を、
さあ、映画にしましたか・・・。
この今泉監督、前作「パンとバスと2度目のハツコイ」は
存分に愛をさり下なく描いていたのに、本作、ここまで、映画調味料、自分加減をどうぞか、
原作はあの角田光代か・・・。う〜ん、令和の始まりは、愛が遠のくハメになる。
でも、平成に感謝し、令和を極めたい。


映画三昧記2019年4月30日
●僕は”平成最後”の映画鑑賞。

「アベンジャーズ エンドゲーム」を見た。

遂にアベンジャーズ、最終章。
1作目は、お祭り騒ぎのようなノリで楽しめたが、
シリーズ化されるにつれ、どんどんダーク、話、難解、楽しめない。
で、本作。上映時間が3時間に怖気付いていたが、覚悟。
出だしから、話タラタラ、会話ばかり、それいる?ドラマの様相。
やっと、ラスト30分は怒涛のバトルは見所、制作費バンバン。
そこで爽快にエンドマークにすればいいが、そこからまたドラマは続く。
終着点は、またまた、それいる?でした。
サービスは往年の大スターが顔をカメオ出演してるから見逃さないでネかな。
は〜、疲れた、長過ぎる、本当に長い!

「ビブリア古書堂の事件手帖 」を見た。

原作未読ながらタイトルに魅かれ・・・
本好きも途中から唖然なるストーリー展開、とてもとてもイライラする映画。
ラストあたりは、とんだ茶番劇を見せられる、黒木華、脚本を選べ。

「ここは退屈迎えに来て」を見た。

タイトル通り、退屈です。
廣木隆一監督、長回し連続、言葉遊びで、どうですかをやりました。
年をとった方が、青春の痛みをやると、こうなる典型か。

「殺る女」を見た。
幼き頃、両親を殺され暗殺者と化す女。
流行のノワールをしたいのか、どんだ学芸会を延々、見せられる。見てられないヨ。

韓国映画「デジュブ」を見た。
事故による幻想に悩む妻、献身的に支える夫の正体は・・・
韓国映画のサスペンスは、そうはずれがないが、これはひどいを超えて
あきれ返るばかり。話がもう無茶苦茶。ダメダメ。

「ミスター・ガラス」を見るのは途中で辞めた。
「アンブレイカブル」、「スプリット」のクロス続編。なんも、面白くないので、見るの頓挫。
それにしてもシャラマン監督、年々、ひどい。

「メッセージ・マン」を見た。
アクションだけは、特にカット割バンバンで凝っているのは立派。
ただ、それだけ。

「第二警備隊」を見た。
この監督の実話に基づく警備会社の暴力団との攻防。
アクションはない、ただ謀略に屈せないヒューマンドラマ。
感動はあるが、話自体はチープなのでテレビドラマ的。

「砂上の法廷」を見た。
キアヌ・リーヴス主演の法廷サスペンス。
父親を殺した息子の弁護に立つが、黙秘する息子、そこに隠された秘密とは・・・
最後のどんでん返し、成立しない。そんなアホな〜!のエンディング。
やれやれ。

「デンジャーコール」を見た。
緊急コールセンターオペレーターと銀行強盗との駆け引き。
アクションは低予算ながら頑張っている、カット割もまめ、いや多すぎるか。
レビュー評価は低いが、そこそこ楽しめる。

「リプレイスメント・キラー」を見た。
20年前のチョウ・ユンハア主演の銃撃戦アクションムービー。
リドニー・スコットの「ブラックレイン」を意識して、いやリスペクトしてかを想像する。
レビュー評価は最悪だが、アクションのひとこまひとこまの画のこだわりは半端ない。
丁寧な作りは好感が持てる。私は好き。鑑賞後、この監督をウィキペディアで調べたら
その後、デンゼル・ワシントの大ヒット作、「イコライザー」を監督してる。
ハリウッド、人をちゃんと見てるネ。

「シアターナイトメア」を見た。
こよなく映画を愛する老いてリストラされそうな映写技師と
映画を見にきたバカカップル三人だけの映画館での密室バトル。
予告編が良く出きているので見たが、話自体は30分ぐらいで終わるネタ。


映画三昧記2019年4月19日
●僕は早速。

「キングダム」を見た。

初日、初回、見る。
アクション映画なら佐藤信介監督、アクション監督:下村勇二コンビの
超ベストセラー漫画の映画化。
中国が舞台なれど、日本ロケ、スタジオが9割、中国が1割と、壮大さを薄める。
殺陣も派手だが、ワンパターンだから後半はまたかいなの連続でなんだかな・・・
「るろうに剣心」の大友啓史監督、アクション監督・谷垣健治コンビなら、どうなるかな?
とにかく、はっきり言って面白くなかった。
女性ひとり、中盤で帰って行きました。そら、女性なら退屈だはな。


「止められるか、俺たちを」を見た。

亡き若松孝二監督に捧げる映画。1960年代から70年代にかけての映画製作に
政治的にも革新的にも精力的に盲信するスタッフと共に取り組んだ日々を描く。
あの頃のATGを含み、前衛的な世界観を投げかけた時代が懐かしい。
今は、もう名残りも、意気込みない、意気地のない業界よ、その意味でも
映画化した意味は大きい。

「アノン」を見た。
「タイム」の監督が、またまた未来世界を。
人の脳にある記録記憶データをめぐる駆け引きだが、やたらと画面にデータばかりで
ごちゃごちゃ、話も何も面白くもない。「タイム」にも出てたアマンダ・セイフライド見たさに・・・、でも、つまらない。

「トランボ ハリウッドに最も嫌われた男」を見た。
「ローマの休日」、「ジョニーは戦場へ行った」などの名作の脚本家ダルトン・トランボの
半生の伝記映画。東西冷戦下のアメリカで起きた赤狩りリストにより映画界から
追放されるが、偽名で幾多の名作を生み出す過程と、葛藤、家族の苦悩が描かれる。
その時代の背景、ハリウッドの闇、脚本家の立場等に目を奪われる。

「ドリームハウス」を見た。
新天地でのマイホームは殺人事件のいわくつきだった、これはよくある話。
それをどう見せるか、この手でくるか・・・「アザース」よりの映画。
飽きさせないが、出だしが?だから、どうも府におちない。

「セリーナ:最強の暗殺者」を見た。
このタイトル、「ニキータ」ばり、それそれが、えげつないほどしょぼい。
アクションはないに等しい。こんなものDVD化するな、あくどい。

映画三昧記2019年4月12日
●僕はデパ地下にあまり行かない。

「多十郎殉愛記」を見た。
何故、見る?東映看板、ベテランの中島貞夫監督作品、そして多部未華子が出てるから・・・
殺陣が売りだが、竹林のくどい殺陣シーンが単調で半端なく長過ぎる。
ドラマものらない。吉本の製作か・・・う〜ん・・・・・。

「ローズマリーの赤ちゃん」を今更に初めて見た。すみません。
1968年作品。
若かりし頃、見なきゃと思いつつ、51年経って・・・本当に今更、お恥ずかしい。
それが、それが、見事なカメラワーク、演出、編集、
現代でも全然、見劣りしないどころか、斬新、新鮮。ロマン・ポランスキー監督の腕は確か!
ミア・ファロー、ジョン・カサベテス、懐かしいネ。

「ザ・イースト」を見た。
悪徳大企業に仕掛けるテロ集団に女性捜査官が潜入するが、企業の真実の果てに、
その後、彼女ががとった行動とは・・・。淡々とさほど話が盛り上がらず、平坦、消化不良。

韓国映画「鬼はさまよう」を見た。
韓国のサスペンスモノ、あまり、はずれがない。
猟奇魔、刑事、復讐する男、新たな三つ巴の闘いは飽きさせない。

映画三昧記2019年4月9日
●僕にも初物?

「華氏119」を見た。

マイケル・ムーア、見参か!
アメリカの現状を精力的に挑戦的にドキュメントする。
腐っていく、歴史は繰り返す、日本然り、追従するかのように・・・
みな、黙っていては何も変わらない。
体制に寄り添って、いいエサを与えられるなら、平気で嘘も忖度もする。
自問自答することは辞書にはないのだろう・・・。

映画三昧記2019年4月7日
●僕のチキータ。

「アイデンティテー」を15年ぶりに再度、見た。

この間に幾多のこのジャンルが量産されたが、やはり、この面白さは、色褪せない。
二転三転、そしてどんでん返し、サスペンス好きは必見です!
何年経っても、これを超えるものはないですネ。


「パンク侍」を見た。
クドカン脚本、主演、綾野剛、そのタイトル通り、好き勝手やってます。
何が、面白いのやら?

「食い逃げキラー」を見た。
WOWOW脚本コンテスト選出のドラマDVD化。
フミレスの食い逃げ人を追う専門男のとんでもないアホな話。
松本穂香が出てるから我慢して見たが、とても腹が立つ、時間の無駄。


「少女邂逅」を見た。
イジメにあう子と寄り添う二人の女子高生の不思議な関係。
全体に、映画しまくって、いいでしょうか感が満載を1月間足らずを丁寧に、
後、半年間、何も描かず、ラストでバサッと、話をよくある陳腐さでケリつける。
そうじゃないでしょう。

雨の日は会えない、晴れた日は君を想う」を見た。
妻を事故で亡くした、男の自暴自棄な生活を描くのだが、
かと言って、妻の死に悲しんでいない・・・
意味深、難解な画で映画遊びを、こなくりまわす。
終着点が妻の浮気を知る、結局、悲しむ、こんな男、いる?


「マーダード・ライブ」を見た。
”キャンピングカーに乗ったら、死ぬ。”
”何々したら、死ぬ”パターンが流行っているが、これはひどい、あまりにも退屈、
アホみたいなシリアスドラマをちぃちょい挟んでくるから余計にタチが悪い。

「リミット・ゼロ」を見た。
アクションが売り物なれど、無用な度を越えた長い回しにウンザリ!
これだけしょぼいアクションに目が点になる。お恥ずかしい1作。

「グットナイト・マミー」を見た。
事故で火傷を負い包帯顔の母親の言動に、双子の兄弟が不審を抱き、
「ママじゃない!」と敵対心を持つが、そこには待ち受ける事実とは・・・。
ヨーロッパ映画ならではの画は美しいが、後半になって話は失速、
オチは、韓国映画の「箪笥」か?やれやれ、


「激突!2015」を見た。
あのスピルバーグの不朽の出世作をリメイクと、ずっと無視してが、確認のため、
いや〜、やってくれました。今回はマスタングが追われる、だから壊さない様に
撮るところがケチくさい!

「コップ・カー」を見た。
薬物と殺人に手を染めた悪徳保安官のパトカーを偶然乗っ取ったガキふたり。
結末はいかに?
30分で終わる位の展開で、およそ1時間半、たらたら、リアル追求したのか間延びだらけ。

「スティーヴン・キング:ビックドライバー」を見た。
レイプの復讐劇を、やはりスティーヴン・キング原作です。
一筋縄ではいかない作りに感心。最近は下降気味だったが、本作は、頑張ったほう。

「スティーヴン・キング:ファミリーシークレット」を見た。
25年連れ添った夫が連続殺人鬼と知り、妻はどう行動するのか?
そのテーマだけで引っ張るから、とてもゆるい。落としどころは、案の定です。

「ドレシング・アップ」を見た。
芸術風な作風のつもりか、変な映画好きの、とんでもない映画。
これを良しとする御仁の感性を疑う。

映画三昧記2019年3月24日
●僕は白日のもとに。

「スノーデン」をやっと見れた。

機会を逃して、忘れてた映画を、たまたまレンタル店で発見。
そうだ、「スノーデン」だ!よし、見るぞの気概で!
当時、アメリカ政府による国際的な個人情報監視の事実を暴き、世界を震撼させた
”スノーデン事件”。CIAおよびNSA(アメリカ国家安全保障局)職員だったエドワード・スノーデン氏がキャリアや恋人との幸せな人生を捨て、重大な告発を決意するまでの過程を
「プラトーン」、「JFK」の名匠オリヴァー・ストーン監督が描く。
ひとこと、凄い!
映画の質もさることながら、圧力にも屈せず、
並々ならぬ思いで、この映画の製作陣と俳優たちに敬意を払いたい。
でも、現実、あれから、これだけの告白をしても、アメリカは凝りもせずか・・・
いや、日本然り、世界も・・・、嘆かわしい。


「デス・ウィッシュ」を見た。
45年前ほどか、チャールズ・ブロンソンの名作「狼よさらば」のリメイク。
主演にブルース・ウィリス。「狼よさらば」含め、あの時代の「タクシードライバー」、
「ローリングサンダー」等の狂気性はない。よくある平凡な当たり障りない映画。

「エルELLE」を見た。
「トータルリコール」、「ロボコップ」、「氷の微笑」で一時代を席巻した
ポール・ヴァーホーヴェン監督作品だが、、「ショーガール」でケチをつけてから、
どうも浮上しないどころか、ずっとダッチロール。
本作は、主演女優の度胸ある演技で浮世離れのサイコ色物で仕掛ける。
意外に面白いが、現実味が無さ過ぎ。

「親愛なるきみへ」を見た。
遠距離ロマンスなれど、女が、男を身勝手な言い分で振り回して・・・
結局、元のサヤに収まる・・・。そんなもので、こちらもトキメク訳がない。

映画三昧記2019年3月19日
●僕は夢泥棒。

ハンガリー映画「心と体と」を見た。

ベルリン映画祭最高賞にも輝き、アカデミー賞外国語映画賞ノミネート、
世界の名だたる賞と、絶賛された作品。
孤独で不器用な女と、人生を諦めた男との互いの睡眠時の夢を通じて、
心を紡いでいく愛の物語。
はなから、映像が芸術してる。娯楽作を求める方には酷な映画かもしれないが、
いびつで、近寄りがたい愛の形を、感性豊かな監督の手で、見事な映像美。
まさに、文化香る映画、やはり、ヨーロッパ映画、奥が深い。
また、主題歌も素晴らしい。

映画三昧記2019年3月18日
●僕と永野芽郁。

「君は月夜に光り輝く」を見た。

もっと互いの心理描写を映像で描けない邦画の極み、
会話中心で、話がどんどん進む。
”キミスイ”が余命わずかの強引ふたり行動が、本作は余命ゼロのひとり行動。
だから、どうしても病院内をメインになるので、広がり感はない。
期待感なしで見ているので、こんなものかと・・・
極めつけは、またしても邦画の悪いところ、ラストが近づくにつれ、
これでもか、これでもかと泣かせてやるの怒涛のシーン連続、
もう、ここで終われ!と祈るのみだが、くどくど終わらない。
何故、こうなってきたのか邦画、特に恋愛映画、
想像力をかきたてるエンディングなど、昨今、お目にかかったことない。
映画は、言わずもがな余白、余韻に酔いしれたいのだ。

映画三昧記2019年3月16日
●僕の悲しみのおすそ分け。

「婚約者の友人」を見た。

「8人の女たち」の名匠フランソワ・オゾン監督作品。
1919年、第1次世界大戦で戦死した婚約者、悲しみにくれる残された女性の元に、
婚約者の友人と名乗る青年が突然現れる。
その正体が判明したとき、女性が待ち受ける運命とは・・・
さすが、オゾン!1919年の時代背景を再現するのは大変なことが、
見事なまでに、丁寧に撮り切っている。また、ミステリーにとどまらず、メッセージ性も含み、
揺れ動く心の繊細、オゾンワールド、ここに極まるか!
ヨーロッパ文化ならではの世界観。手放しで好きな映画である。拍手!!!


「白い沈黙」を見た。

サスペンスなのだが、これが、これが拾い物の1作。
少女失踪?誘拐?喪失の両親にたたみかける異常な出来事を
予想を裏切るタッチで、ひたひたと心を逆なでするような描写が上手い。
後半は、まさにヒッチコックの世界。この手でくるか!
アイデアがいい!

「パーフェクト・レボリユーション」を見た。
リリー・フランキー扮する障害者と恋仲に落ちた人格障害の風俗嬢扮する清野菜名との
はじけた恋の顛末は・・・
実話に基づいた話だが、ふたり芝居にちょい疲れる。

「ザ・ボディガード」を見た。
あの「ボディガード」ではなく、ただのアクション映画。されど切れ味は悪くはないが、
話自体が弾まないので、よくある、で、終わる。

「人狼ゲーム・ロストエデン」の前編・後編4時間近く見た。
これも何作もシリーズ化され、人気なのだろうが、もう1作目で、嫌になった訳で疎遠。
まあ、確認作業で見た。ちゃんと丁寧に撮ってはいるが、話自体に無理があり、
説明過多すぎる。映像で語れ!

映画三昧記2019年3月14日
●僕は博学ではない。

本年度アカデミー賞最優秀作品賞に輝く「グリーンブック」を見た。

1960年代、黒人ピアニストに雇われた白人運転手とライブ会場巡るロードムービー。
人種差別に翻弄されながらも、
互いのまっすぐな気持ちがぶつかり合いつつ、実話に基づく友情の物語。
トランプ政権の今だからこそ、あえて製作、受賞へと・・・。
奇をてらわず、淡々と実話に基づき、少し脚色しながらの話の展開は
巧妙に描かれている。何といっても、ラストのセリフは、洋画ならでは。
だから、映画は、また病み付きになる。お薦めの1作。

映画三昧記2019年3月10日
●僕の恋ロス。

「心に吹く風」を見た。

久々に、大人の恋愛映画を見たという感慨。
中年になって、美瑛の地で、高校時代の彼女との再会。
彼女は人妻、彼は、まだ独身。たった2日間、過去の淡い二人の想い出と、
今の置かれた立場が微妙な位置づけで交差する。何も、大きなドラマもない。
大自然に身を任せながら、風と光のごとく思いを重ねる。
何もないから、切なく、愛おしい。韓国の監督、音楽ならではの世界観。
丁寧に丁寧に撮りあげた珠玉の作品、私は大好きです。
*予告編です。

映画三昧記2019年3月8日
●僕は黒い羊?

「響HIBIKI」を見た。

まさに、主演の欅坂の平手友梨奈ワールドか。
小説家をめざす、荒唐無稽映画の真骨頂。
非常識、過激、暴力、仏頂面、目には目を、生と死の綱渡り、
ここまで振り切れば、言うことはない。
前半は、特にいい。後半は、やや置きにいった感は否めないが、ラストの締め方は秀逸。
小説家とか物づくりの世界のジャンルは好きだからなおさら、この手は過激でも面白い。


「フィフティ・シェイズ・フリード」を見た。

1作目から予想外の全世界大ヒットだが、いや日本では、受けずのこの映画、
遂に、シリーズ3部最終作。
個人的には、私は、1作目で、ドはまり、主演のダコタ・ジョンソンの虜になり
2作目も、それなりの出来栄えと、ダコタ情熱も、さらに高まりが・・・
で、最終作で、絶望の駄作を見るハメになりました。
結婚生活ぶり、やっかみの復讐劇と、本当にどうでもいいような展開、
制作費ばかりが上乗せされて、それが逆効果のムダ映画。
ダコタの劣化振りも目に余る。
あの初々しいく、淫靡な1作目、2作目、足元にも、いや、見る価値なし。


「寝ても覚めても」を見た。

付き合っていた男性が突然、姿をくらまし、その後、その男によく似た瓜二つの男と
同棲を始まるが・・・また、前の男が現れ、女はどうするのか?が基本プロット。
前半は、陳腐なセリフが飛び交う、後半がやっと波がきて、
男と女の綾だけに絞って、ぎゅっと濃縮にすればいいのに・・・
賞狙いか、東北の震災、難病をとってつけたように
また、映画してます、ざあとらしい作風も嫌味な感じが、少し、いやらしさが透けて見える。
ただ、ラストの女性のセリフが、この映画の最大の良さかも。

「告発小説、その結末」を見た。
「チャイナタウン」等の名匠、御年86歳、ロマン・ポランスキー監督の最新作。
スランプに陥った売れっ子小説家に、まとわり付く謎めいた女との結末は・・・
作風は確かに水準以上の腕並みだが、脚本が荒いし、何で?がめぐる。
とてもイライラする映画。

「ベルリン・シンドローム」を見た。
ベルリンへの女性旅行者が、現地の猟奇的な男に監禁される物語だが、
どうでもいいような展開が、芸術風に描いているから余計にタチが悪い。
「ライトオフ」の女優さん、あの時は美しかったけど、やけに劣化してる。

「ザ・シャッフル」を見た。
これはドイツ映画。
4人がカードゲームになぞらえ、それぞれの犯罪ドラマを4人が役目を変えて
さて、答えは・・・と、アイデア勝負なのだが、散漫。
オチには到底ならない顛末。安い。

「レッド・ブレイド」を見た。
原案・園子温、総合演出・坂口拓、アクション監督・下村勇二なれど、
アクションも見飽きてくどい。無名俳優の魅力のない演技セリフに呆れる、
結局、アクションより、これがしたいんだな、俳優ごっこを。


映画三昧記2019年3月3日
●僕も2B鉛筆だよ。

「バット・ジーニアス危険な天才たち」を見た。

タイ映画です、やるじゃないか!
カンニングで一山たくらむ天才男女の駆け引きゲーム感覚映画。
ハリウッド映画に育てられた世代ならではの感覚は、お見事。
スタイリッシュな映像、男女の佇まいショット、監督の才能が光る。
ただ、強いて言えば、全体の緊張感シーンのトーン、リズムパターンに強弱を作れば、
なお、面白さが際立ったはず、音楽の使い方がワンパターンなのは惜しい。
まあ、それでは、このカンニングネタで、ここまで見せきれるのは大したもの。
邦画も、うかうかどころか、恋愛コミックの映画化、ヒット小説原作ありきの映画化ばかりに
頼っていては、ジリ貧。もっと、オリジナリティの脚本で攻めなければいけない。
考えさせられる1作。
かなりの昔、インド映画、「踊るマハラジャ」、そして韓国映画「猟奇的な彼女」を見て
驚きにも似た感慨、古くてすみません・・・

映画三昧記2019年3月1日
●僕の予定外。

「9月の恋と出会うまで」を見た。いや1時間25分まで見た。

何故、1時間25分なのか、それは上映中、火災警報誤作動により
映写ストップ、後20分残し、途中で場外に出される、
なかなかない事。返金対応のため帰路。
だから、全部見てないので、とやかく言えないが・・・
そこまでは、アホ臭い。川口春奈だから見にきたのだ・・・
もう、この手のジャンルは右見ても左見てもの状態、これはタイムパラドックス。
いささか、くどい、くどい、未来からのお告げの解明に終始。
ごめん、DVD化されたら、チャプター使用で続き見ます。まあ、想像は出来ますが・・・


「志乃ちゃんは自分の名前が言えない」を見た。

極度の緊張からくる吃音の女子高生をテーマだが、
冒頭から、かなり展開がデフォルメされ、見ていて痛々しい。
小学、中学の時も葛藤があっただろうが・・・そこは描かれず、
主人公のオドオドのいきなり感が違和感。
中盤あたりの映像は、まさに映画してるが、どうも話にのらない。
でも、冷めたラストは悪くはない。

「ハナレイ・ベイ」を見た。
ハワイで息子を亡くし、10年経っても、その喪失感の母親役の
吉田羊のひとり芝居を延々見せられる。
時代錯誤?今更に、この演出?わからない、解せない、何をしたいのやら・・・

「ザ・アウトロー」を見た。
邦題がひどいが、トム・クルーズ作品とは違う。
コピーは、映画史に残る銃撃戦とうたい文句につられ・・・
上映時間は2時間20分、しかし、銃撃戦は冒頭とラストだけで、
2時間近くドラマが延々と続く・・・それも無理ある設定。
締めは、ネタばれぽっいが、「ユージュアルサツペクツ」な終わり方。
騙されるな!

韓国映画「The Wicth 魔女」を見た。
「悪女」の少女アクション風のDVDパッケージに手を出したが・・・
それが、冒頭40分もたわいもない会話ばかり。
やっとラストあたりで、本気出したと思ったが、合間にはさむ無意味な会話がうざい。
「亜人」、「ハンナ」を思わせる、真似事か。次作に続くとか・・・やれやれ。

「はじまりへの旅」を見た。
奥深い森の中で、俗世界からかけ離れた生活を送る親子たち。
もちろん学校にも言っていない。小さい頃から本と親の思想が
当たり前かのように暮らす。そして、精神的に病んだ母が町の病院で自殺をし、
葬儀に出席すために向かうが、そこに待ち受けていた現実とは・・・
社会風刺な映画である。主義主張は自由だが、親のエゴに翻弄される
子供たちの未来とは・・・。
どうものらない、どこか得て勝手でふてくされ感のある生き方に共鳴はない。

「エンド・オブ・キングダム」を見た。
前作「エンド・オブ・ハワイトハウス」が受けたので、シリーズ編。
今作は、ロンドンを舞台にテロ集団が各国の首脳暗殺に、
ほとんどの警備側がテロリスト。ありえない、どんでもないノリだが、
アクションはお金をかけている。腹一杯なるような盛りだくさん。退屈はしない。
ここまでやってくれる、娯楽映画の醍醐味!
オマケにアクションの裏側のメイキングがまたいいから、満腹。

「サスペクツ・ダイアリー」を見た。
人の記憶は疑うが、自分の記憶は疑わない。
そこを上手く突いたサスペンスタッチ風のヒューマンドラマ。
余談ですが、人を言葉で傷つけたことは忘れるが、言われた言葉は、結構、忘れない。
人からもらった物は、忘れるが、あげたものは忘れない。
人間の業というものか・・・。だから、人付き合いも大変です。

「ザ・スリル」を見た。
金持ち夫婦が、卑屈な負け組み二人の男を、お金にまかせて、
どんどん、落とし込んでいく様をグロテスクなまでに描く。
吐き気を呼ぶ展開だが、シチューエンション密室劇も手変え品変えか・・・
アイデアは買う。

映画三昧記2019年2月22 日
●僕の荷造り。

さっそく、「翔んで埼玉」を見た。

お〜麗しの二階堂ふみ様ゆえに見る。
「ヒミズ」での園子温監督の演技指導による二階堂の演技、魅力、衝撃的な作品以降、
あまたの出演作を見てきたが・・・それを超えるものはない。
「美園ユニバース」、「オオカミ少女と黒王子」ぐらいが、まだまだマシなほうか・・・。
何も、二階堂が悪いわけじゃない。ほとんどの映画の話がつまらないのだ。
本作は、完全なるノリノリのおふざけコメディだから、気楽に・・・見る。
結果、やはり、埼玉中心に、東京近郊にお住まいの方にはいいでしょう・・・。
ツボに、はまるでしょう・・・。
こちらは、名古屋近郊・・・、四日市では・・・ネ。そこがつらい。
たとえで言えば、アメリカンジョークを日本人ではネ、みたいに。
全国民が唯一、笑えるポイントは出身者写真大パネル対決は爆笑、間違いなく!
それと、二階堂、GACKT、伊勢谷たちが振り切ってやっていたのは感心です。


「メッセージ」を遅ればせながら見た。

未知の飛行物体、全世界の12ケ所に出現。
各国、コンタクトを取り始めるが・・・
壮大なSF映画、娯楽映画を期待する方にはつまらないかも。
この作品の意図は、そこではない。人間としての崇高なスピリチュアルとして見て欲しい。
とても、深いものを感じる。私は、この映画、はまりました。

「LIONライオン」を、これまた遅ればせながら見た。
インドで5歳の少年が迷子になり、結果、オーストラリアで養子縁組となり、25年後、
彼自身がグーグルアースで、自分の村を探し出し、母親と再会するという実話なので、
この手は、脚本が難しいのだが、どうにかまとめている。
ラストは、もちろんお涙頂戴はお決まり。
アカデミー賞にも6部門ノミネートされたのもうなづける。
だが、真実の重みは、映画では語れない歯がゆさがある。

「顔のないヒトラーたち」を見た。
アウシュビッツ強制収容所の実態が公になったのは、
戦後まもなくではなく幾年か経ってからとは・・・
その事実を裁くためにドイツ人の若き検事が立ち上がるのだが、
大多数を占める残党ナチが、それを阻止する、その困難をまとめた真実の実話映画。
それにしても、ドイツは、映画「アイヒマンを追え」同様、真摯に、この事実に目を背けない、
今でも、ちゃんと映画化している。
日本も見習うべきことである。

「メイズ・ランナー:最期の迷宮」を見た。
1作目が予想外に世界的大ヒット。
内容は仕掛けのある巨大迷路を若者が脱出する物語が売りだが、
結局、クリーチャー映画に成り下がりで、尻すぼみ。
2作目には、どんどんダークになり、砂漠へと舞台、
最終作も、もういいやのつもりが、一応で。
制作費をふんだんに使って、よくあるSF映画タッチ。
わかりきった読める話を、引っ張る引っ張る、早く終われよ!とぶっつきたくなる。
どこにも迷宮らしきものはない。ご都合的な変な駆け引き、ドンパチ映画。

2007年度作品、ニコラス・ケイジの「NEXT」を今更に見た。
レビュー評価は酷評。
2分先の未来が読める主人公が警察と核テロの集団に巻き込まるハードアクションで
そら絵空事、突っ込みどころ満載、でもでも、あなどるなかれ。
私はアクションの描き方に感心する、3秒のシーンでも手も抜かないオッと驚くカットもある。
退屈しない、もうそれだけで充分価値あり。製作陣の心意気もいい!

映画三昧記2019年2月15 日
●僕と戦慄かなの。

「フォルトゥナの瞳」を見た。

架純だから見た。答えわかってはいるが・・・。
やっぱりね。
いつものごとくの昨今のノリの荒唐無稽な物語だから、突っ込みは仕方がないが、
えっ、それ?ラスト、あれっ、話が破綻してる・・・
でも、この世のお方たちは、これでいいんだよね。
は〜・・・”意識高すぎ、高杉くん!”


「クワイエットプレイス」を見た。
メインコピーは”音を立てたら、即死!”なのだが、
主人公達は、音を立てても、即死はしない上、
訳のわからんクリーチャーが時間をかけて襲いかかるのみ。
「エイリアン」か!
コンセプトが面白いのだから、それをいかせ!

「エコライザー2」を見た。
デンゼル・ワシントン主演の当たり役、第2弾。
今度は、しょぼい。アクションは月並み。
ドラマを重視したのだろうが、そこが弱い。

「私の奴隷になりなさい:第2章ご主人様と呼ばせてください」を見た。
第1弾は、団蜜の体を張ったSMで大反響で、本作、2弾は、
主役の女性に、あの日活ロマンポルノの寺島まゆみの実の娘が挑む。
いやはや、二世まで、体を見せられるとは・・・感慨深い。
監督が、知る人ぞ知る城定監督、ついにメジャーデビュー。
巧みに隠微な世界観を作り上げている。間延びはするが悪くない。

すぐさに、「私の奴隷になりなさい:第3章おまえ次第」を見た。
これは、かなりSMよりだから、好きな方にはこちらがオススメか。
2弾、3弾とも、ちょい置きにいった感もあるが、
映画は、確実にしてるし、心意気もいい。絶妙な味付け。

調子こいちゃって、「縛ってあげる」も見た。
ピンク映画のノリだから、内容はB級、いやC級か?
でも、ラストは、いいんじゃない。

「バイバイマン」を見た。
ホラーで、決められたシチュエーションは、「ザ・リング」が、はしりだが、
これは、”言うな、考えるな!”です。名前を呼べば、死を招く。
真っ先に、主役が言ったのにすぐに死なず、周りが死んでいく・・・不思議さ、
ご都合主義。アイデア勝負のホラー界だが、これも尻すぼみ。

「ライト/オフ」を見た。
動画サイトで再生数を誇った映像を、『ソウ』『死霊館』シリーズなどの
ジェームズ・ワンが製作を務め映画化。それなりの作り、メジャー配給のホラーは手堅い、
DVDの特典映像には、惜しげもなく手の込んだラスト映像をカットするあたりが、
ハリウッドは太っ腹。でも、結果、それで良かったと思う。
この英断は日本では出来ないだろう。

「ファインド・ミー」を見た。
泥棒に入った家には、盲目のモンスター変質男が抵抗してくる。
これも、”音を立てるな”です。
このところ、ホラー要素、イコール、密室劇の展開に、嫌気がさしていたが、
はいはい、またまたのあおり感、どうものらない。

「トライアングル」を見た。2011年作だから、今更か。
ループする話だから、またかいなで、批評は総じて悪い。
しかしながら、
冒頭から絵は作りこんでいるし、B級ながら5分見ただけでわかる、監督の力量。
突っ込みどころはあるが、このループは上手いこなし方をしてる。
見てない方は、是非どうぞ。

「デッド・オア・リベンジ」を見た。
胸糞悪い映画。えげつないほど、指図で人の心をいたぶる悪趣味な筋。
一部、世界的には評判いいそうだが、
宗教的要素が含まれるからか・・・
ことらとしては、そんなんいらない。

「ストレンジャーズ/戦慄の訪問者」を見た。
リヴ・タイラー主演だから見ただけ。
実際の事件に基づく。
別荘にて襲い掛かる不審者たちの恐怖を長々と・・・
もう、どうでもいい相変わらずのパターン。

「アイ・スピット・オン・ユア・グレイブ」を見た。
レイプされた女性のリベンジものだから興味はないが、リメイクの上、
シリーズ化されているので後学のため見る。
見せ場は、いかに、復讐の手段に趣向を凝らすかがキモ。
なるほど、この手、好きな人、多いからネ。
だから、日本でも、パクリ的なものも多いのか・・・

ならば、邦画の真似事、「キャンプ」を見た。
これもシリーズ5作目?は〜・・・
学芸会な演技にあまりひねりのない復讐方。
でも、下手に理屈をこねていて往生際が悪い。

「メカニック2:ワールドミッション」を見た。
本作は、1弾よりもパワーアップというか、「007」、「ミッションポッシブル」のようなノリ、
飽きはしないが、贅沢にお金をかけただけで親密感がない。手作り感がない、
1作目は、アクションならサイモン・ウエスト監督ならではの切れ味の良さはない。

「ボーダーライン」を今更に見た。
メキシコの麻薬ギャング王に立ち向かうために罠を仕掛ける筋立て。
アカデミー賞に候補に挙がっただけに手はこんでいるが、
最後は、何だ、こんな話か、です。
ロケ地の撮影の大変さは買う!

「アイヒマンを追え!」を見た。
ユダヤ人を強制収容所に送ったナチス戦犯アドルフ・アイヒマン、戦後逃げ延び、
それを追い詰める検事長と、阻止するナチスの残党との熾烈な駆け引き。
実話に基づいているので、緊迫感はある。
ドイツ映画は、未だに、ちゃんと過去を忘れず映画化する真摯さは敬意。

ラスト・プリンセス 大韓帝国最後の皇女」を見た。
ホ・ジノ監督が4年の年月をかけて脚本を書いた作品。
1920年代、日韓併合、日本統治時代、強引に日本へ留学させられた皇女の実話を
モチーフに映画化。やはり監督の上手さもあるが、反日に偏らず、
丁寧に、あの時代を丁寧に描いている。主演のソン・イェジン、やっぱ美しい。

「あと1センチの恋」を見た。今更にすみません。
10年をかけた、不器用な男女の恋物語。
コメディなノリながら、要所要所にシビアさもはさむ。
こんなカップルいる?みたいなノリだが、
主役の女の子のキュートさが、この映画を持たしている。
面白いし、恋っていいなと思っちゃうところがまたいい。

上記のこんな恋を見ちゃうと、また恋モノが見たくなるのが凡人ゆえ、
「君がくれた物語」を見た。
大ヒットした「きみに読む物語」の原作者だから、
再度、お泣かせがメインかと思いきや、
ほぼ、これまた不器用な男女の辛らつジョークの応酬から結ばれまでが全体を占める。
ラストで何とか締めくくってので救われるが・・・長い。

映画三昧記2019年2月7日
●僕の意味。

「世界一キライなあなたに」を見た。

尊厳死という重いテーマがベースにあるので、
賛否が分かれる映画の感想が多いだろう・・・。
でも、私は、この映画に胸が熱くなりました。
感想を言い表すことが出来ません。
俗的には、主役の女性の行動、言動が好きです。

映画三昧記2019年2月6日
●僕の生き恥。

「七つの会議」を見た。

手放しで面白い!
まさに池井戸潤原作。このジャンル、展開がどうのこうの?も始まらない。
デフォルメしなきや、伝わらないこともある。
ラストもお見事!

あのバブル時代に難なく呑気に就職出来た世代が、今や管理職にいる。
昨今の大企業のデータ改偽装等の問題は、それをにょにつに表している。
自分の保身のみで動くやからに日本の未来をどんどん汚染されている。
それも何食わぬ顔で・・・平然と・・・。”正義”など、死語となりつつある。
やっぱ、この世から、欲がある以上、不正はなくならないだろう・・・
命の重さより、大事な地位か。
だから、あの児童相談所や教育委員会等の対応も然り!
「見殺しにしてしまったんだ!」

映画三昧記2019年2月1日
●僕の怒りを納める手段とは?

「雪の華」を見た。

2003年、中島美嘉の「雪の華」の楽曲に惚れ込み、その日から個人的に、
この主題歌にモチーフに映画化をずっと熱望して早16年か・・・
2019年、やっと・・・映画化、公開・・・感慨深い・・・。
その間にも、東宝配給で、歌をもって、「涙そうそう」、「ハナミズキ」と、映画化されヒット、
「雪の華」だけが、置いてきぼりされていた。
このじくじたる思いが、やっと結実なれど、主役が登坂広臣と中条あやみとくるから
期待はしていなかった。ただ脚本が岡田惠和、唯一の望みか・・・。
映画化されただけで、本望だから、鑑賞後、文句は言うまい、
さりげなく、心に閉じ込めて・・・
と、
思ったが、う〜ん、やっぱ言いたい、
これは、「雪の華」の楽曲の素晴らしさをいかすこともなく、
ただ、最後に流しただけのていたらく。
タイトルも「オーロラ」に変えたほうがいいぐらい。
切なく心に沁みる、この歌の意味などおかいましで、アホなラブロマンスで締めくくる。
いや〜、この16年目にして、この思いなら、映画化されなきゃ良かったな・・・。
つらい。


「ザ・ギフト」を見た。
サムライミ監督の「ギフト」ではない。
人を陥れた過去を持つ夫と妻に迫り来る復讐の手立て。
ある男のギフト、意味深な贈り物、その顛末がいい。
拾い物の一作。


*ここから、書きそびれではなく、あえて、
書かなかった文句タラタラの作品を列挙しました。あしからず。
以下です。

「クリミナルタウン」を見た。
「キックアス」のヒットガールのクロエ・グレース・モレッツ出演だから見た、
高校生銃撃事件の謎解きとか思いきや、その話は深くなく、抑制のない行動ばかり。
終わってみれば、恋バナかいな?

「未来のミライ」を遅ればせ見た。
細田守監督、「時をかける少女」の才気はどこへやら・・・
どんどん、東宝配給に忖度する傾向、今回は大半が子供の駄々っ子ぶりにウンザリ!
ラストあたりは、細田ワールドらしかったが、手遅れ。

「リミット・オブ・アサシン」を見た。
イーサン・ホーク主演のアクション映画。
あの「ジョン・ウィック」の製作スタッフの作品だけにアクションはお手の物だが、
肝心の話は、どうでもいいネ。

「プライド・メアリー」を見た。
これも、「ジョンウィック」チームだけに見たが、またもや話が弱い。

「プレデター2018版」を見た。
1作目のシュワちゃんから、何作も続くが、飽きた、本当に飽きた。

「モーリス・ゲーム」を見た。
あの「女神の見えざる手」の主演女優が気をよくして、今度はギャンブル。
ポーカーギャンブルに興味ないから、すみません、途中で挫折。

「パズル」を見た。
パッケージに、世界の数々の賞で絶賛のうたい文句。
よくある殺人ゲームジャンルだが、あまりにも学芸会ぽく、
ラストも、無理あるオチ。何んでもひっくり返せば言いと言うものでもない。

「RE:デッド」を見た。
これも、世界で絶賛のうたい文句、
殺される夢のサイクルが延々と続く(ここは面白い)が、オチが魔女オチで
訳のわからん能書きで、気が遠くなる。何じゃ、これ?
最初の展開も台無し!

「ドンド・ブリーズ」を見た。
密室での盲目のモンスター男との闘い。何の目新しさもなく、よくある緊張感に
こちらは何も緊張感なし。
SAW以来、、密室劇パターンが増えた。
ワンシチュエーションだから、制作費も浮くのはいいが、
後は、アイデアがしょぼければ、面白さもない。

「バージ」を見た。
1年に一度の限定時間内で、人を殺してもいいという法律が施行された社会で、
いかに立ち向かうのか・・・
これも密室劇に終始する。場所限定では広がりもドキドキもない。

「インビテーション」を見た。
これまた密室劇。世界でも評判とか・・・
で、やれやれ、話引っ張るは常套手段か、度を超えた引っ張り方。
オチが最高なら、我慢もしようが、、やっぱかのオチ。
この手のジャンル、よほどのアイデアを出さないと
映画ファンの目は厳しいよ!

「ガールズ・オブ・トレイン」を見た。
通勤の電車の車窓から、再婚した元夫の新たな妻との姿を垣間見る日々から
その過去に問われつつ、最後には元夫の本当の真実にたどり着く・・・
サスペンスの味付けはちょい新しいが、展開が遅い。


「ブルーマインド」を見た。
スイス映画、評判ということで、ホラーでもない、人魚の話か、いやはや・・・。

「ザ・ボルト」を見た。
銀行強盗とホラーを組み合わせたもの。
手が込んだはわけでもない、話を引っ張っただけ。

「SPL狼たちの処刑台」を見た。
香港映画だけにアクションは体を張ってはいるが、膨らむことはない。

「アメリカン・アサシン」を見た。
パッケージと予告編だけは、派手だが、
中身は、しょぼい。

「スリー・サシンズ」を見た。
女性3人のド派手アクションのパッケージ。
どこがや!

「リベンジ」を見た。
女性監督のリベンジアクションもの。
世界では評判いいらしが、
くどいぐらいに、アクションの緊張感をやたら引っ張る。
もう、勘弁してよ。

「修羅の華」を見た。
韓国映画の暗黒社会ノワール。
もったいぶった演出と間の長さ。魅力なし。

「キリング・ガンサー」を見た。
パッケージはシュワちゃんアップのアクションだが、
出番はラストのみ。
これは、詐欺映画です。

「けんじ君の春」を見た。
ゆるい映画ブームなのか、これもゆるゆる・・・
たぶん、ゆとり世代なせる業か?

「アルビノの木」を見た。
パッケージは意味深でいい。
ふたを開けたら、内容は自然と伝説の世界観を風景で押し付けるが、
監督のひとりよがり。

「女々演」を見た。
女子高生のあるある話には興味はあるが、これはどうでもいい。

「東京ノワール」を見た。
いや、途中で辞めた。
ノワールにこだわった男社会の狂気さはどこにもない。
寡黙なら、いいってもんじゃない。

「いつも月夜に米の飯」を見た。
ごはんが取り持つ人間関係、描けれど、ぐぐっと来るものはない。


映画三昧記2019年1月28日
●僕はご立腹!

「サスペリア:2018版」を見た。

当時、ハリウッド発「エクソシスト」、「オーメン」のホラー映画に負けじと、
イタリア映画発1977年のダリオ・アルジェント監督「サスペリア」は原色を巧みに駆使し、
恐怖の新たな世界に身震いするほどの斬新かつ画期的な衝撃作だった。
個人的には、今でもホラーの金字塔でもある「サスペリア」を、リメイクするという。
それも主演には「ヒフティ シェイズ オブ グレイ」のドコタ・ジョンソンとくる。
現代で、どう、生まれ変われるのか?満を持して・・・
は〜っ!何だ、これ!2時間32分、延々と芸術ぶって、
製作陣のみが楽しんでいる、エンターティメントのかけらも何もない、
ただただ無意味なシーンと魔女婆たちの女子会と前衛的な踊りを見せれるのみ。
本家「サスペリア」にリスペクトもない。あるのは監督の悪趣味のみ!
はらわたが煮えくり返るを通り越して、情けなくなる。
こんな映画を配給するギャガさん、何をしてるんだ!
怒り心頭の最悪な映画、
「決して、こんなしょうもない映画、見ないで下さい!」のコピーをお付け下さい!
あ〜、やっぱ、腹が立つ!!!!!!!!!

映画三昧記2019年1月25日
●僕は黙秘する。

「十二人の死にたい子どもたち」を見た。

あの驚愕のSAWソウ以来、
この手のジャンルで手買え品買え作品、多しだが・・・
まあ、邦画だし、R指定でもない、
でも、何かやってくれるとちょい期待!
が、
いやはや、見事に肩透かし、
やっぱりね!です。
ネタばれでいいませんが、タイトルをあえて変更、
いやパロディ映画にすれば、
ずばり、タイトル、
「瀬戸内寂静と十一人の死にたい子どもたち」はいかがでしょうか?
瀬戸内さん、すみません。

映画三昧記2019年1月19日
●僕の背中でお泣き。

「マスカレードホテル」を見た。

見たら、アカン!と心の声が聞こえる・・・。
鑑賞後、やっぱネ。でした。
東野圭吾原作の映画化、ここ最近作は駄作が多い。
それに応える?かのように、またやってくれました。
マスカレードホテルに、殺人事件が起きる?
容疑者はお客の中にいる?
やれやれ、あおってあおって、
映画の中味は、ほとんど、デフォルメされたクレイマー客対応に終始。
犯人が、ここまで用意周到???(呆れ帰る程度)にやっていながら・・・
最後に最後に、ドアホもいい殺意と方法、唖然となる。
フジの2時間枠ドラマで充分です。

映画三昧記2019年1月18日
●僕と身近な人。

「しあわせの絵の具」を見た。

幸せは、ささやかなところにある。
なおさら、それに気付かされる良作。
主演二人の演技もさることながら、監督の感性もいい。
実話を描くのは大変難しいが、さりげない描写が心地いい。
素晴らしい作品。

映画三昧記2019年1月16日
●僕は真実に背けない。

「ヒトラーを欺いた黄色い星」を見た。

あの戦時下の中、ベルリンに潜伏していたユダヤ人はおよそ7000人もいたという実話。
結果、生き残れたのは1500人ほど、その中で実在の人物4人に焦点を当てた映画。
時折、本人のコメント、当時の実写風景映像と共に、どう潜伏し生き延びてきたのかを描く。
あまり語られなかった真実に驚く。
必見です。


「女神の見えざる手」を見た。

ディベートが苦手な人には苦痛でしょう・・・。
そこは我慢のしどころ、ちょい見る根気はいる。
あ〜言えば、こう言う、無理ある内容と、セリフのボクシング映画なれど、
ラストの必殺どんでん返しは一撃は、あっぱれ!
上記のコピー通り、”彼女がアメリカを毒で正す。”
救いあるエンディングの終わり方も上手い。
面白い!

映画三昧記2019年1月13日
●僕と玉城ティナ。

「男と女、モントーク岬で」を見た。

初老の作家と17年ぶりに再会した別れた彼女。
熟年ならではの映画。
「ブリキの太鼓」の名匠フォルカー・シュレンドルフが自分の過去を清算するかのごとく
自伝的な大人の恋物語。
私みたいな優柔不断な男には、おわつらいの作品。


「わたしに××しなさい!」を見た。

コミックの映画化で、そう期待感はなかったが、
玉城ティナがあまりにも可愛いので、ついつい見ちゃう。
画が映えるティナのアップ。
意外な拾い物な出来栄え。


「空飛ぶタイヤ」を見た。
原作は「下町ロケット」、「半沢直樹シリーズ」の池井戸潤らしく、
飽きさせないストーリー展開は、なかなかのもの。
長瀬智也をはじめ豪華出演者が持ち味を発揮し、
本木克英監督の職人技の腕も光る。
これぞ、松竹のお家芸か。

映画三昧記2019年1月11日
●僕から黒糖は出ない。

「アリー スター誕生」を見た。

かれこれ40年前に見た・・・、バーブラ・ストライサンドの「スター誕生」の感動が
未だ冷めやらぬ思いがあり、レディ・ガガに食指はのびなかった。
が、
見なくては、比べようがないか・・・遅ればせながら・・・
う〜ん、前半1時間で全力疾走、充分、メインデッシュのオンパレード編集、
息つく暇もないはオーバーだが、もうここで、スター誕生!
で、後半、どうするの?案の定です。
演技しだした・・・。間を持たすドラマに変貌する。
いくら、最後にガガが熱唱しても、ドラマは尽きていた・・・
感動を呼び起こすまでには、到底行かない、
要は、ペース配分を間違えると、こうなる悪い典型。
ただし、レディ・ガガの演技、ブラッド・リー・クーパーの歌には
唸らせるものはある事は確かだ!

映画三昧記2019年1月8日
●僕と根菜類。

「アストラル・アブノーマル鈴木さん」を見た。

松本穂香主演だから見た。誰、ソレ?
名作アニメ「この世界の片隅で」のTBSドラマ化の主演すず役、
わかりやいのは、auのCMの女高生役、
可愛いでしょう。

なら、わかるネ。
感想は、こんなニュアンス、新しい、はじけて、セリフいいでしょうを
はらわた煮えくり返るほど、やってくれる。
本当に腹が立つ映画の極み、あ〜腹が立つ!

映画三昧記2019年1月7日
●僕の背後には・・・

今更にというか、見損ねてた「二重生活」を見た。

教授から哲学論文のテーマを、”理由なき尾行”を提案された女子大生が
面識のない妻子ある男を徹底的に追い始めていくが・・・
人間の本質を、新たな切り口で捉えた作品。
主人公は門脇麦、同棲中の彼は菅田将暉、尾行される男に長谷川博巳。
泥沼のこの世界観は、理解しなくてもいい、感性で見てほしい。
ただ、後半部分が甘すぎるかな・・・

映画三昧記2019年1月4日
●僕が立案していい?

「souvenir the movie 〜Mariya Takeuchi Theater Live」を見た。

竹内まりやのライブムービー、映画料金は破格の2800円。あれま〜!
結婚してからは、ライブ活動、20年間で3回だから、貴重なライブセレクト編集と
思いきや、曲目は、そう多くない。曲に期待した方は、あれ〜っ!か、だって、くどいようですが、映画料金、破格の2800円でっせ。
インサート編集には、達郎、まりや専用のスタジオ紹介もあり、そこで日中夜、粘って1曲ずつ歌いこむそうだ。最後には確認で、アナログのカセットに落とし込んで聞いてOKを出すという、初耳のお話。後は、達郎が妻まりやの凄さを語ったり、まりやが達郎との濃密な信頼関係をてらいもなく、休暇のロスの模様などを散りばめて、エンディングはMVで最新曲の”いのちの歌”で締めくくる。
この映画のレビュー評価は総じて高いが、値段に伴わないと思うのは私だけかな・・・
まあ、1番大好きな曲、ユーチューブでは流れてはいるが、大画面での「駅」の楽曲は
何度、聞いても、こころに沁みる・・・。私の失恋ソングでもありますから・・・
再度、まりや自身は、この2800円の料金設定に意を唱えなかったのかな・・。


「死の谷間」を見た。

核汚染された地球に唯一か、汚染さていない小さな谷間で暮らす女がひとり。
そこへ、迷い込んだ一人の黒人、そしてまた白人の男がころがりこむ・・・。
生きていくために模索する三人の生活が始まる。
これだけのシチュエーションで不思議な位、飽きない。
ラストシーンは意味深。これが邦画にはない良さだ。


「フィフティ・シェイズ・ダーカー」で、あまりにもダコタ・ジョンソンが可愛いので、
もう一度、再確認というか、前作の「
ヒフティ シェイズ オブ グレイ」のダコタを見たくなる。

やっぱ、可愛い。というか、タイプ。
ハリウッド女優で、こんなに好きになったのは久し振り。
(*二階堂ふみ様、お許し下さい。)

映画三昧記2019年1月2日
●僕の新春は、架純で始まった。

「かぞくいろ RAILWAYSわたしたちの出発」を見た。

”聖ひじり”ではなく、架純で、2019年映画見初め。
RAILWAYSシリーズ、本作が3作目。
1作目は、中井貴一主演で夢を捨てきれず脱サラの電車運転手をめざす話。
2作目は、三浦友和主演で、電車運転手の夫と妻の心情に趣を置いたが、
本作は、複雑な家族関係に焦点を当てて、有村架純の運転手ぶりが目玉。
突っ込みどころ満載だが、なかなかに感動を呼び込む・・・、
後半の大事なところで致命傷のシーンとして、子供が架純にあまりにも残酷な
セリフを吐くところで、興醒め。えっ、これ、言わすか?です・・・
とにかく、無茶と、雑な展開を、脇を固める国村準の演技で助けられている。
泣きどころのツボは、押さえてあるので、新春に架純も、いいもの。


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制作:chuei.jp
四日市中映シネマックス

STAFF: Setuo Watanabe  Namiko Tati  Tiaki Kobayasi  Mika Tutui
THANKS: Yasuo Itou  Yosiyuki Oota  Hiromitu Ootuka  Turukiti Suzuki  Tosimizu  Miki Nakamura